リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2020.03.16
ウェアラブル端末やIoT、AR/VR技術など、ウェアラブルに関する最新の情報が集まる「ウェアラブルEXPO」。2020年2月12~14日に東京ビッグサイトで開催された展示会では、私たちの身近な生活にも関連が深い「スポーツ・ヘルスケア関連のソリューション」が注目を集め、スポーツ選手のパフォーマンス分析をはじめ、従業員のヘルスケア管理など、最先端の技術や製品が多数出展されていました。
今回はその中から特に気になった3つのサービスをご紹介。業界の最新トレンドを追いかけました!
まず、スポーツ用品メーカーのアシックスの出展で気になったのは、「ランニング用ウェアラブルセンサー」。重さ約40グラムの手のひらサイズのデバイスで、腰に装着して走るだけで、スマートフォンからランニングフォームをチェックできるサービスです。こちらは、カシオ計算機との共同開発によるもので、GPS、加速度計、ジャイロセンサー(角速度センサー)などを内蔵。センサーによって検知されたペース、ピッチ、ストライド、着地の衝撃や腰部の回転、傾きなどフォームに関する20以上のデータをもとに、6つの評価軸からランニングフォームのスコアリングをしてくれます。
一般的なランニング用ツールでは、ピッチやストライドといった数値しか測定できなかったところ、本製品では「スムーズな重心移動」、「安定した姿勢」、「左右対称性」、「負担の少ない接地」といったランナーにとって分かりやすい項目で分析できるようになりました。また、ランニングフォームの癖や走行距離に応じた変化など細かな情報まで可視化してくれるので、技術の向上だけでなく、ケガのリスク軽減にもつながる可能性がありとても先進的です。
さらに点数化のみならず、ランニングフォームそのものの特徴を3Dのスティックピクチャーで表示してくれる機能も。お手本と比較してのアドバイス、オススメのトレーニング方法なども案内してくれます。
現在はモニターによる検証を行っているそうで、正式リリースは夏以降の予定。発売は年内をめざしているそうです。既に発売されている、カシオの腕時計「PRO TREK(プロトレック)」と連携するアプリも開発中とのことでした。
続いては、精密の製造・販売、およびソリューションプロバイダーである、コニカミノルタのブースで紹介されていた「Kunkunテクノロジー」。これは、同社の新規事業創出プロジェクトから生まれたもの。4種類のセンサーと機械学習により、人間の嗅覚のようにニオイの嗅ぎ分けを可能にした世界初※の技術だそうです。
※出典:「Kunkun body」が「世界初」であることの証明・検証調査(2018年1月12日現在)
<ESP総研 調べ>(2017年12月~2018年1月 調査)
そして、この技術を製品化し展示されていたのが「Kunkun body」。クラウドファンディングによる限定販売を経て、現在1台30,500円(税込・送料別)で一般販売されています。サイズはガラケー程度。ニオイの発生源となる「口・頭・耳の後ろ・ワキ・足」にデバイスのセンサー部分をかざせば、体臭の原因となる"加齢臭"、"ミドル脂臭"、"汗臭"をそれぞれ嗅ぎ分け10段階でレベル化し、体臭の総合評価として100段階で数値化してくれます。"口のニオイ"も100段階で評価してくれます。
最新の仕様では、VSC(揮発性硫黄化合物)臭の嗅ぎ分けも可能になっており、これを応用した歯科医院向けの製品・サービス「Kunkun dental」も年内にリリース予定とのこと。「Kunkun dental」を使えば口のニオイだけで歯周トラブルの判定ができるようになり、利用者は苦痛を伴う従来の検査から解放されるようになるそうです。
他にも、今秋開始予定の「Kunkun X」は、工場の品質管理や消臭商材の評価といった、ニオイの嗅ぎ分けと定量化によるソリューションサービスを幅広い業界に展開していくとのことでした。
最後は、創業から10モデル以上の骨伝導製品を展開するBoCoを訪問しました。同社は、特許技術を有する骨伝導デバイスを軸に、骨伝導イヤホンシリーズの「earsopen」や、テーブルや車体など置くだけであらゆる物体がスピーカーになる「docodemoSPEAKER SP-1」などの開発を手がける企業。
今回、そんなBoCoのブースでひと際注目を集めていたのが、「earsopen TW-1」です。
「earsopen TW-1」は、世界初の完全ワイヤレス型の骨伝導イヤホンとして、クラウドファンディングで先行販売の募集が行われ、購入型クラウドファンディングサイトにおける日本国内の最高支援記録を更新(2019年11月10日時点)したことでも話題となりました。
一般販売を前に、ひと足先に体験させてもらってまず驚いたのはその快適さ。完全ワイヤレスでありながら、9.5gと超軽量なだけでなく、複数の素材を組み合わせた抜群のフィット感は、装着していることを忘れてしまうほどです。
骨を通じて音を聴けるので、鼓膜を使わず、そして耳を塞がずに周囲の音を聞きながら音楽を楽しめます。それでいて音漏れがしないのは、骨伝導イヤホンならでは。また独自特許技術による高性能振動デバイスと最新のイコライジング技術によって、高音から低音までの広い音域がカバーされており、そのリアルで臨場感のあるサウンドに驚かされました。さらに一時的に水没しても大丈夫な作りになっており、ランニングなどのスポーツシーンにも最適。春頃には一般発売の予定とのことで、発売が待ち遠しくなりました。
毎年、各社最新の製品や技術が集結する「ウェアラブルEXPO」。今年の出展は私たちの日常生活に身近な商品が多かったのが印象的でした。「オリンピックイヤー」でもある今年を境に、スポーツ&ヘルスケア業界はますます発展と進化を遂げていくのではないでしょうか。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
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