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公開日:2019.12.06

連載ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ

Q. 「ハッシュタグ」や「SNS映え」って何ですか?

写真:「ハッシュタグ」や「SNS映え」って何ですか?

最近、インターネット上で「ハッシュタグ」や「●●映え」という言葉をよく見かけます。 一体どういったものなんでしょうか? また、他によく使われる言葉はありますか?

A. SNS独自の機能や操作などから浸透し、簡略化・口語化したインターネット用語です

インターネット上のSNSや掲示板、動画配信サイトなどで利用される用語を「インターネット用語」といいます。

インターネット用語の中でも、インターネット上で広く普及したSNS独自の用語は「SNS用語」と呼ばれています。

多様化するSNSの特徴を活かして、利用用途に合わせて複数のSNSを使い分ける人も増えてきました。そのため、SNS独自の機能や用語を大まかに把握しておくと、SNS用語を理解しやすくなりますよ。

ここでは一例として、日本で利用者数の多い「Facebook(フェイスブック)」、「Twitter(ツイッター)」、「Instagram(インスタグラム)」をはじめ、インターネット上でよく利用されるSNS用語を紹介します。

■ Facebook(フェイスブック)

ビジネスパーソンによる実名登録が多い。 企業が公式ホームページ代わりにユーザーアカウントを公開している場合もある。 メッセージの文字数制限がなく、画像・動画なども投稿が可能。

■ Twitter(ツイッター)

個人の匿名性が高く、企業もより親しみを持った投稿が多い。 短文(全角140字、または半角英数字280字以内)で気軽にメッセージ・画像・動画を投稿できる。 リアルタイム性が高いため、情報共有・拡散の効果が高い。

■ Instagram(インスタグラム)

若年層や著名人を中心に利用されており、マーケティングに活用する企業も多い。 ハッシュタグを活用した検索・交流が多く、メッセージよりも画像・動画などの視覚的なプロモーションをメインとした投稿が主流。

ハッシュタグ

単語や文字列の前に「#」(ハッシュ記号)を付属してラベル化したもの。
文頭に「#」を付属すると、後に続く文字をひとまとめにした「ハッシュタグ」になる。
【例】
#カフェ巡り
#旅の思い出
#●●好きな人と繋がりたい

SNS上でテキストや画像を投稿する際にハッシュタグを付属することで、ハッシュタグ検索の結果に反映されるようになる。
SNSの機能を利用して同じハッシュタグが付属された投稿を一覧で確認できる。
「hash」(英語)+「tag」(英語)を組み合わせた単語。
「hash」(英語):薄切り、細かく切る、寄せ集め
「tag」(英語):付け札、テキストデータ中に埋め込む記号や文字列

SNS映え(インスタ映え)

Instagramを中心に広く使われる用語。
画像・動画共有SNSであるInstagramなどのSNSユーザー層が好む、写真に映えるような風景・人・モノのこと。
「●●映え」や「映え」と呼ぶこともある。

バズ(バズる)

インターネットを利用してSNS上で注目され、爆発的に話題になること。
ポジティブな話題性から注目され、爆発的に情報が拡散されることを「バズる」「バズ現象」と表現する。
「Buzz」(英語):ブンブン飛ぶ、忙しく動き回る、がやがや言う、噂をする、ざわつく(ざわめく)

インフルエンサー

他者へ影響力のある人物または事象のこと。
インターネットあるいはSNSを通して他のユーザーに影響を与える情報を発信する個人のこと。
「influence」(英語):影響、感化力、勢力、コネクションを持つ人、影響を及ぼす人、誘導

パクツイ

Twitter用語。
第三者または既知の人物の情報を流用・改変した情報を、自分のアイデアや事実としてユーザーアカウントに投稿すること。
盗用・窃盗を表す「パクリ」行為を「ツイート」というTwitter上の投稿形式で行なうため、「パクリツイート」、省略して「パクツイ」と呼ばれる。

ネット炎上

不祥事や失言などのネガティブな情報がインターネット上で話題となり、批判・非難・誹謗が集中すること。
「バズる」とは異なり、ネガティブな話題性を持つ内容であることをあらわす。
ネット炎上で噂が広まったことで社会問題となり、実際に訴訟問題に発展するなど経済的な損失を及ぼした事例もある。

エゴサーチ

インターネット上で検索機能で、自分にかかわる固有名詞などの特定のキーワードを用いて検索を行なうこと。
検索結果で該当するキーワードが検出され、話題にしているSNSのユーザーアカウントや、インターネット上のWebサイトなど口コミ・評判・評価を確認できる。

アカウント

SNSを利用する上で必要となるユーザーアカウントのこと。
SNSごとに定められた規約に従って利用する上で、ユーザーアカウントを取得する必要がある。
ユーザーアカウントごとに必要な情報を設定し、運営事業者が定める規約に従って利用することができる。
また、ユーザー同士でお互いのアカウントをフォローし合うことでコミュニケーションを図ることもできる他、迷惑行為を行なった場合はSNSを提供する運営元へ通報したり、ブロックなどの対応もできる。
SNSごとに定められた規約に違反した場合はユーザーアカウントが停止し、利用できないような措置が取られる場合もある。
「account」(英語):収支報告書、口座、勘定、重要性 、(利用する)権利

いいね ・Like ・ハート

SNS上に投稿された内容について、好き、楽しい、支持するなどのポジティブな意思をあらわす機能のこと。
SNSによっては自分が「いいね」した投稿をまとめて確認できる機能もあり、Webブラウザーの「お気に入り」や「ブックマーク」代わりに利用する場合もある。

RT(リツイート)・シェア

SNS上に投稿を共有・拡散する機能のこと。
「SNSによってRT(Retweet・リツイート)、シェアなど機能名が異なる。
他のユーザーアカウントのツイートを、自分のフォロワーのタイムラインに原文のまま再投稿(拡散)するか、引用する形で再投稿する。
「Share」(英語):共有する、共用する、分配する、分け合う

フォロー / フォロワー

【フォロー】
SNS機能を利用して、自分のアカウント上で特定のユーザーアカウントをフォローすること。
フォローすると、自分のタイムライン上にフォローしたユーザーアカウント上の投稿が表示されるようになる。
「follow」(英語):不足を補う、何かを追う、補助や処置を行なう

【フォロワー】
自分のユーザーアカウントをフォローしているユーザーアカウントのこと。
フォロワーのタイムライン上には自分のユーザーアカウントの投稿が表示されるようになる。
フォローされることで、自分のユーザーアカウントの「フォロワー」数に反映される。
「follower」(英語):リーダーを補佐する人、後に続く人

公開範囲

SNS上で反映されるユーザーアカウントや、投稿内容の公開範囲を設定する機能のこと。
すべてのユーザーアカウントから自分のユーザーアカウント上の投稿内容を閲覧できるようにしたり、一時的に特定のユーザーアカウントからのみ閲覧できるように変更したりするなど、ユーザーの任意で公開範囲を設定できる。
SNSによっては投稿する内容ごとに公開範囲を変更できる場合もある。

よく利用されるSNS用語の紹介は以上です。

SNSで話題! ネットで話題!

近年では、「新語・流行語大賞」でSNS用語がノミネートされる機会も増えています。
SNSで支持を得たキーワードがテレビや新聞などのメディアに取り入れられることで、自然と会話にも登場しやすくなりますよね。

日本語が時代によって変化していくように、SNSを利用するユーザーの興味や流行などの変化に合わせて、SNS用語はこれからも独自に変化していくことが予想されます。
インターネット上でSNSを日常的に利用したり、知らないトレンドキーワードやハッシュタグの意味を検索したりするうち、いつのまにか流行のSNS用語が身についているかもしれません。

SNSを利用する上で気をつけたいことなどについて、詳しくは次のページをご覧ください。
■ネットの知恵袋 Q. SNSで気をつけることってなんですか?
https://flets-w.com/chienetta/communication/cb_internet26.html

※この記事は2019年12月6日現在の情報です。

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チエネッタ編集部

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