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更新日:2017.12.22
連載Clip Click On 旅特集
vol.01
福岡県 時代を遡る旅

「Clip Click On」は、あなたの暮らしに輝きをプラスするCLUB NTT-West会員限定のウェブマガジンです。旅特集は、大人が愉しめる通な「旅」をテーマに、西日本各地を独自取材で紹介します。
九州を代表する都市、博多。
最新のトレンドが行き交う街ですが、目を凝らすと街中にはまだまだ昔のなごりの風景が点在。また、少し足を伸ばせばさらになつかしい風景に出会えるのも福岡のいいところです。これからのことを想う旅もいいですが、ときには過ぎ去ったこれまでをなつかしむ、そんな時代を遡る旅もいいものです。心落ち着く、素敵な風景を求めて福岡を旅しました。
どこかに眠っていた、昭和の記憶が甦る。


福岡市内の南区に、また違った昭和な店があります。「修理の出来る骨董や Katsu」。
こちらには昭和のグッズが所狭しと並んでいます。他の骨董店と一線を画するのは、店内の商品がなつかしいものだけでなく、ステレオもテレビも冷蔵庫もすべて現役であること。いつでも使用できる状態にあるのです。それもそのはず。ご主人の大場さんは、転職される前まで大手電機メーカーで技術士をされていたそうです。昔の商品をなつかしむだけでなく、きちんと修理して好きな方に使っていただく。それが大場さんなのなによりの楽しみだとか。訪れたお客さんもあまりの懐かしさにしばし時をわすれて商品に見入るようです。
昭和から大正、明治へ。浪漫を求めてタイムスリップ。

「博多駅」から新幹線で約15分。「小倉駅」からJR鹿児島本線へ乗り換えて約15分。終点の「門司港駅」は映画のセットかと思うほど雰囲気があります。
明治の初期に開港された門司港。中国大陸が近いこともあり、日本三大港(神戸、横浜、門司)のひとつに数えられ、重要な国際貿易の拠点として栄えました。そのなごりが港の周辺に点在するロマンティックな建物。そして門司港の街が素敵なのは、それらの建物をうまく利用しているところ。旧門司税関はカフェやアートスペースに。その前の建物はレストランや国際友好記念図書館に。重厚な建物の中に入って、明治や大正への想いを馳せる、そんな過ごし方も素敵です。

「Clip Click On」の読者の方にとって、昭和の音楽といえば、歌謡曲やフォークソングという方が多いのではないでしょうか? 福岡市内の天神地区に素敵な店があります。「フォーク喫茶 白いギター」。
聴くだけではなく、お客さんが楽器を弾きながら自由に唄える店。店内にはマーティンやギブソンなど、ギター好きにはたまらない名器がずらり。たくさんのフォークソングの楽譜も揃っています。コーヒーやお酒を飲みながら、ステージで昔なつかしいフォークソングを唄うお客さん。最初は少々照れ気味だそうですが、慣れればみなさんがんがん唄って、居合わせた他のお客さんも参加して、一期一会のアンサンブルを楽しめるとか。