リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2020.02.28
更新日:2021.03.11
スマホでドラマを観ていたら映像が止まった、続きがなかなか始まらず待たされる、始まっても画質が悪いなどの経験はないでしょうか?その上、ホームページの表示が遅い、SNSメッセージの送受信に長く時間が掛かるなどの問題もあるなら事態は深刻です。
自宅でWi-Fiが繋がりにくい部屋がある場合、Wi-Fiの電波が充分に届いていない可能性大。そんなときは「無線LAN中継器」がお勧め!手軽にWi-Fi環境を改善できますよ。
Wi-Fiは2.4GHzおよび5GHz帯の電波を用いた通信。親機となるWi-Fiアクセスポイント(ルーター)とスマホとの距離が離れたり、その間に壁などの遮蔽物があったりすると、到達する電波が弱くなる性質があり、それに伴って通信速度も低下する傾向に。例えば、アクセスポイントをリビングに設置している場合、寝室や浴室など距離が遠く、さらに壁で見通しが悪くなるほど、到達する電波は弱くなってしまいます。
電波が弱くなる症状は家族間の会話を想像するとよいでしょう。家の中でも、距離が離れると声が届きづらくなり、聞き直すことがありますよね?スマホの場合、この電波の強さはWi-Fiマークで確認可能。Wi-Fiに接続できない、あるいは電波が弱く通信速度が遅い場合は、何らかの対策が必要です。
Wi-Fiの電波を全ての部屋に行き届かせる方法としては、アクセスポイントを家の中心付近に設置するのが基本です。しかし、住宅の構造やインテリアの面から、モデムやアクセスポイントの設置場所が自由にならないケースも多いはず。そんなときにお勧めしたいのが、「無線LAN中継器」の追加設置。Wi-Fiの電波をリレーすることで、届く範囲を広げてくれます。
家族間の会話に例えるなら、1階のキッチンでお母さんが話した言葉を、ダイニングにいるお父さんが聞いて2階の子どもに伝えるといった感じ。無線LAN中継器は電源を必要としますが、複数設置すれば、広いお宅や3階建て、5階建てといった住環境にも対応できます。
中継器を選ぶ際は、中継が可能な「電波帯」と「規格」に注目を。先にもお伝えしたようにWi-Fiの電波は2.4GHz帯あるいは5GHz帯を利用しています。近年は、電子レンジ(2.4GHz)の妨害を受けにくく、接続スピードの速い規格にも対応している5GHz帯の利用が多くなっています。インターネットの利用頻度が高い部屋に中継するなら5GHz帯にも対応した製品が有利。しかし、古いアクセスポイントや端末の場合、2.4GHz帯のみ対応のケースも。この場合、アクセスポイントも2.4GHz /5GHzに両対応した製品への買い替えをお勧めします。
次に重要なのは「規格」。Wi-Fiには、IEEE802.11b, a, g, n(Wi-Fi 4), ac(Wi-Fi 5), ax(Wi-Fi 6)といった複数の規格があり、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)が最高速。アクセスポイントや端末がWi-Fi 6対応であるにも関わらず、Wi-Fi 5までしか対応していない中継器を利用すると、ここが問題の要因になってしまう可能性があります。近年は光回線の普及でインターネットの通信速度が数百Mbpsを超える家庭も多く、1Gbpsや10Gbpsといった超高速サービスも登場。そうしたアドバンテージを100%引き出すためには気を付けたいポイントです。
また、中継器には電源が必要。コンセントに直接接続するスタイルなら、置き場所にも困らず一石二鳥です。
無線LAN中継器は複数のメーカーからたくさんの製品が発売されています。
特徴のある製品を具体例としてご紹介しましょう。
コンセントに直接接続するスタイルかつ業界最小サイズで、設置場所を気にせず利用できるのが特徴。2.4GHz帯、IEEE802.11b/g/n対応で最大300Mbps(理論値)。
超薄型のUSB給電タイプで、省スペースで設置できます。挿すだけで最も効率的な設置場所をランプで知らせてくれます。2.4GHz/5GHz帯、IEEE802.11b/g/nに加えacにも対応し、最大867Mbps(理論値)。
対応SIMカードを挿入すれば世界で利用できるモバイルルーター。Wi-Fiエクステンド機能を搭載し、中継器としても利用可能。外出時はモバイルルーターとして、自宅では無線LAN中継として2通りの使い方ができます。
据え置き・コンセント直挿しから設置方法を選べる中継器。5GHzと2.4GHzの2帯域同時利用が可能で、複数の機器を安定して利用できます。電波を受信する機器を狙って、電波を最適に届けられるビームフォーミング機能搭載も特徴の1つ。
Wi-Fiが途切れる原因は、距離や障害物による電波の減衰だけでなく、電子レンジのように同じ周波数帯(2.4GHz)の強い電波を利用する機器の影響も考えられます。電子レンジを使っているときだけ通信に問題を生じる際は、まずアクセスポイントそのものや設定を確認し、5GHz帯の活用を試してみましょう。
また、近年は家電の多くがネットワークに繋がるIoT化が進み、Wi-Fiを家中にくまなく張り巡らせる必要が生じていることから、アクセスポイント+複数の中継器を前提とした「メッシュネットワーク」も話題です。メッシュネットワークは、中継器同士の通信や、最良の経路を自動で選択する機能も備えた最新機器。今後耳にするケースも多くなると思いますので、頭の隅に置いておくとよいでしょう。
PROFILE
鴻池 賢三
家電製品協会認定の総合家電アドバイザー。家電の基礎知識、製品の賢い選び方、使いこなし術などの情報を、メディアを通じて発信中。ホームシアター関連で世界的な資格も所有。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
Twitchの配信方法をわかりやすく解説! 設定から収益化の...
ホビー/2024.10.30
XR(クロスリアリティ)とは? VR・AR・MRの違いやXR...
テクノロジー/2024.10.30
OBSの使い方をわかりやすく解説! ダウンロードから配信・録...
ホビー/2024.10.09
10G(ギガ)光回線が必要な理由とは? おすすめユーザーと速...
ライフスタイル/2024.09.30
SaaS・PaaS・IaaSとは? 特徴やメリットを解説! ...
テクノロジー/2024.08.29
「ラグい」とは? 今さら聞けない「ラグ」の意味・原因と対策を...
PC・スマホ/2024.07.30
Wi-Fiを使うには? 自宅でWi-Fiに接続する方法と機器...
PC・スマホ/2018.12.20