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2019.06.06

連載あなたを守るセキュリティー講座

vol.34

ウイルスに感染!?不安をあおる「偽セキュリティー警告」

ウイルスに感染!?不安をあおる「偽セキュリティー警告」

Webサイトを見ていたら突然、「お使いのコンピューターはウイルスに感染しています」という警告画面が。 しかし、このメッセージは、実際のウイルス感染の有無に関係なく表示される、偽の警告かもしれません。なのに、慌ててこのメッセージに従い誘導通りに操作してしまうと...。

今回は「偽セキュリティー警告」の手口と対策についてご紹介します。

有償ソフトウェアの購入等に誘導する「偽セキュリティー警告」

この「偽のセキュリティー警告」は10年以上前から存在する手口で、サイトの閲覧中に突然、「お使いのコンピューターはウイルスに感染しています」「Windows のシステムが破損します」「○○○個のシステムの問題が見つかりました」「○秒以内に対応しないとデータが全部削除される」といった内容で、ポップアップ画面やサイトの警告画面に見えるよう表示されます。
このようにユーザーの不安をあおり、パソコンの修復が必要と思わせて、有償のセキュリティーソフトをダウンロードするように誘導されます。

しかし、これらは実際のウイルス感染の有無に関係なく表示される、偽の警告なのです。多くの場合これらの画面は、サイトのポップアップ表示、広告表示の機能を用いて表示しているだけです。
ここで慌てて画面の表示に従い誘導通りに操作してしまうと、不要なソフトを購入させられたり、その際に入力した個人情報を盗まれたりする危険性があります。

また、警告画面と同時に警告音や警告メッセージを音声で流して不安をあおることが確認されており、さらに最近では正規のサービスとみせかけるために、実在の大手企業のロゴが使われ、もっともらしく見せかけている場合もあります。

もし「偽セキュリティー警告」による、料金請求の画面が表示されたら

正規のセキュリティーソフト等による表示でなければ、実際のウイルス感染によるものではありません。そのまま無視して画面を閉じましょう。画面が閉じられない場合は、タスクマネージャー(Windows OSの場合、画面下端のタスクバーを右クリック)からブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動してください。念のため、一旦、パソコンをインターネット環境から隔離すると安心です。

セキュリティーソフト導入済みの場合、警告画面が出現することはあります。しかし、通常の設定ならそのまま自動で防御、駆除されます。ウイルス駆除のために追加で料金を払うようなことはありません。

このような「偽」と思われる警告画面が出た場合、すぐにクリックせずメッセージを見極めましょう。慌てず落ち着いて対応することが大事です。
しかし、万が一ソフトを購入してしまった場合は、システムの復元や初期化を行うとともに、最寄りの消費生活センターに相談してください。

被害に遭わないための3つの対策

1.信頼できるサイト以外でダウンロードをしない

信頼できるWebサイト以外でフリーソフトやコンテンツをダウンロードしないようにしましょう。
特に有償コンテンツの「無料ダウンロード」は怪しいと考えましょう。少しでも怪しいと思うものはうかつにダウンロードしないことです。

2.むやみにバナーや広告をクリックしない

怪しいバナー広告・ポップアップ広告はクリックしないようにしましょう。
クリックする前にそのWebサイトは信頼できるかを十分に確認しましょう。

3.正規のセキュリティーソフトを利用する

正規のセキュリティーソフトを利用しましょう。その際は、偽セキュリティーソフトではないか必ず確認を。
正規のものかどうかの判断は、大手の家電量販店で販売されていることが目安となります。
巧妙化するコンピューターウイルスに対抗するためには、常に最新版にアップデートしておくことも大切です。


■参考記事
よく分からないメッセージでインストールを促された - ネットの知恵袋
https://flets-w.com/user/point-otoku/knowledge/pc-operate/pc-operate19.html

偽のセキュリティ警告表示による詐欺が急増 - トレンドマイクロ
https://is702.jp/news/3345/

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