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更新日:2025.01.30

光コンセントとは? 配線方式の違いや設置場所について解説

高速データ通信

「光コンセントって何?」
「光回線を使うには光コンセントが必要?」

など、言葉を聞いたことはあるけれど、よくわからない方も多いのではないでしょうか。マンションなどの集合住宅では、すでに光コンセントが設置されている場合もあり、あまり意識することはないかもしれません。

光回線は光コンセントでなくても利用できますが、配線方式によって通信速度に違いがあるので、通信速度にこだわる方は気になりますよね。

そこでこの記事では、光コンセントとは何かや、配線方式ごとのコンセントについて解説します。光コンセントについて知りたい方は、ぜひご覧ください。

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1光コンセントとは

光コンセントとは、電信柱から自宅内に引き込んだ光回線(光ファイバー)とONU (終端装置)をつなぐ差し込み口のことです。光コンセントには、電源用のコンセントと一体型になっているタイプと、分離しているタイプの2種類があります。

一体型

一体型の光コンセント画像

一体型の光コンセントは、電源や電話回線、テレビのアンテナなどの差し込み口とセットになって設置されているタイプです。光コンセントの差し込み口は左右どちらかの下側に配置されており、 そこにONU (終端装置)のケーブルを差し込みます。

分離型

光コンセント(分離型)

分離型は、光コンセントが電源や電話回線の差し込み口から独立しているタイプです。分離型のコンセントは箱形または光ローゼットと呼ばれる簡易的なケースに光回線(光ファイバー)を入れて、エアコンのダクトなどを通して自宅内に回線を引き込みます。

一体型の光コンセントや次で説明するインターネットの利用に対応したコンセントがない場合は、概ね分離型の光コンセントが設置されます。

配線方式の違い

光コンセントは、先ほどお伝えした一体型または分離型のコンセントで、光配線方式という配線方式で光回線を利用します。光回線が利用できる一体型のコンセントで、光コンセントとよく似た見た目のコンセントが他にも2種類あります。

・ 光配線方式(=光コンセント)
・ LAN配線方式
・ VDSL方式

LAN配線方式とVDSL方式は、光配線方式が登場する前に普及していたインターネットを利用できる配線方式で、建物によっては現在も利用されています。

配線方式によってコンセントの形が異なるのに加え、最大通信速度(理論値)にも違いがあります。

最大通信速度(理論値)とは、技術規格上の通信速度の最大値で、配線方式ごとの最大通信速度(理論値)は次の通りです。

  光配線方式 LAN配線方式 VDSL方式
最大速度(理論値) 概ね1~10Gbps 概ね100Mbps 概ね100Mbps
建物外の回線 光ファイバー
建物内の回線 光ファイバー LANケーブル 電話回線
特徴 高速通信が利用できる 各部屋に終端装置(ONU)やモデムが必要ない 途中で電話回線に切り替わるので速度が出にくい

光配線方式は現在主流の一番速度が速いとされる方式で、光コンセントは先ほど解説した一体型と別々になっている分離型の2種類があります。

LAN配線方式のコンセントの特徴は、LANケーブルを接続できるLANポートが壁に設置されていることです。LANポート付近に「LAN」と書かれている場合もあります。

LAN配線方式は、部屋の壁などにある差し込み口にLANケーブルを直接つなぐことで光回線を利用できるので、ONU(終端装置)やモデムが不要になります。

LANポート付きコンセント

VDSL方式のコンセントは、LAN配線と同様にマンションなどの共用部までは光ファイバーを使い、共用部から各住戸まで電話回線を利用して光回線を利用します。

モジュラージャック画像

2光コンセントの設置場所

自宅に光コンセントはあるのか、どこに設置されているのか気になる方もいるでしょう。光コンセントは次のような場所に設置されています。

1. 室内のコンセント
2. 電話のモジュラージャックやテレビアンテナのコンセント周辺
3. エアコンのダクト周辺

まずは、一体型の光コンセントがないか、室内のコンセントをチェックしましょう。光コンセントは、コンセントに「光」または「光コンセントSC」と書かれているので、コンセントにこれらの記載がないか探してみましょう。

電話のモジュラージャックやテレビアンテナとセットになっている場合もあります。モジュラージャックとは、電話に利用するモジュラーケーブルをつなぐための場所です。

また、分離型の光コンセントの場合、光ファイバーを室内に引き込む際に、エアコンのダクトを利用することもあります。そのため、光コンセントを探す際は、エアコンのダクト周辺もチェックしてみてください。

3光コンセントとONU(終端装置)の接続方法

光回線を利用するには、電信柱などから光ファイバーを自宅内に引き込み、光コンセントからONU(終端装置)を接続します。また、Wi-Fiを利用するには、ルーターなどの接続も必要です。ONU(終端装置)とルーターの設定をするためには、以下のように機器同士を接続していきます。

【壁に設置された光コンセント】→【 ONU(終端装置)】→【ルーター】→【パソコンなどの端末】

ONU(光回線終端装置)宅内配線図

機器同士の接続、設定手順については以下の通りです。

1. 光コンセントと ONU(終端装置)を光ファイバーでつなぐ
2. ONU(終端装置)とルーターをLANケーブルでつなぐ
3. ルーターとパソコンをLANケーブルでつなぐ
4. ONU(終端装置)を電源コンセントに挿す
5. ルーターを電源コンセントに挿す
6. ルーターの設定を行う
    なお、Wi-Fiの場合はパソコンやスマートフォンなどの端末でWi-Fi設定を行う

上記はご自身で ONU(終端装置)の接続設定を行う場合の手順です。工事担当者が ONU(終端装置)の設置までを行う場合もありますので、その際は3.の手順からお試しください。

4光回線を選ぶならNTT西日本品質を!

例えば、NTT西日本が提供するフレッツ光には以下のような特徴があります。

安定性を追求した高速回線が利用可能

「フレッツ 光ネクスト」は、最大速度概ね1Gbps※1の高速通信で大容量データをストレスなく利用できます。動画コンテンツの視聴やゲームの利用が多い場合は、「フレッツ 光ネクスト」で通信量の制限を気にせず自由にネットを利用できます※2
また「フレッツ光」史上最速スペック※3である最大概ね10Gbps※4を誇る「フレッツ 光クロス」の提供エリアが徐々に拡大しています。高画質・大容量の動画コンテンツなどをとことん楽しみたい、という方は「フレッツ 光クロス」がおすすめです。
※1 技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。通信速度最大概ね1Gbpsタイプに変更されても、端末、LANケーブル、その他の利用環境・状況等により、実効速度が向上しない場合があります。詳細は【https://flets-w.com/user/support/sokudo_kaizen/】をご確認ください。
※2 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
※3 技術規格上の通信速度に基づく比較。
※4 最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり実効速度を示すものではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。また、インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。

まずは「提供エリア」を確認しよう

ここまで、「フレッツ光」の魅力を紹介しましたが、「フレッツ光」を利用するためには、利用する住所が「提供エリア」内である必要があります。提供エリアは、下記のボタンから簡単に確認できます。
「フレッツ光」が気になった方は、まずは下記のボタンから「提供エリア」を確認しましょう。

5まとめ

光コンセントとは、光回線を利用するためのケーブル差し込み口のことです。光コンセントには一体型と分離型の2種類があり、電話のモジュールの近くかエアコンのダクト周辺にあります。
この記事を参考に、自宅の光コンセントを確認してみてください。
※この記事は2024年11月28日現在の情報です。
※本項に記載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

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チエネッタ編集部

チエネッタ編集部

インターネットを楽しく・便利に使うための情報を発信しています。Wi-Fiを使った節約術や、パソコンの便利な操作方法など、暮らしに役立つ「チエ」と、会話を盛り上げる「ネタ」をお届けします。
運営会社:NTT西日本

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