リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2020.03.27
2020年4月から、中小企業でも時間外労働が制限されるように。それに伴い柔軟な働き方がしやすいよう、リモートワークなどを導入する会社も増えるかもしれません。リモートワークといえば、働く場所にとらわれず自分の采配で仕事を進められる、そんな印象を強く持つ人も多いのではないでしょうか。ですがその実情は、リモートワークを実際に利用しているビジネスパーソンにしか分かりません。そこで、チエネッタ編集部では20〜30代の会社員の男女278名にリモートワークに関するアンケートを実施しました。働き方が変化し始めた今、新しい勤務スタイルの実態に迫ります。
まずは、リモートワークを導入している会社はどれくらいあるのか、という質問を実施しました。その結果、現在リモートワークが導入されている会社で働いている人は全体の約3割という回答に。対して、まだリモートワークが導入されていない会社が全体の約半分を占めていました。
気になるのが「わからない」と回答した人が2割弱いること。「この部署にはリモートワークが導入されているが、この部署は導入されていない」という企業もあるので、会社全体の方針を把握するのは難しいのかもしれません。
次は、現在働いている会社でリモートワークが導入されている人に対し「週に何回リモートワークをしているか」という質問を実施しました。その結果、一番多かったのが24.4%の「週4回」という回答。外部のクライアントとのやりとりがメインのプロジェクト運用者や営業マンなどは、週に一回オフィスに出社し、進捗報告や打ち合わせなどをしている人が多いのでしょうか。
全体を見ると、週3日以上リモートワークで働いている人は54.6%と半分以上を占める結果に。その一方で、リモートワークが導入されていても利用をしていない人は全体の約2割いました。通常業務において社内でのコミュニケーションが必要不可欠であったり、会社の設備が必須の職種によってはオフィスの方が効率的に働けるという人もいるのかもしれません。
働く場所にとらわれないのがリモートワークのメリットのひとつ。では実際にリモートワークを利用している人はどこで仕事をしているのでしょうか。アンケートによると、「自宅」を仕事場所に選んでいた人が64.2%と一番多い結果に。自宅で仕事をすれば、移動時間を実労働時間に充てたり、空いた時間に食事や家事をすることができます。そんな利点を享受しながら仕事をしている人が多いのかもしれません。
次に多いのが62.7%「カフェなどの飲食店」という回答。最近ではフリーWi-Fiが店内で利用できる飲食店も増えてきました。ランチを済ませた後にその場でパソコンを開き仕事を再開する、そんなスタイルを築いている人も多いのでしょうか。そして「コワーキングスペース」や「シェアオフィス」など、周りにも仕事をしている人がいる、いわばオフィスと近い環境を選んでいる人も。このように、ビジネスパーソンそれぞれが自分の働きやすい環境で仕事をしているようです。
実際にリモートワークを利用している人は、どのような点にメリットを感じているのでしょうか。そこで「リモートワークをしていてよかった」と感じる具体的なシチュエーションを教えてもらいました。
・時間を有効活用できるようになった(25歳/男性)
・自分の時間を満喫できる(28歳/女性)
・通勤の苦痛を味わう必要がない(25歳/女性)
・働く時間を変えることで気分がリフレッシュできる(37歳/男性)
・時間の無駄遣いだと感じていた会議が減った(29歳/女性)
・苦手な人に会わなくて済む(28歳/女性)
最も多かったのが「効率的に時間を使えるようになった」という意見。確かに、朝の満員電車に乗って通勤する時間がなくなっただけで、仕事に割けるエネルギーは格段に増えそうです。そんな通勤を含めた移動時間や、習慣化していた会議が減ったことで、合理的に仕事ができるようになったと感じる人が多いようでした。
その副産物として、プライベートの時間が充実した人も増えている様子。そのため、職場の人間関係に悩んでいた人もストレスの軽減につながっているようです。
時間が有効活用できることにメリットを感じている人が多いリモートワーク。では、その逆にリモートワークでストレスを感じることはあるのでしょうか。デメリットも聞いてみました。
・分からないことがあったとき、すぐに誰かに聞けない(28歳/女性)
・必要な書類が手元にないときは不便に感じる(31歳/女性)
・オンとオフの切り替えが難しい(38歳/女性)
・業務をサボっていると思われる(28歳/女性)
・労働時間を会社が把握していない(29歳/女性)
・社内のコミュニケーションが減ってしまった(26歳/女性)
リモートワークは、良くも悪くも業務において自分一人で判断するシーンが増えます。
すぐ近くに上司や同僚がいたオフィスとは違って、困ったら指示を仰いだり、気軽に悩みを相談することはしづらくなってしまうようでした。また、生活スペースである自宅で仕事をする場合、仕事とプライベートの境界線が曖昧になってしまったという意見も。社内の人とのコミュニケーション時間を確保しながら、効率的に仕事を進められる方法を模索するのが、快適なリモートワークに繋がりそうです。
リモートワークのデメリットとして挙がっていた「業務をサボっていると思われる」「労働時間を会社が把握していない」という意見。では、そんなデメリットを解消するために、リモートワーク利用者は自分の就業時間・残業時間をどのように報告しているのでしょうか。
・特に報告はしない(31歳/女性)
・メールで行う(25歳/女性)
・LINEを活用する(30歳/女性)
・電話を使う(24歳/男性)
・報告システムに就業時間・残業時間を入力する(26歳/女性)
・後日報告する(28歳/男性)
意外にも「特に就業時間・残業時間の報告はしない」という人が多いという結果に。中には「裁量労働制のため特に報告はいらない」とされている人もいるようです。他には、メールやLINEなどで履歴を残す方法や、社内のシステムを活用する人がいました。
実労働時間の証明が難しいゆえに、時間外労働が可視化しづらいリモートワーク。リモートワークは、定められた時間を超過して働いていたのにも関わらず残業代が支払われないなどのトラブルが発生する可能性も秘めています。そんなトラブルを未然に防ぐため、企業の勤怠管理の見直しや、従業員の勤務時間管理といった取り組みが重要となりそうです。
最後に、リモートワークが導入されていない会社で働く人に対し、「リモートワークが導入されたら良いと思うか」という質問をしてみました。「はい」という回答が大半を占めるのかと思いきや、意外にも46.1%と全体の半分以下という結果に。
「いいえ」と回答した30.5%の人の中には、時間外労働の管理が難しくなったり、勤務スタイルによっては残業代が支払われなくなることを危惧している人がいるのかもしれません。一方で、「わからない」と答えた23.4%の人の中には、そもそもリモートワークのメリットを具体的に想像できない人もいるのかもしれません。いずれにせよ、時間外労働に不安を感じているという傾向が見えてきました。
時間を有効的に活用でき、効率的に仕事が遂行できるリモートワーク。オフィスに通うストレスが軽減する代わりに、社内でのコミュニケーションが減ることで問題解決までに時間がかかる、実労働時間の管理に悩むなどのデメリットも発生しているようでした。
働き方の変革に突入した今、ビジネスパーソンと企業の両者が良い関係性でい続けるためには、メリットとデメリットを把握したうえでリモートワークを活用することが重要となりそうです。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
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