リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2015.11.27
連載ネットの知恵袋 パソコン機器
パソコンやタブレットパソコンの性能表に記憶装置として「SSD」や「eMMC」と記載されていました。「SSD」や「eMMC」とは何でしょうか?
※この記事は2015年11月27日現在の情報です。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
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最近販売されているパソコンやタブレットパソコンの性能表などで記憶装置に「SSD」や「eMMC」という文字を見かける機会が多くなりましたよね。
SSDとは、「Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)」の略称で、電気的にデータを記録する「フラッシュメモリー」を利用した記憶装置です。
eMMCは、「embedded Multi Media Card(エンベッデッドマルチメディアカード)」の略称で、こちらもフラッシュメモリーを利用した記憶装置です。
一般的なパソコンの記憶装置としてはHDD(Hard Disk Driveハードディスクドライブ)が普及していますが、小型ノートパソコンやタブレットパソコンではHDDよりも軽量で衝撃や振動に強い記憶装置が求められるためSSDやeMMCを採用する端末が増えています。
SSDやeMMCの性能をHDDと比較した際に、読み込みや書き込み速度が速い順に並べると「SSD>eMMC>HDD」となります。そのため、HDD搭載のパソコンよりもSSDやeMMC搭載のパソコンの方が快適に利用することができますよ。
また、eMMCはタブレットパソコンやスマートフォンなどの小型機器へ組み込むために、サイズが非常に小さく、消費電力も低く設計されています。しかし、SSDやeMMCは同じ容量のHDDと比べると容量1GB当たりのコストが数倍にもなります。
そのため、記憶装置を複数搭載できるデスクトップパソコンなどの場合は、SSDやeMMCとHDDを併用して利用することをおすすめします。例えば、OSやアプリケーションなどのインストール先はSSDやeMMCを利用し、写真や動画などのデータファイルはHDDに保存すると良いですよ。
なお、現在ではHDDの部品に小容量のフラッシュメモリーを組み合わせて使用するSSHD 「Solid State Hybrid Drive(ソリッドステートハイブリッドドライブ)」と呼ばれる記憶装置も登場しています。HDDより読み込みや書き込み速度が速く、容量1GB当たりのコストもSSDより安価なため今後の普及が期待されています。
搭載する記憶装置により処理速度や価格も異なりますので、パソコンやタブレットパソコンを購入される場合は家電量販店やパソコンメーカーのサイトで確認してくださいね。