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公開日:2019.04.11
更新日:2021.04.30

連載ネットのいろは

vol.22

ごみ箱に入れてもファイルは削除できていない? ごみ箱の正しい使い方

デスクトップのごみ箱の使い方、間違っていませんか?

ファイルをごみ箱にドラッグ&ドロップしたり、デリートキーでごみ箱に移動したりしても、完全に削除されていないのをご存知ですか?

今回はごみ箱に残ったファイルを完全に削除する方法、一定期間で自動削除される設定、誤って削除してしまった際の復元方法など、ごみ箱の基本をご紹介いたします。

ごみ箱のファイルを完全に削除する方法

「ごみ箱を空にする」でファイルを完全に削除しよう

デスクトップのごみ箱アイコンを開いた事はありますか?実はここに削除したファイルが保存されています。保存されているという事は、データ容量も消えずに残ったまま。

では、どうすれば完全に削除できるのか?答えは「ごみ箱を空にする」処理の実行です。

方法はツールバーにある「ごみ箱を空にする」をクリックするか、デスクトップのごみ箱アイコンを右クリックすると表示される「ごみ箱を空にする」のクリック。
すると、ごみ箱内のファイルは完全に削除され、ハードディスクの容量も空きます。

ただし、完全に削除してしまったファイルの復元はとても難しいため、本当に必要ないものなのか慎重に考える事をおすすめします。

ごみ箱のファイル削除に便利な2つの機能

ごみ箱に保存せず完全に削除する設定

Windowsには、ごみ箱にファイルを保存せず、完全に削除する設定があります。定期的に「ごみ箱を空にする」処理の実行をするのが面倒な方に便利です。
設定後はファイルをごみ箱に入れると「この○○を完全に削除しますか?」という確認メッセージが表示され、「はい」を選択すると完全に削除されます。

■Windows10での設定方法
ごみ箱のアイコンを右クリック→プロパティ→「ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する」にチェックを入れる。
※「削除の確認メッセージを表示する」のチェックを外すと確認メッセージが表示されずに削除されます。

ごみ箱のファイルを一定期間で自動削除する設定

ごみ箱には「○日以上経過したものを削除する」という、一定の期間が過ぎると、ゴミ箱のファイルを自動で削除する機能もあります。
この設定の場合、指定した期間内であればゴミ箱に入れたファイルが必要になった際に、ファイルの救出が可能です。

■Windows10での設定方法
スタートメニューの「歯車」アイコンをクリック→Windows の設定の「システム」をクリック→「ストレージ」をクリックして「ストレージセンサー」を「オン」にする。

誤って削除してしまった場合に便利な「データ復元」の方法

注意していたのに、誤って大事なファイルを削除してしまった!
ここからは、そんな時に役立つ「データ復元」の方法をいくつかご紹介します。

1.専用のソフトウェアを利用する

削除してしまったファイルをリカバリー(復元)するソフトを使用する。
ソフトの種類は無料で使えるフリーのものから有料のものまで様々ですが、有料ソフトの方が復元できる確率が高いとされています。
どちらも100%成功するとは言い切れませんが、復元できる可能性はあるでしょう。

2.業者に依頼する

パソコンの修理やデータの復旧を行う専門業者に依頼する。
削除してしまったファイルがどうしても必要な場合、専門業者に依頼した方が復元できる可能性が高いです。
ただし、費用がかかってしまうかもしれませんので、ファイルの削除は慎重に行いましょう。

3.シャドウコピーを使う

シャドウコピー機能を使って復元する。
Windows のバージョンによりますが、ファイルを自動でバックアップするシャドウコピーという機能があります。バックアップ(過去)のデータなので、最新状態での復元ではありませんが、大変便利な機能です。

ただし、システム保護の機能が有効かつ、ごみ箱に削除したデータがどこに入っていたのかを覚えている状態でないとパフォーマンスを発揮できません。
ですので、この方法は対処法というより予防法になります。
今後、何かあった時のための手段として活用するのがおすすめです。

■参考記事
ネットの知恵袋 Q. 「ディスク容量不足」と表示されます - チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_pc-operate93.html

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チエネッタ編集部

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