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更新日:2018.01.22
連載Clip Click On 旅特集
vol.02
島根県 贅沢な時間が流れる旅のスケッチ

「Clip Click On」は、あなたの暮らしに輝きをプラスするCLUB NTT-West会員限定のウェブマガジンです。旅特集は、大人が愉しめる通な「旅」をテーマに、西日本各地を独自取材で紹介します。
旅へ出ると、人は行動的になります。
写真を撮ったり、SNSにアップしてみたり。旅は、普段できないことを楽しむいい機会でもあるのですね。
だから普段あまりしないことに挑戦しよう。そうだ、旅先で絵を描きませんか?うまい、ヘタを問うより、ココロのままに絵筆を動かす喜びを楽しみましょう。きっとそこには思わぬ発見と、贅沢な時間が流れているはず。
描くだけではもったいないから、スケッチブックやハガキに描いた絵を、SNSへアップすれば、より多くの友達に見てもらえます。反響も楽しみ。
旅先のスケッチの場所に選んだのは、島根。松江は日本を代表する城下町のひとつ。折しも今年の出雲大社は、60年振りの大遷宮の年でもあります。
では、スケッチの道具とデジタル機器を携えて、旅のスケッチへと、でかけましょう。
スケッチの描き方や道具については、ネットが教えてくれる。

旅にでると、日常生活のなかでは隠れていた自分がひょっこり現れて、びっくりすることがあります。手紙を書いたり、日記をつけたり、写真を撮ったり、絵が描きたくなったり。人を行動的にする、心がアクティブになることも、旅の大きな魅力なのですね。
今回の旅のテーマは「旅のスケッチ」です。普段、絵を描いたことはないので、描き方や道具はどうすればいいの? と戸惑いをおぼえる方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫。ネットを検索すると、スケッチ旅行に関するサイトはたくさんあります。スケッチのイロハを教えてくれるサイト、画材について教えてくれるサイト、画材を購入できるサイトなど。オススメのサイトをピックアップしてみました。参考にしてください。

誰かのような絵より、あなたらしい絵を描いていきましょう。

絵を見る、そして10年連続日本一の庭園を眺める。

絵心が刺激されたら、絵画を鑑賞しにでかけるのもいいものです。日本各地にはたくさんの美術館があります。もちろん島根にも。ネットで検索してみると思わぬ出会いが。足立美術館です。地元出身の実業家・足立全康氏のコレクションを展示。中でも横山大観のコレクションは世界的にも有名だとか。
また、世界にその名をとどろかせているのが敷地内にある日本庭園。「庭園もまた、一幅の絵画である」という創設者の想いで造られた、5万坪にもおよび日本庭園はみごとの一言。息をのむ美しさです。それもそのはず。足立美術館のサイトをみると、アメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living(数奇屋リビング)」が選ぶ日本庭園ランキングで10年連続1位に、またフランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、山陰で唯一「三ツ星」に選ばれていることが分かりました。

今回は松江へやってきました。ひときわ旅人の目をひくのが松江城。千鳥が羽を広げたように見える入母屋破風(いりもやはふ)の屋根がみごとで、別名「千鳥城」とも呼ばれています。城を囲むように、城下町には川が流れていて、旅人を乗せた舟がゆっくりと川面をすべっていきます。時折、船頭さんが歌う舟歌が風にのって聞こえてくることも。ああ、旅にでたと思う一瞬です。そんな堀川沿いにある塩見縄手地区には、武家屋敷や小泉八雲旧居がならび、趣ある城下町の風情をたたえています。
城内もよし、堀川沿いもよし、武家屋敷の中もよし。スケッチの対象にことかくことはありません。素敵な風景だなと思えばスケッチブックを開いて色鉛筆を走らせましょう。うまい、ヘタは二の次。心のおもむくまま、指先の動くままに、あなたらしい絵を描くのが素敵だと思いますよ。