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公開日:2018.02.21

連載Clip Click On 旅特集

vol.03

岡山県 あっ晴れなおいしさ

写真:岡山県 あっ晴れなおいしさ

「Clip Click On」は、あなたの暮らしに輝きをプラスするCLUB NTT-West会員限定のウェブマガジンです。旅特集は、大人が愉しめる通な「旅」をテーマに、西日本各地を独自取材で紹介します。

岡山県が「晴れの国」と称されるのは、年間の降水量1ミリ未満の日が、全都道府県で最も多いから。
そのせいでしょうか、岡山県には晴れやかで伸びやかな風景や人が多いように思います。
しかし今回、注目したいのは「食」。目の前に海、後ろに山という岡山県には海や大地の恵みがたくさんあって、食の楽しみに浸りたいという旅人の願いを十分に叶えてくれるからです。ということで今回の旅のテーマは、「あっ晴れなおいしさ」。岡山のおいしい食べ物を巡ります。

庶民の心意気が、カタチになったご馳走。

写真:ばら寿司

岡山県は「ばら寿司」の国ということをご存知ですか? お祭りや集まり事があると、どの家庭でも「ばら寿司」を作って訪れた人に振る舞ったといいます。どの家庭にもその家庭の味があって、使う具も酢の量も家庭ごとに異なっていたといいます。

なぜ岡山に「ばら寿司」文化が広まったかというと、江戸時代、時の藩主が倹約令をだして、食べ物に関しては「一汁一菜」と決めてしまったからとか。しかし庶民も黙って従いません。大きなすし桶の底に、ままかりやら鰆やら蓮根やら椎茸など、海山の幸を敷き詰め、その上に酢飯を盛ったのです。見回りの人にはご飯の桶にしか見えません。しかし役人が帰ると桶をひっくり返す。彩り豊かな「ばら寿司」が姿を現すとそれをみんなで楽しんだといいます。また、ご飯に色々なおかずを混ぜ込んでしまえば、それはひとつの食べ物なのだから「一菜」と解釈したという言い伝えもあるようです。どちらにせよ、岡山県の「ばら寿司」は、そんな庶民の知恵と反骨心が生み出したご馳走と言えそうです。

パフェというフルーツ王国の醍醐味。

写真:イチゴ、メロンのフルーツパフェ

年間を通して雨が少なく、瀬戸内海式の温暖な気候という岡山県は、フルーツがおいしく育つ最適な条件を備えています。なかでも白桃(清水白桃)、マスカット、ピオーネの生産量は全国1位。他にもメロン、梨、イチゴ、いちじくなど、さまざまなフルーツを楽しめる、まさにフルーツ王国なのです。

そんな岡山県の季節のフルーツを楽しめるのが「フルーツパフェ」。岡山市では2009年から「フルーツパフェの街おかやま」という取り組みを行っていて、市内のカフェやパティスリーやレストランなどでは、各店が腕によりをかけた色とりどりの「フルーツパフェ」をいただくことができます。数あるスイーツの中から「パフェ」が選ばれた理由は、新鮮な果実を生で食べられて、ゼリーやアイス、ジェラート、ジュースなどにアレンジできるから。だから店によって表情も味わいも異なる個性的なものが生まれて、一口に「フルーツパフェ」といっても、フルーツや生地やソースが変わればこれほどの違いが生まれるのかと驚くほど。まさにあっ晴れな岡山県のおいしさ! 甘いものが大好きという方はもちろん、そうではないという方にこそ、ぜひお試しいただきたい一品です。

市内から少し足を伸ばせば、ひと味違ったおいしさも。

写真:たまごかけごはんにタレを注いでいる様子

岡山市内から北の方へ車で1時間弱。けっして便利とは言えない山間の場所に、週末ともなれば行列のできるお店があります。その名前は「食堂かめっち。」。お客の目当ては「たまごかけごはん」。地元美咲産の棚田米を使った炊きたてのお米に、近所の養鶏場からの産みたての卵を落とし、醤油をベースにした「しそ、のり、ねぎ」のタレを垂らしていただくのがおいしさの秘密。何ともしあわせなおいしさが口いっぱいに広がります。

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チエネッタ編集部

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