連載

ネットのいろは
2020.08.20
連載ネットのいろは
vol.40
テキストや画像、音楽や動画などのデータを保存する際に、「KB」「MB」などの単語を見たことはありませんか?
これはデータの大きさ(容量)を表す単位です。
どの単位がどれほどの大きさなのか知っておくと、USBやHDD、スマートフォンやメモリーカードなどを購入する際にも、どれぐらいのデータが保存できるものを選べばいいのか、目安がわかるようになります。
データの単位を小さい順に並べると「B(バイト)」、「KB(キロバイト)」、「MB(メガバイト)」、「GB(ギガバイト)」、「TB(テラバイト)」...となります。
重さを表す単位の「g(グラム)」「kg(キログラム)」と同じように、一定の大きさで単位が変わっていくとイメージすれば分かりやすいかもしれません。
1B(バイト)の1,024倍は、1KB(キロバイト)です。
1KBの1,024倍が1MB(メガバイト)になる、という具合に1,024倍ずつ大きくなっていきます。
例えば1MBの場合は「1MB=1,024KB」なので、1MBは1KBのデータ1,024個分となるのです。
1枚200KBの写真約5枚分は、1MBと同じデータ量になります。
ということは、1GBのHDDだと図のように写真を約5,242枚分保持できるんです。
同じ1GBのHDDに保存するのでも、高画質の写真や動画ファイルなど1ファイルあたりの容量が大きくなればなるほど、保存できる数は少なくなります。
いかがでしたか?
データを取り込む時や保存する時に、1ファイルあたりどのくらいの容量を使用しているのかを知っておくと、データがいっぱいで保存ができなくなった...というトラブルも防げるかもしれません。大切なデータを守るためにも、単位について正しく理解しておきましょう。
また、USBやHDDなど外付けで保存できる記録媒体を使うと、パソコンやスマートフォン内部に保存するデータを減らせるので、動作改善に役立つことも。
普段何気なく保存している写真や音楽などのデータがどのくらいの容量なのか、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
■参考記事
おさらいしよう! 拡張子の読み方・特徴 - チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/list/2019/05/nrt_ser-cat36_file-extension.html
Q. ハードディスクの欄に書いてあるGBやTBって何? - ネットの知恵袋
https://flets-w.com/user/point-otoku/knowledge/pc-equipment/pc-equipment25.html
おさらいしよう!拡張子の読み方・特徴
役立つチエネタ/2019.05.16