リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2021.11.11
連載好きを叶えた人たち
vol.10
チャンネル登録者数が22.2万人超えのYouTube「タナちゃんねる」を運営するタナさん。試行錯誤を繰り返したソロキャンプ動画では、300万回再生のバズコンテンツを連発しています。今ではキャンプ本の出版やオリジナルキャンプブランドの立ち上げを実現し、さらにはなんと山林を2つも所有!
今回は、キャンプ動画を始めた経緯やトライ&エラーの過程についてお聞きしました。
PROFILE
タナちゃんねる タナさん
YouTubeではキャンプ料理、道具レビュー、キャンパー取材を通じキャンプの魅力を配信中。『100万円分使ってわかった ほんとうに買ってよかったキャンプ道具』(KADOKAWA)、『ソロキャンプで使える 鉄フライパンごちそうレシピ』(宝島社)などの著書も。
キャンプの沼にハマったのは、登山やキャンプが大好きな友人に栃木のキャンプ場に連れて行ってもらったことがきっかけです。ちょうど、人生で最も忙しいといえるほどのタイミングで、目の前に広がる湖と夜の焚き火に心が癒されたのを覚えています。その後、「自分の好きなときに好きなようにキャンプがしたい!」と思い、ソロキャンプに挑戦しました。
ソロキャンプでは、自然と向き合う時間が自ずと多くなります。ひとりなので、話す相手がいませんから(笑)。誰もいない場所で星空を眺めたり、野生動物を観察したり、波の音に耳を澄ましたり、都会では味わえない非日常的な体験にどっぷりと浸かれるのがソロキャンプの魅力です。
初心者をはじめ誰にでもソロキャンプの魅力を広めたいと思ってYouTubeを始めましたが、僕自身が動画の可能性を感じられたことも大きなきっかけでしたね。ソロキャンプを始めたばかりの頃、こんなことがありました。初めて買ったコールマン(Coleman)のガソリンランタンのつけ方がわからなかったので、ネットで調べた解説記事を読んだのですが、全く理解できず......。そんな中、YouTubeでランタンをつける動画を見たところ、すぐに解決したんです。動画の伝わりやすさに感動したことで、YouTubeを通じてソロキャンプを発信していこうと決めました。
YouTubeを開設したのは2018年のことです。最初はなかなかうまくいきませんでしたね。カメラの前で喋ったり、テロップやBGMを入れたりして自分なりに工夫していたのですが、いわゆるVLOGのようなキャンプの思い出の動画になっていて、登録者は数百人くらいで伸び悩んでいました。よくよく考えてみれば、専門家や有名人でもない人間がキャンプの感想を話していてもおもしろくないですよね(笑)。
再生回数が伸びているYouTuberさんの動画を見て学び、ありのままのキャンプの臨場感を伝えることに重きを置いた結果、これがバズりました。「大自然の中で豪快なステーキを焼く」「無人島での釣りキャンプ」「7度の雪中キャンプに挑戦」「渓流でステーキを焼く」といった動画は300万回再生に上っています。「本当にキャンプに行ったような楽しさが味わえる」と多くの方に高評価をいただきました。
視聴者の方々に"ソロキャンプ擬似体験"を提供できるよう、ロケーションや撮影道具にこだわっているのが僕のソロキャンプ動画の特徴です。タイムラプス撮影で風景の移り変わりを伝えたり、3台のカメラと球体マイクによって現地の空気感を切り取ったり、臨場感を演出できるように心がけています。
あと、僕がキャンプ初心者だったとき、道具選びにすごく困った経験があるので、初心者にもわかりやすい動画を作りたいと考えました。人気商品や新商品などを買ってレビューしたり、10個の焚火台を比較したり、キャンプ場のキャンパーさんにインタビューし、持ち物を紹介したり。これらの動画は、これからキャンプを始める人にとって、道具の選び方やコーディネートの参考になると思います。ちなみに僕は、カモフラ柄のテントやハンモック、明るすぎず音がうるさくないオイルランタンを愛用し、調理器具は木製アイテムを中心に揃えています。なるべく自然の景観と雰囲気を邪魔したくないので。
ただ、僕は動画を通して何かを押し付けたい気持ちは少しも持っていません。あくまで選択肢を提示し、初心者をはじめとしたあらゆる人にキャンプ業界の裾野を広げていきたいと考えています。
キャンプ動画がバズったことで、さまざまな活動につながっています。「キャンプ料理」「キャンプギア(キャンプ道具)」「ソロキャンプノウハウ」それぞれがテーマの書籍を3冊出版しましたし、キャンプギアのオリジナルブランド「TOKYO CRAFTS」を立ち上げました。「TOKYO CRAFTS」は、「日本人が手がけた機能美が感じられるデザインを世界に届けたい」との想いを込めたブランドです。クラウドファンディング達成率3,000%を記録した焚火台「KUBERU」をはじめ、アウトドアスパイスやシェラカップ 、グローブを販売し、新商品として焚火台第2弾マクライトが発売されました。
今なら24時間365日、気兼ねなくキャンプを楽しめます。山林は、買ってよかったキャンプ道具の第1位かもしれません(笑)。これまで、後継者不足で閉鎖を余儀なくされるキャンプ場や、放置せざるを得なくなった山林をたくさん見てきました。今後はキャンプ場や休眠している山林の有効活用も視野に入れ、日本の自然を後世にわたって残していくために役に立ちたいと思っています。
僕は、ゼロをイチにするのが好きな人間です。「TOKYO CRAFTS」や山林の有効活用についても、ある程度の規模になった段階で環境を提供することだけにフォーカスしていきたいと思って日々を過ごしています。そうなるまでは、船を沈めないように注意しながらチャレンジを続けていきたいです。
カメラは、ニコンのフルサイズミラーレス「Z 7II」を3台と、ソニーのデジタル一眼カメラ「α7S III」を2台使用しているそうです。「『α7S III』に関しては発売後すぐに購入しましたが、キャンプのような明暗の差がある環境で力を発揮するカメラだと思います。僕はニコンの『Z 7II』も愛用していますが、初心者には比較的リーズナブルな『Z 50』がおすすめです。予算や用途によって選ぶカメラは異なるので、どのような動画を撮影したいかを明確にすると良いと思います」(タナさん)
レンズは、ニコンのカメラ用望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」と、シグマの超広角レンズ「14mm F1.8 DG HSM | Art」が最近のお気に入りなのだとか。「『NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S』は、取材時の写真やキャンプ動画の撮影時に必ず使っているメインのレンズです。これを使うまでは単焦点にこだわっていたのですが、それを覆すほど描写が美しく、どの焦点距離でも素晴らしい画を収めてくれます。また、『14mm F1.8 DG HSM | Art』は、星景写真の相棒です。ダイナミックな星空を撮影することができるので、気に入っています」(タナさん)
タイムラプス撮影とは、微速度撮影とも呼ばれる撮影方法です。数秒のインターバルを設けて写真を撮影し、それらを連続でつなぎ合わせて動画にします。天候の変化や星空など、長い時間をかけてゆっくりと移り変わる情景を捉えられるのがタイムラプス撮影の特徴です。なお、タイムラプス撮影では、三脚などを用いカメラを動かさないようにするのがポイント。スマホのカメラ機能が進化している今、タイムラプス撮影は身近なものとなっています。
おうち時間が増えている中で、インターネットで動画を見る機会も増えているのではないでしょうか。フレッツ光ネクスト+Wi-Fiなら、スマートフォン等で動画を見るときも携帯回線の通信容量や速度制限を気にせず視聴いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
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