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更新日:2025.01.30

インターネットの回線速度が遅いと感じたら? 原因や対策を解説

通信が不安定なイメージ

インターネットが遅いと感じたことはありませんか?回線速度が遅い原因はさまざまあるため、それぞれに合った対策が求められます。本記事では、インターネットが遅い原因と対策、回線速度の測定方法をまとめました。

インターネットが遅い!と感じたら?

インターネットが遅い!と感じた場合は、原因を特定しつつ、対策を取りましょう。インターネットが遅い原因は、機器や使用環境など内部にあるとは限らず、外部に起因することもあります。内部と外部、それぞれの原因に合った対策が必要です。

なお、体感で「遅い」と感じても、実際の回線速度は通常の数値を示すケースもしばしば。本当に遅いかどうか、回線速度を測定してみるのもおすすめです。

ネットが遅い原因が内部にあるケース

遅いインターネットのイメージ

使用しているパソコンやタブレットに不備がある

インターネットが遅い原因として最初に疑うべきは、使用しているパソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末です。特に家庭や職場において、自分だけ回線が遅くなっているのなら、端末に何かしらの問題が発生している可能性が高いでしょう。機器やOSが古かったり、キャッシュが増えすぎていたり、端末の容量がいっぱいになっていたりして、処理性能が十分でないと、回線速度が下がる恐れがあります。

Wi-Fiルーターやスイッチなどの接続機器に不具合が生じている

Wi-FiルーターやLANケーブルなどの周辺機器も、インターネット回線が遅くなる原因になりえます。Wi-Fiルーターやスイッチは一般的に常時稼働しているため、不調を起こしやすいのです。また、扱っている機器が古い場合は、処理能力が低下してしまっている可能性も考えられます。

LANケーブルに問題がある

パソコンをインターネットに有線で接続している場合、LANケーブルのスペックや経年劣化が回線速度に影響を与えているかもしれません。「CAT6」や「CAT7」と記載されたLANケーブルなら問題ないことがほとんどですが、「CAT5」だと回線速度が低下する可能性が高いと考えられます。

Wi-Fiルーターやアクセスポイントの設置場所に問題がある

家の中や社内において、特定の場所のみインターネットが遅いときは、Wi-Fiルーターやアクセスポイントなどの設置場所に問題があるかもしれません。壁や家具などの障害物があると、Wi-Fiルーターからの電波がどうしても届きにくくなります。また、広いオフィスでネットワークを拡張するためにアクセスポイントを設置しているケースでは、複数のアクセスポイント間での切り替えがスムーズに行なわれず、接続が途切れてしまっている可能性が考えられます。

電波干渉が発生している

Wi-Fiルーターを設置している場合、電波干渉を起こしている可能性があります。特に2.4GHzの周波数帯を利用しているのなら、同じ電波を発する電子レンジやBluetoothがWi-Fiルーターと干渉し合い、回線速度が不安定になっているのかもしれません。

アクセスする端末数が多い

インターネットの契約プランやWi-Fiルーターが推奨する接続台数を超えると、回線速度が遅くなる傾向にあります。

IPアドレスに不具合が生じている

インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンなどのデバイスやホストを特定する識別番号「IPアドレス」に不具合が生じると、通信障害が発生することがあります。そもそもIPアドレスは、ひとつの端末にひとつしか割り当てられませんが、重複していたり適切でなかったりする場合、回線速度が低下する要因になります。

契約プランが環境に合っていない

インターネットを契約してから時間が経過しているにもかかわらず、プランを見直していない場合は、契約内容が現在の使用状況に合っていないケースが考えられます。インターネットが普及し始めた初期から使われている通信規格「IPv4」は、回線速度が遅くなりがちです。

ネットが遅い原因が外部にあるケース

動画の読み込みが遅いイメージ

表示させるWebサイトに問題がある

特定のWebサイトにアクセスした場合のみ回線速度が遅くなるようなら、そのWebサイト自体に問題があると考えられます。アクセスが集中していたり、Webサイト上で障害が発生していたりする可能性があります。

外部から干渉を受けている

端末やサーバーが外部から干渉を受けていると、トラフィックの大量消費によって回線速度が遅くなります。

プロバイダーに問題がある

インターネットを提供するプロバイダー側に問題がある場合も、回線速度は遅くなります。このケースでは、自身で遅延を解消することはできません。

ネットが遅いときの対処法

スマホの通信速度に悩む女性のイメージ

速度制限を確認する

スマートフォンやポケットWi-Fiでは、プランにより、一定のデータ量を超えると速度制限がかけられます。まず、速度制限がかけられていないか確認しましょう。

デバイスを再起動する

インターネットが遅くなった場合、デバイスを再起動してみましょう。再起動によってトラブルが改善するケースも少なくありません。

インターネットを再接続する

デバイスの再起動と合わせ、インターネットも再接続してみてください。

ルーターの設置場所を変更する

Wi-Fiを利用している場合、無線LANルーターと接続するデバイスとの距離が離れていたりすると、回線速度が遅くなったり不安定になったりしがちです。デバイスの近くや、障害物や家電製品のない場所にルーターを設置すると、回線速度が改善する場合があります。

有線LANを使う

通信環境を安定させたいのでれば、障害物や電波干渉などによって通信が不安定になりやすいWi-Fiではなく、有線LANで接続するのもおすすめです。

プロバイダーや契約プランを見直す

ここまで紹介した対処法で回線速度が改善されなければ、プロバイダーや契約プランを見直してみましょう。

ネット回線速度の測定方法

回線速度チェッカーのイメージ

インターネットの回線速度は、Web上で簡単に測定できます。無料のサービスが多く公開されていますので、インターネットが遅いと感じた際は活用してみてください。

≪Googleインターネット速度テスト≫

Googleで「スピードテスト」と検索してみましょう。「インターネット速度テスト」と表示され、「速度テストを実行」というボタンをタップまたはクリックすると、測定がスタートします。簡単に測定できるのはもちろん、速度が速いか遅いかも教えてくれます。インターネット初心者でもわかりやすいのが特徴です。

快適な回線速度の目安

なお、一般的な用途でインターネットを快適に楽しむには「10Mbps~30Mbps」の回線速度が必要といわれています。ちなみに、回線速度には「上り」と「下り」の2種類あり、用途によって求められる速度は異なります。

例えば、インターネット上にデータをアップロードする「上り」の場合、メールやSNSのメッセージを送信したり、写真を投稿したりするだけなら「1Mbps~3Mbps」で問題ないですが、動画投稿するなら「10Mbps」以上でないとアップロードに時間がかかってストレスを感じるかもしれません。

一方、インターネット上からダウンロードする「下り」の場合、メールやSNSでのメッセージのやり取りや、テキストが中心のWebサイトやSNSの閲覧については「1Mbps」程度で十分です。ただ、画像が多いサイトを快適に見るなら「10Mbps」は必要でしょう。また、動画の視聴には「25Mbps」、オンラインゲームをプレイするなら「30Mbps~100Mbps」を目安にしてください。

改善が見られない場合は、高速・高品質な回線に見直そう

スマホを操作する男性のイメージ

今回は、インターネットが遅い原因と対策、回線速度の測定方法をご紹介しました。内部・外部ともに原因が見当たらず、どの対処法をもってしても改善が見られない場合は、回線自体を見直すことをおすすめします。

NTT西日本では、フレッツ光史上、最速スペックの通信速度が最大概ね10Gbps※1の「フレッツ 光クロス」を提供しているほか、NTT西日本から光回線を借り受けて提供している光コラボレーション事業者の「コラボ光」からも最大概ね10Gbpsスペックのサービスが多く提供されています。※2

興味のある方は「フレッツ 光クロス」がお住まいのエリアで利用できるか「提供エリア検索」で調べてみてください。

※1 技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。
※2 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。


インターネットが遅いと感じたらやりたいことを思いっきり楽しむためにも、この機会に高速・高品質な回線に見直してみてはいかがでしょうか。

※本項に記載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
※この記事は2025年1月10日現在の情報です。

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チエネッタ編集部

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インターネットを楽しく・便利に使うための情報を発信しています。Wi-Fiを使った節約術や、パソコンの便利な操作方法など、暮らしに役立つ「チエ」と、会話を盛り上げる「ネタ」をお届けします。
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