チエネッタ

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2018.01.11

連載好きを叶えた人たち

vol.02

誰でもカンタン!YouTubeで始める主婦クリエイターへの道

写真:誰でもカンタン!YouTubeで始める主婦クリエイターへの道

小学生の憧れの職業でもある「YouTuber」。実は主婦の中にも、動画投稿することで人気者になり、人生が開けた!という方がいます。その1人が、料理を英語で紹介する動画を投稿し、海外からも注目を集めている辻内道代さん。数十万アクセスを集める人気YouTuberですが、始めたきっかけはふとしたことで、その後これまで無理せず、自然体で続けているとおっしゃいます。今回は辻内さんに、誰でもカンタンに始められる「動画投稿のコツ」をお聞きしました。

写真:辻内道代

PROFILE

辻内道代
北海道在住。友人にすすめられたのを機に、YouTubeへの動画投稿を始める。最初は折り紙などの動画を投稿していたが、和食を中心とした料理動画を投稿するようになり、アクセス数が増加。世界中に視聴者がいる料理系YouTuberとなる。娘さんもときどき動画に登場。辻内さんのYouTubeチャンネルは「BraLadyJapan

元気なことを友達に知らせたかったのがきっかけ

写真:辻内道代さん インタビュー

YouTubeに動画を投稿し始めたのは、いまから7年前。友人に「YouTubeというおもしろいサイトがあって、自分が好きな動画を投稿できるよ。作ることが好きだったら、やってみたら?」とアドバイスされたのがきっかけです。そのころ既にYouTubeの存在自体は知っていたのですが、自分が「投稿者」になるなんて思ってもみませんでした。ただ、手芸や料理など「何かものを作ること」が好きだったので、「じゃあやってみようか」という軽い気持ちでスタートしました。最初は何を投稿していいのかわかりませんでした。でも、学生時代にノルウェーの友達と文通したり、結婚前にカナダに半年間ワーキングホリデーで滞在したことがあって、海外に知人や友人がいたので、その人たちに、世界中に動画を発信できるYouTubeを通して、「私は元気だよ」ということを伝えようと思ったんです。

「日常的にしていること」を題材にする

はじめのうちは、折り紙を折る様子などを撮影して投稿していました。ほかにも、子どもとダンスをしている様子を投稿したり、本当に気軽な気持ちで動画を投稿していました。でも、1年ほど経ったころから、「ちょっと驚きがあるような動画を投稿したらどうなるだろう?」という好奇心が芽生えてきたんです。といって、難しいことはできません。そこで思いついたのが「料理」。料理なら毎日やっていることなので、それを撮影するだけですぐに動画ができます。それに、家族だけでなく、たくさんの人に作り方などを見てもらったら面白いんじゃないかなと。それが料理動画を投稿するようになった動機ですね。最初は、日本語でレシピを紹介していましたが、やっぱり人と違うことに挑戦してみたいなと。海外にいた経験から少し英語ができたので、英語でレシピを説明する動画に切り替えました。

写真:YouTube動画キャプチャ おいしい団子の作り方
▲どんな料理を作るかを、日本人でもわかりやすい英語で説明する辻内さん。
写真:YouTube動画キャプチャ おいしい団子の作り方(三色だんご)
▲「三色だんご」の作り方。誰でも簡単にできるのが辻内さんレシピの特徴。

ダイレクトな反応がおもしろい!

始めたころは、YouTubeに料理動画を投稿しても、あまり反応はありませんでした。でも、料理好きの人が動画を見てくれて、私のチャンネルのリンクを張ってくれるようになり、そのリンクをたどって新しい視聴者が見に来てくれるようになりました。そのころからですね。反応が増えてきたのは。とはいえ、何か特別なことをやったわけではありません。投稿しているうちに視聴者が増えていった、というのが本当のところです。それに、毎日投稿していたわけでもないんです。いまも昔も、気が向いたときに不定期で投稿するのが私のスタイル。長く続けることで、だんだんと視聴者が増えていったような気がします。YouTubeの楽しいところは、コメントがダイレクトに返ってくるところです。いいコメントもそうでないコメントも、私にとってはすべてがおもしろい!生卵を使うレシピに対して「え!卵を生のまま使うの?!」なんてコメントが返ってくることもありますが、たとえマイナスのコメントであっても、次の動画やレシピを考えるときの参考になります。また、どの国の人が何人くらい見に来てくれているか分かるところも、YouTubeの面白さ。国別の視聴者数を見ると、最近はベトナムの方が多いですね。

写真:辻内さんのYouTubeチャンネル コメント画面
▲辻内さんのYouTubeチャンネルに寄せられるコメント。ほんのひと言だが、これがすごく楽しいのだとか。

大がかりな機材がなくても動画はできる

動画投稿は、誰でも気軽にできるものだと思います。「やってみたいけど、何を投稿していいのかわからない」という方の場合は、自分が「やりたいな」「楽しそうだな」と思えるものから始めてみてはいかがでしょうか。例えば、動物のかわいい動画を投稿し、親戚や友達に見てもらう、という感じでかまわないと思います。それに、動画撮影に大がかりな機材は必要ありません。私が使っているのは、基本、デジカメとパソコンだけ。動画を編集するソフトも、パソコンに最初からインストールされていたものです。BGMも無料のフリー素材サイトからダウンロードしています。レシピは、買い物や家事をしているときに思いついたものを、いつも持ち歩いているノートにちょこちょこと書いている程度です。こうすれば、合間の時間を使ってアイデアをためておけます。動画の撮影もせいぜい1時間くらい。やりたくないときは無理してやらない、趣味の延長線上でやるというふうに、肩の力を抜くことが、続ける秘けつだと思います。

写真:辻内さん愛用の撮影道具
▲辻内さん愛用の撮影道具。大がかりな機材は一切使っていない。

おいしく見せるための"小ワザ"とは

私の動画はとてもシンプルで、料理風景を撮影しているだけ、というものが多いですが、「おいしそうに見えること」だけは意識しています。少しの工夫で案外簡単にできるんですよ。

★小ワザその1★ 電球にアルミ箔を張って料理を照らす

...電球の背後にアルミ泊を張ると、やさしい光になります。これで料理を照らすと、撮影に適したほどよい明るさに。

★小ワザその2★ カーテンをしめて日光が入らないようにする

...料理に影が映り込まないよう、日中の撮影ではカーテンをしめています。影がないだけで、料理がきれいに見えます。また、影による時間帯の特定もできないので、住んでいる地域の特定を防ぐことができます。

★小ワザその3★ ミニ三脚を使うと、手元の撮影時に便利

...手元をアップで撮影したいときは、手のひらサイズのミニ三脚を使っています。そこにコンパクトデジタルカメラをつけ、料理しているすぐそばに置くだけ。高さが足らなければ、本を積めば大丈夫です。

写真:ミニ三脚とカメラ
▲ミニ三脚はリーズナブルな上、取り回しがしやすいのがメリット。

視聴者に喜んでもらうための心がけ

私自身、いろいろな動画を見るのが好きなので、視聴して「これはいい!」と思ったことは、自分が動画を撮影する際にも活用しています。「ちょっとした心がけ」ですごく見やすくなるんですよ。

●心がけその1● 動画は3〜5分にまとめる

...長時間の動画は、視聴者が飽きてしまうので、1本の動画につき2〜3分、長くても5分くらいに収まるように編集しています。

●心がけその2● 撮り方のうまいYouTuberのアングルを参考にする

...「うまいな」と思うYouTuberさんの作品を見て、アングルを研究しています。カメラの角度や位置をどうすればいいか、自分なりに考えられるようになります。ちなみに、画面の中心に自分が映らないように撮影すると、あとで字幕を入れるときに困りません。画面の右側に自分が映るように撮影すれば、左側に字幕を入れることができます。

●心がけその3● 読みやすい字幕にする

...字幕の色が薄かったり、背景の映像に溶け込んだりすると、文字が読みにくくなります。文字に影をつけるなどの工夫で、レシピをしっかりと見られるようにしています。テレビ番組のテロップも参考になりますよ。

写真:動画キャプチャ 巻きずしを巻く様子をほぼ真上から撮影
▲ほぼ真上から撮影すると、全体がよく見えて伝わりやすくなるそう。
写真:動画キャプチャ 大きいフォントで字幕
▲わかりやすい動画にするためにも字幕は重要。はっきりと見えるような色・フォントを選ぶのがコツ。

「楽しい」と思えることから始めてみよう

写真:辻内道代さん インタビュー

私にとって動画投稿は「思い出の動画アルバムづくり」です。だから、肩肘張らず、したいときに動画を撮影して投稿しています。あまりこりすぎると疲れてしまいますが、「ほどほどでいい」と思っていれば、自然体で長く続けることができます。動画の投稿を始めて良かったなと思うのは、出会いが広がったこと。YouTubeのコンテストで入賞してからは、動画でしか見たことのない人気YouTuberさんに会う機会もいただき、娘といっしょに記念写真を撮影させてもらうなど、楽しい思い出が増えました。デジカメを持っていなくても、いまはスマートフォンさえあれば、きれいな動画が撮れる時代です。まずは楽しむことが大切。気軽に始めてみてくださいね。

【コラム】「チエタネくん」をモチーフにした動画公開!

今回の記事を記念して、辻内さんに、チエネッタのマスコットキャラクター「チエタネくん」をモチーフにしたお料理動画を制作・投稿してもらいました。ぜひ、下記の動画をクリックして見てください。

【コラム】憧れのYouTuberはこの人だ!

動画を投稿するYouTuberでありながら、YouTube の"熱心な視聴者"でもある辻内さん。いま注目する「憧れのYouTuber」を挙げていただきました。

leveloiTakky's Channel

...2人とも航空機の動画をたくさん投稿しているYouTuberさんです。個人的に飛行機が好きなのでよく見ているのですが、どちらも映像がすごくきれい。カメラアングルの参考にもしています。

5-minute Crafis

...言葉の説明がなくても伝わる動画を投稿しているYouTuberさんです。手元の動作だけで生活に役立つワザを紹介しているところが、すごいなと思っています。

たくたく

...同じ北海道出身のYouTuberさん。ゲームをプレイしているところを実況する動画を投稿しています。見ているだけで盛り上がりが伝わってくるので、いつも楽しく見ています。

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