リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
公開日:2013.04.01
連載ネットの知恵袋 ブラウザーの操作
Q. 同じホームページに2回アクセスしたら、IDやパスが自動的に表示された
はじめて見た時はIDやパスワードを聞かれたのに、次に見た時は何も聞かれないのはどうしてですか?
安全面は大丈夫ですか?
A. ブラウザのCookie(クッキー)にアクセス履歴が残っているからです
Cookie(クッキー)に保存される内容は
たとえば、Webサイト上で入力したユーザー名やパスワードなどの情報が、次に同じサイトにアクセスしたとき、自動的に表示されたことはありませんか?
また、Webサイトにアクセスした回数が表示される場合もありますよね。
これはCookieの効果なのです。
サイトへアクセスしたときに入力したデータのうち、次回、アクセスしたときにも再度入力する可能性のある文字がCookieとして保存されるしくみになっており、利用者の利便性が高められています。
訪問履歴などは自動でCookieに保存されますが、ユーザー情報はサイトを訪れた人が入力したものが保存されるので、どのようなユーザー情報を保存するのかは、ユーザー自身で選択が可能です。
Cookie(クッキー)は何のために使われるか
Cookieを利用することにより、Webサイトにアクセスしたユーザーが簡単、便利にサイトを利用することが可能です。
よく使う掲示板の投稿欄にいつも使うニックネームが保存されていたり、インターネットショッピングのサイトで、以前購入したときに入力した名前や住所が表示された状態になっていたり。同じ情報を毎回入力する手間が 省けるので利用時間の短縮や、入力ミスが防げるというわけです。
また、Cookieに保存されているアクセス履歴により、Webサイト側は、アクセスした人が何に関心があるのか知ることができます。 それによって、アクセスした人が興味を持ちそうな情報を意図的に表示させることが可能になるのです。
Cookie(クッキー)は安全なもの
パソコンに入っているウイルス対策ソフトを起動させて、ウイルススキャンをしたときに、Cookieという名前のウイルスが検出されることがあります。この「Cookie」は、ここで紹介しているCookieのことなので、検出されても問題はありません。
また、サイトにアクセスしたときに、自分の情報が画面上に表示されていると便利な反面、怖いと感じるのではないでしょうか。表示されているユーザー情報は、アクセスしたWebサイトに保管されているように見えますが、あくまでも、ユーザーのコンピュータに保存されたCookieから読まれた情報なので、心配する必要はありません。
Cookie(クッキー)を上手く使い分ける
Cookieの特性をご理解いただいた上で、Cookieは設定したくない、と思ったなら、ご自身のコンピュータ上でCookieを無効にすることは可能です。
Cookie(クッキー)を無効にする方法
ここでは、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)を利用した場合の設定方法をご案内します。
* インターネットを開く
* ツール→インターネットオプションを開く
* プライバシータブをクリック
* 設定の欄で、「インターネットゾーンの設定」を操作する。無効にする場合は「無効」を選択する。
* 適用をクリックする。
ただし、すべてのCookieを無効にしてしまうと、アクセスできなくなるサイトもありますので、設定される際にはご注意くださいね。
※この記事は2013年4月1日現在の情報です。
NEW最新記事
「生成AI」とは? 従来のAIとの違いや便利な使い方と注意点
テクノロジー/2024.12.25
PCを自作するメリットや手順とは? 初心者向けに注意点を解説
PC・スマホ/2024.11.28
コネクテッドTV(CTV)とは? YouTubeなどをテレビ...
ライフスタイル/2024.11.28
Twitchの配信方法をわかりやすく解説! 設定から収益化の...
ホビー/2024.10.30
XR(クロスリアリティ)とは? VR・AR・MRの違いやXR...
テクノロジー/2024.10.30
OBSの使い方をわかりやすく解説! ダウンロードから配信・録...
ホビー/2024.10.09
インターネットで色々なWebサイトを見ると思いますが、Webサイトでは、アクセスしたユーザーを識別するために、発行しているファイルがあります。そのファイルがCookie(クッキー)です。
Cookieは、Webサイトにアクセスするだけで、ユーザーのコンピュータのハードディスクに自動的に保存されます。保存される情報は、コンピュータがWebサイトへ何回アクセスしたかを記すアクセス履歴の詳細や、ユーザー自身がWebサイト内で入力したユーザーに関する情報などです。