リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2019.04.04
更新日:2023.12.14
連載あなたを守るセキュリティー講座
vol.31
今や必須と言えるスマホ。外出先でフリーWi-Fi(公衆無線LAN)アクセスポイントを活用している方も多いのでは?しかし、注意しないと接続するだけで個人情報が流失してしまうことも…。今回は、フリーWi-Fiに潜む危険性と対策をご紹介します。
フリーWi-Fiとは、原則「無料」で不特定多数の人々が自由に利用できるWi-Fiアクセスポイントを指し、公衆無線LANやホットスポットなどと呼ばれることもあります。
運営者はさまざまで、「観光地で自治体が提供するもの」「街中で飲食店などがサービスとして提供するもの」「ホテルが宿泊客用に提供するもの」などが代表的。多くの人々がいつでも気軽にインターネットにアクセスできるという点でメリットがあり、広く浸透しています。
フリーWi-Fiは手軽さが魅力ですが、危険なことも…。
以下のようなフリーWi-Fiの利用には注意が必要です。
設置者が善意でも、通信内容が暗号で保護されず、悪意のある第三者に覗き見される可能性があります。
利用者の個人情報を盗んだり、コンピューターウイルスを仕掛けたりする目的で、悪意を持って設置されている無線LANアクセスポイントが存在します。
暗号化されていないアクセスポイントは、「なりすまし」の可能性も高いと言えます。
では、具体的に被害の例をご紹介しましょう。
・メールやSNSなどの通信内容が漏れてしまう。
・ショッピングサイトのログイン情報やクレジットカードの情報が盗まれる。
・メールアドレスやパスワードを盗まれる。
・Webサイトのアクセス先を強制的に変更される。悪意のある偽サイトに誘導される。
・悪質なコンピューターウイルスを送り込まれる。
・端末を遠隔操作されてしまう。
モニタリング(画面を監視)をされて情報を抜き取られてしまう被害が多いのですが、上記に挙げた例以外にもさまざまな手口で狙われる可能性があるため、十分に注意しましょう。
新しいネットワークに接続する際、確認メッセージが表示されます。SSIDを確認することで安全性を高めることができます。ただし、「なりすまし」には要注意!カフェやホテルでSSIDに施設名が入っていても油断は禁物です。(SSIDは設置者が任意に設定可能)
面倒ですが、確実な方法です。一度、暗号化されていないアクセスポイントや、悪意のある「なりすまし」のフリーWi-Fiに接続してしまうと、その後も自動で接続してしまい、接続時間が長くなるほど危険が増します。
Wi-Fiを切っておくと、知らないうちにこうした危険なフリーWi-Fiに接続してしまう心配が無くなります。(Wi-Fiに繋がった時はいつも、接続先を確認する習慣を付けておくのも良いでしょう)
暗号化されていないフリーWi-Fiは危険がいっぱいです。設置者がはっきりしていても、通信が暗号化されていないので、大声で電話をしているのと同じ状態。電波の届く範囲に悪意のある第三者がいると、簡単に内容を覗き見されてしまいます。また、「なりすまし」にも注意しましょう。
「https」から始まるサイトは、Wi-Fiの暗号化とは別に、サイトとスマホの間で暗号化通信を行います。Wi-Fi通信が暗号化されていなくても、内容を覗き見るのは困難です。
ただし、「なりすまし」や、同じネットワークに接続している第三者からの攻撃には注意が必要。悪意のある通信を遮断できる、セキュリティーソフトの併用が安心です。
おすすめセキュリティーソフトの詳細はこちら >
Wi-Fiスポットを登録する際に注意をしていても、数が多くなると管理が疎かになりがちです。必要最小限に絞り込むようにしましょう。
VPNとは、Virtual Private Network(バーチャル プライベート ネットワーク)の略で、拠点間の通信を暗号化することで、公共のインターネット通信網を利用しつつ、仮想的な「専用回線」として使用できるサービスです。暗号化されていないフリーWi-Fiも含め、情報セキュリティーの観点で安全な方法と言えます。
パソコンにはしっかり対策をしていてもスマホは手薄…という方も案外多いのではないでしょうか?セキュリティーソフトの中には、危険なフリーWi-Fiへの対策ができるものもあります。自分のスマホにセキュリティーソフトが入っているか、この機会に確認しましょう。
ただ、いくらセキュリティーソフトの導入が大切といっても、安易に無料のものをインストールするのはおすすめしません。信頼できる発行元であることも、ソフトを選ぶうえで重要なポイントです。
フリーWi-Fiは、携帯通信網のパケット節約の面でも魅力的ですが、今回ご紹介したような危険があることを理解し、対策を立てることが重要です。
NTT西日本の「セキュリティ機能ライセンス・プラス」は、フリーWi-Fiの安全性をチェックできる機能があり、通信内容を覗き見されるリスクや安全性が確認できないWi-Fi設定を検出して通知してくれます。
その他にもいろいろな脅威に対してマルチに対策ができるので、スマホ(Android端末)のセキュリティー対策をどうしたらいいか迷っている方は、導入しておくのもおすすめです。
「フレッツ光」(FTTHアクセスサービス)をご利用中なら同じ機能が1台(1OS)分標準装備で使えるので、こちらも活用してみてはいかがでしょうか。
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」について詳しく見る >
・「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」または「コラボ光」(詳しくは[https://flets-w.com/collabo/]をご確認ください)の契約が必要です。
・ご利用のパソコンまたはAndroid端末環境(OS等)やソフト等との相性により本機能が正常に動作しない場合があります。詳しくは[https://f-security.jp/v6/support/faq/faq_howto_require.html]をご覧ください。
・定義ファイルやプログラムは、更新を行い常に最新の状態にしていただく必要があります。
・本機能はセキュリティーに対する全ての脅威への対応を保証するものではありません。
・「フレッツ 光ライト」や一部の「コラボ光」での「セキュリティ対策ツール」の利用量も通信料の対象です。
秘密の漏洩は、自分だけではなく通信相手に迷惑をかける可能性もあります。
万全の体制で、安心かつ快適なインターネットライフを!
※この記事は2023年11月17日現在の情報です。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
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