チエネッタ

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2021.01.15

連載ネットの知恵袋 for Business

Q. 生産性を向上したい

生産性向上のために業務実態の見直しを進めています。毎日のデータ入力や書類作成など、手順の決まった単純作業を効率化する方法はありませんか?

A. RPAツールの導入を検討してみましょう

RPA(Robotic Process Automation)ツールとは、AIやルールエンジンを搭載したソフトウェアロボットにより、コンピューター上で行なわれる定型業務を自動化するツールのことです。

従来は人間が行なっていたデータ入力や集計などの単純作業をRPAツールにより自動化することで、大幅な時間短縮と人件費の削減が可能です。

また、膨大なデータを扱う業務や本来は長時間におよぶ事務作業でも、ソフトウェアロボットにより高速かつ正確に実行できるため人的ミスの防止ができます。

【RPAツール導入のメリット】

  • 業務効率化
  • コスト削減
  • 人的ミスの防止

RPAツールには複数の種類があり、それぞれ運用方法や特長が異なります。

デスクトップ型 仕組み パソコン内でソフトウェアロボットが稼働する
特長
  • パソコン1台ごとにRPAツールを導入するため、個人・部門単位での小規模導入ができる
  • パソコン上で行なう単純な事務作業に適している
注意点
  • RPAツールが稼働している間はパソコンのCPUが占有されるため他の作業ができない
サーバー型 仕組み サーバー内でソフトウェアロボットが稼働する
特長
  • 大量のデータやルールを搭載した複数のソフトウェアロボットを一括管理できる
  • サーバーに接続している複数の端末に対して横断的に稼働できる
  • 1台のパソコンに複数のソフトウェアロボットを実行できる
注意点
  • サーバーの構築が必要なため導入コストがかかる
  • 大規模導入となるため、自動化する業務の棚卸しやソフトウェアロボット管理者の育成など事前準備・検討が重要となる
クラウド型 仕組み インターネットのクラウド上でソフトウェアロボットが稼働する
特長
  • サーバーの構築やパソコンへのソフトウェアインストールが不要
  • 小規模導入ができる
  • ベンダーによって自動で最新版のツールへアップデートされるため、導入後の管理・保守が手軽
注意点
  • Webブラウザーからアクセスできない社内専用システムや、パソコンにインストールされたアプリケーションやソフトウェアの操作はできない

なお、定められたルールに従って動作するRPAツールはシステム障害やバグ、仕様の変更などにより誤作動を起こすことや作業が停止してしまうこともあります。

また、自動化する業務を変更する際にはRPAツールの再カスタマイズが必要なため、導入後の管理・保守にも対応できるよう、RPAツールに関して社員の理解を深めることやルールの開発担当を事前に育成することが肝心です。

RPAツールの導入を検討する際は、自動化したい業務内容を整理し導入・運用の費用対効果を比較して適切なツールを選定しましょう。

※この記事は2021年1月15日現在の情報です。

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