リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
更新日:2025.02.27
連載ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ
「ストリーミング」とは? 「ダウンロード」との違いやメリットとデメリットを解説
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「ストリーミング」という言葉は聞いたことがありますか?
日頃からインターネット上のサービスをよく利用する人であれば聞いたことのある言葉だと思いますが、その言葉の意味をご存じでしょうか?
『聞いたことあるけど、どういう意味?』という方に向けて「ストリーミング」についてご説明します。
1「ストリーミング」とは?
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「ストリーミング」とは、インターネットを通じて動画や音楽などのデータを分割して端末に送り、データを受信しながら同時に再生する配信方式です。
配信方式とは映像や音声を視聴者に届ける仕組みで「ストリーミング」の他に「ダウンロード」や「ブロードキャスト」などがあります。
「ダウンロード」は1対1の配信方式で、購入した電子書籍やゲームなどに使われます。また「ブロードキャスト」は1対多数の配信方式で、テレビやラジオなどに使われます。
このように配信方式については、さまざまなものがありますが、今回はインターネット上でよく利用されている「ストリーミング」と「ダウンロード」について、比較する形でご紹介しますね。
2「ダウンロード」との違いとは?
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「ストリーミング」が少しずつメディアファイルのデータを受け取り、読み込んでいくのに対して、「ダウンロード」はデータのすべてを受け取ってから読み込みます。
主な違いについては以下の通りです。
ストリーミング | ダウンロード | |
---|---|---|
リアルタイム再生※1 | 可能 | 不可 |
オフライン再生※2 | 不可 | 可能 |
ストレージの空き容量※3 | 不要 | 必要 |
通信量※4 | 再生時は常に発生 | ダウンロード時のみ発生 |
※1 データを受け取りながら再生
※2 インターネットに接続していない状態での再生
※3 端末に保存できるデータの容量
※4 送受信するデータの容量
このように違いを見てみると「ストリーミング」と「ダウンロード」では、どちらかができることに対してもう一方はできないケースがあるため、用途によって特徴を活かしながら利用できます。
具体的にどういったメリットやデメリットがあるのか、より詳しくご紹介していきますね。
【ストリーミング】
メリット
リアルタイム再生が可能なため、見たい動画や聴きたい音楽をすぐに再生することが可能。
また、「ダウンロード」の場合は、データが「ダウンロード」された端末でのみ再生可能ですが、「ストリーミング」は通信が可能な環境であれば、端末を選ばずに再生することが可能で再生後のデータは削除されるため、ストレージの空き容量を心配する必要がない。
デメリット
リアルタイム再生が可能だが、通信速度が遅かったり、不安定だと再生中に止まったりする。
再生済みのデータについては再生後に削除されているため、再生を繰り返す場合はその都度通信が発生し、通信量が多く発生する可能性がある。
また、再生後のデータは削除されることから、オフライン環境ではデータを受け取ることができないため、再生ができなくなる。
【ダウンロード】
メリット
オフライン再生が可能なため、「ダウンロード」が完了した動画や音楽については好きなタイミングで再生が可能。
さらに、通信については「ダウンロード」する時のみ発生し、繰り返し再生する場合には発生しないため、通信量が比較的に少なくなる。
デメリット
オフライン再生は可能だが、リアルタイム再生ができないため、すぐに動画や音楽の再生をしたい時でも、「ダウンロード」が完了するまで再生することができず、端末内のストレージ等に保存するため、ダウンロード前にストレージの空き容量の確認が必要である。
また、「ダウンロード」をした端末以外で再生する場合は、改めて「ダウンロード」が必要となる。
このように見てみると、『すぐに再生したい!』という時や『パソコンの空き容量が・・・』といった場合は「ストリーミング」が適しており、『通信制限が怖いから通信量は少なめに』や『Wi-Fiが届いてないけど再生したい!』といった場合は「ダウンロード」が適していると言えるでしょう。
3今後のサービスの提供について
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「ストリーミング」の中には、大きくわけて「ライブ型」と「オンデマンド型」があります。
「ライブ型」とは、名前を見ただけで大方の想像はつくと思いますが、生放送となります。
「オンデマンド型」とは、あらかじめ用意しておいたメディアファイルを専用のサーバーへアップロードしておき、メディアファイルを読み取りたい人がそのサーバーへアクセスして再生する形式です。
「ライブ型」については、配信する方法などを別の記事にて紹介しているので、よかったら見てくださいね。
■OBSの使い方をわかりやすく解説! ダウンロードから配信・録画まで
https://flets-w.com/chienetta/hobby/atr_how-to-use-obs.html
■Twitchの配信方法をわかりやすく解説! 設定から収益化の方法まで
https://flets-w.com/chienetta/hobby/atr_how-to-stream-on-twitch.html
また、「ストリーミング」や「ダウンロード」以外にも配信方式は存在しており、今後も新たな配信方式が増える可能性は十分にあります。
例えば、新しい配信方式では「プログレッシブダウンロード」があります。これは「ストリーミング」と「ダウンロード」を合わせたような配信方式で、ダウンロード中でも再生が可能といった技術です。
「プログレッシブダウンロード」での配信はあまり多くはないと思いますが、『リアルタイム再生もしたいし、オフライン再生もしたい!』などの「ストリーミング」と「ダウンロード」のデメリットを気にせず、双方のメリットを利用したい時に向いていると言えます。
「ストリーミング」がここまで普及した背景には、回線速度の向上があります。特に光回線の普及は、大容量のデータを高速で転送することを可能にし、高画質な動画や高音質な音楽の「ストリーミング」を現実のものとしました。
「ストリーミング」の普及を後押しした光回線ですが、今では各社から通信速度が10Gのプランも提供されており、データなどの情報の伝達スピードが格段に上がっています。
インターネット環境を整えることによって、ファイルを保管する必要があった「ダウンロード」ではなく、「ストリーミング」による「利用したい時だけ好きなコンテンツを再生する」ということが可能となるため、今後は音楽や動画だけでなく、より多くのサービスで「ストリーミング」の技術が活用されることが期待されます。
4「ストリーミング」を快適に楽しむには?
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「ストリーミング」は連続的にデータのやり取りを行うため、通信環境は非常に重要です。快適に「ストリーミング」配信を楽しむために、まずは通信環境から整えてみてはいかがでしょうか?
NTT西日本では最大概ね10G(ギガ)※1の「フレッツ 光クロス」を提供しています。
また、NTT西日本から光回線を借り受けてサービスを提供している光コラボレーション事業者の「コラボ光」からも最大概ね10G(ギガ)スペックのサービスが提供されています。
高速で安定性を追求したインターネットを提供するNTT西日本品質なら、大容量通信の環境を快適に過ごすことができるため、快適な通信環境にしたい方などにおすすめです。※2
※1 技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況などによっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーターなどの接続機器の機能・処理能力、電波の影響などのことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯などのことです。
※2 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
※この記事は2024年1月10日現在の情報です。
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