リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2019.09.06
更新日:2023.07.27
連載ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ
「IT」「ICT」「IoT」この言葉の違いはご存じですか?どれも似ていてよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
IoT家電などの話題ではAI搭載など、さらに新しい単語も。
みなさんの周りによくあるものを例にとって「IT」「ICT」「IoT」のそれぞれの違いと、これらと切り離せない「AI」について解説します。
ITは「情報技術」、ICTは「情報通信技術」を意味する言葉です。
言葉の意味はほぼ同じですが、ITはコンピューターやソフトウェア、アプリケーションなどの情報技術そのものです。対して、ICTはメールやチャット、ネット検索などの通信技術を使って人とインターネット、または人と人がつながることを表します。そのためITは「情報技術」、ICTは「情報通信技術の使い方」と区別することもできます。
国際的にはIT、ICTどちらの技術も「ICT」と認識されており、日本でもICTという言葉が浸透しています。
身近なところでは、インターネットを利用したサービスやコミュニケーションの広がり(SNSやクラウドサービスでの情報共有、検索サイトでの検索、インターネット通信販売)はICTの発展によるものです。
例えば、人との連絡は電話からメール、SNSやグループチャット、Web通話など時代が進むにつれて手段も変化・多様化しています。それらはIT・ICTの技術が発展したからといえます。
ICT活用の分野や範囲はとても広く、学校でのタブレットを用いた授業や観光地でのフリーWi-Fiをはじめ今や日常に溶け込んでいます。
ビジネスや行政などではさまざまな課題に対してICTの利用を促進しています。
NTT西日本グループではICTを活用した地域活性化に向けた取り組みを数多く行っており、動画で取り組み事例もご覧いただけます。
■地域活性化に向けた取り組み
https://www.ntt-west.co.jp/brand/ict/
IoTは「モノのインターネット」を示す言葉。
離れたモノの状態を確認・操作するなど、モノをインターネットに繋げて遠隔操作できるのはIoT技術の発展によるものです。
IoTがさす「モノ」とは、冷蔵庫やエアコン、スピーカーなどの従来はインターネットとは関係性がないと思われていたモノのことです。
「スマート家電」と呼ばれる電化製品はこのIoT技術を搭載。家電メーカーなどが多くのスマート家電を発売し、注目が集まっています。
<一例>
・冷蔵庫…外出先で冷蔵庫に保存している食品を確認
・エアコン…温度調節や電源のオンオフをスマートフォンで操作
・見守りカメラ…自宅を映してペットや家族の様子を外出先で確認
IoTはモノがインターネットに接続されている状態であり、インターネットに接続されたものを制御したり情報を伝達したりするために、ICTの技術が利用されています。
ここまで解説したICT(IT)、IoTの発展にはAIが重要な役割を果たしています。
AIは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)」の略で、日本語で「人工知能」。
人間の思考プロセスと同じように動作するプログラム、あるいは人間が知的と感じる情報処理・技術といった広い概念で理解されています。
例えば通信販売や動画配信サイトなどで「あなたにおすすめ」が表示されるのもAIによるものです。
これまでの閲覧や購入履歴などを学習し、よりパーソナライズされた情報が表示されるようになります。
このように、AIは大量のデータを学習、分析し提案することを得意としています。
ICT、IoTの技術を連携させることで、よりさまざまな機能を搭載できるようになりました。
では実際に、どのように身の回りのものに取り入れられているのでしょうか?先ほどご紹介した製品で確認してみましょう。
<冷蔵庫>
・ドアの開閉や収納物の変化を分析・予測し、状況に合わせ庫内温度などを管理
・冷蔵庫の食材の登録や作ったことのあるメニューなどから学習し、好みのメニューを提案
・スマートフォンと連動し、自宅など行動範囲周辺にあるスーパーのチラシ情報をお知らせ
・季節や利用状況をみて節電や掃除方法をアドバイス
<エアコン>
・壁・床温度を検知・分析し、結果をもとに自動で空間全体を快適に
・人やモノを認知するセンサーを用いて部屋環境に合わせて節電
・気象データの解析や住宅の気密性を学習し空気清浄
・在室時間によって異なる体感温度の変化を予測し一人ずつにあった気流コントロール
<見守りカメラ>
・家族の帰宅や玄関先で人を検知すると写真つきでスマートフォンに通知
・人と動物を見分ける顔認識でペットを自動追尾
・新生児の泣き出した時やうつ伏せなどによる呼吸の妨げの可能性を検知しお知らせ
このように分析や予測を通して、さまざまなアシストをしてくれます。
快適さや楽しさが増すだけではなく、心配ごとや不便さなどを取り除いてくれる一面もあるのが魅力ではないでしょうか。
※機種やメーカーによりできることは異なります。
他にも完全自動走行が待ち望まれている車の自動運転やお掃除ロボットの清掃方法の提案など、これらもIoT・ICTとともにAIの発展によるものなのです。
こちらの記事では話題になった画像生成についてご紹介しています。
画像生成AIとは? おすすめの人気サービス7選!
ICT、IoTを日常に取り込むときに欠かせないのは「スマートフォンとインターネット回線」です。
スマートフォンはIoT家電などと連携させることで、使用できる機能が増えたり、AIの学習や提案が増えたりすることにより自分仕様で楽しめるように。
また、インターネット回線はパソコンやスマートフォンの他、さまざまな機器を同時にインターネット接続し動画や画像をはじめあらゆるデータをやり取り。通信容量も多くなるため、インターネット回線も安定していることが大切になります。
そうなると、高速で安定性を追求したインターネット回線を選びたいですね。
最近ではインターネット回線でやり取りするデータの大容量化が進み、高速な光回線のサービスが各社から登場しています。
NTT西日本では最大概ね10Gbps(10ギガ)スペックのサービスとして「フレッツ 光クロス」を提供。また、NTT西日本から光回線を借り受けてサービスを提供している光コラボレーション事業者の「コラボ光」からも最大概ね10Gbpsスペックのサービスが提供されています。
オンラインゲームや動画視聴などを大容量通信で快適に楽しめる回線のため、今回ご紹介したICT機器やIoT家電などを同時接続したい方にもおすすめです。
高速で安定性を追求したインターネットを提供するNTT西日本品質で、大容量通信を快適に楽しめます。
お住まいのエリアで利用できるかぜひチェックしてみてくださいね。
なお、10Gbps回線といっても技術規格上の最大値※であり、利用する環境や機器によって速度は数Mbpsに低下する場合があることも覚えておきましょう。
※本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。
いかがでしたか?
「IT」「ICT」「IoT」さらには「AI」がとても身近で、楽しみな印象に代わったのではないでしょうか。
未来に向けて今後もますます発展していく技術、気になるものからぜひ取り入れてくださいね。
※この記事は2023年7月27日現在の情報です。
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