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公開日:2019.05.10

連載ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ

Q. スマートタグって何ですか?

写真:スマートタグって何ですか?

自宅で財布や鍵などの貴重品をどこかへ置き忘れてしまうため、友人から「スマートタグ」の利用をすすめられました。具体的にどういったものなんでしょうか?

A. スマートフォンなどの親機と通信で接続することで、貴重品などの位置を知らせるアイテムです

財布や鍵などの貴重品が見当たらないと、家の中にあるのか、どこかに置いてきてしまったのか、不安になることがありますよね。

スマートタグはIoT技術(※)を利用した製品で、置き忘れ防止タグ・紛失防止タグ・セキュリティータグとも呼ばれています。

スマートフォンやタブレット端末などの親機と接続し、事前に設定を行なったスマートタグを貴重品などに取り付けます。スマートタグは音や光・位置情報の記録などによって、貴重品などの位置を知らせることができます。

※IoT技術とは「Internet of Things」の略で、モノが自動的にインターネットと繋がる技術のことです。IoTについては下記のページをご覧ください。

■ネットの知恵袋 Q. IT、ICT、IoTとは何ですか?
https://flets-w.com/chienetta/technology/cb_otherl32.html

スマートタグには大きく分けて、「プレートタイプ」「キーホルダータイプ」の2種類があります。

プレートタイプ

【特徴】

薄型・軽量で目立ちにくく、かさばる荷物に挟んだり貼りつけたりできます。
製品によってサイズは異なりますが、厚みは数ミリ程度と非常にスリムなため、財布やキーケースに挟んだり、パスポートや通帳などの貴重品をまとめたポーチに忍ばせてもかさばりません。
ステッカーなどで貼り付けることもできるため、ペットの迷子札と併用することもできます。

キーホルダータイプ

【特徴】

キーホルダーのようなモチーフで、持ち物の目印としても利用できます。
ボタンを押すことでLEDライトをつけることができるものなどもあります。一見するとスマートタグとはわかりにくいデザインのものもあり、カバン、トランク、鍵などに取り付けることで判別しやすくなります。
外出時には小さなお子さまの荷物につけることで迷子防止アイテムとして役立てることもできます。

スマートタグはさまざまなメーカーから提供されており、製品によって仕様や性能が異なります。

一般的に搭載されている機能として、スマートフォンやタブレット端末とスマートタグが一定以上離れた場合に警告音を発したり、スマートタグとの通信が途切れた最後の位置を親機に通知・記録するものが挙げられます。

製品によっては、防水加工が施されているものや、スマートタグからの遠隔操作によってスマートフォンやタブレット端末のカメラで撮影できる機能を搭載しているものもあるようです。

また、スマートタグは製品ごとに通信接続の有効範囲が設定されています。
通信環境や製品によって10m~60mなど範囲に違いがあり、有効範囲外に移動した場合はスマートフォンやタブレット端末とスマートタグの接続が途切れてしまいます。

スマートタグを使用する場合は、使用したい機能が製品に搭載されているかどうかを確認してくださいね。

※この記事は2019年5月10日現在の情報です。

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チエネッタ編集部

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