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審査22-956-1
公開日:2018.03.13
連載好きを叶えた人たち
vol.03
植物が一斉に芽吹く春。ステキなお庭を見ると、ガーデニングに挑戦したくなります。でも「ちょっとハードルが高いな」と二の足を踏んでいる人も多いのでは?そんな方々に、人気のガーデニングブロガー・紫雨(しう)さんは「ガーデニングはカンタンに始められるし、インターネットを使うことでもっと楽しくなりますよ」とアドバイスします。ネットを活用したガーデニング術についてお聞きしました。
PROFILE
紫雨(しう)
福岡県在住の専業主婦。マンションの小さな庭で季節ごとのガーデニングを楽しみ、その日の植物や庭の様子をブログにアップしている。(http://kshmsk.blog22.fc2.com)。本人と同じ主婦層からの人気が高く、ブログは「紫雨さんのしあわせ色の毎日」(主婦の友社)として書籍化もされた。
ガーデニングというと、大きな庭でたくさんの植物を育てるイメージがあるかもしれませんが、うちの庭はマンションの一角にあるので、ブログを見た人が実際に見ると「このスペースでやっているんですか?」とびっくりするくらいの小ささなんです。でも、たった1鉢でも屋外に植物を置いて、家事や子育ての合間に触れ合えば、それが「ガーデニング」だと思いますよ。
ブログを始めたのは2009年の4月から。私がガーデニングを始めてから、それまで植物にまったく触れたことのなかった夫が、バラ好きになりました。昼休みになるのを見計らって、夫がお気に入りのバラの写真を毎日携帯メールで送っていたんですが、「主人だけに見せるのはもったいない!たくさんの人に見てほしい」と思ったのがそもそも。それに、ブログに写真をアップしておけば、半永久的にネット上に残りますしね。「これは一生ものになるぞ」と感じて、日記代わりにスタートしました。 アクセス数が気になり始めたのは、ブログのランキングに登録してから。私、こう見えても負けず嫌いでして(笑)。
自分のブログを訪問してもらうにはどうすればいいか、自分なりに考えてみたんです。それで思いついたのが、ほかの人のブログの応援ボタンをクリックすること。しかも、応援カウントがゼロに戻る夜中の12時に、前日に私のサイトを訪れてくれた人の応援ボタンを押すと、「あ、この人、自分のブログを応援してくれている」って私に良い印象を持ってくれるんじゃないかなと思いました。ちょっと戦略的でしたけど、これが大成功!あっという間に登録しているカテゴリーで第1位になることができました。
でも、ブログの楽しさを本当に実感するのは、コメントをもらうようになってからなんです。私の次女には障がいがあるんですが、同じ境遇のママから「子どものことで落ち込んでいましたが、同じ障がい児のママである紫雨さんのブログを見て、私もいつかこんなふうにガーデニングを楽しめるようになれるんだと思うと、希望がわいてきました!」というコメントが来るようになりました。そのコメントを見て「こんな私でも人の役に立てるんだ」と、逆に励まされましたね。 それからは、ブログの読者にもっとキレイなお庭を見てもらわなくちゃ!キレイな花が咲いたらブログに載せなくちゃ!と思うようになり、よりガーデニングとブログにのめり込むように。一つのことが長続きしない三日坊主の私が、こんなにガーデニングを続けることができているのは、ブログのおかげなんです。
ガーデニングの楽しさは、何と言っても「景色」をつくれるところ。花や緑を取り入れて、季節ごとに自分だけの景色をつくれるのが醍醐味ですね。例えば、いまの季節なら黄色い花ではなく、白とピンクの花を植えるといい景色ができるな〜とか。そのあたりのセンスは、やっているうちにだんだんと磨かれていきます。それに、インターネットで検索すれば、ガーデニングの情報がたくさん出てきます。それを参考にしながら、庭づくりに磨きをかけています。 好みの変化によって景色を変えていけるのもおもしろさ。私はガーデニングを始めたころ、好きな花を庭いっぱいに植えて、かなりにぎやかな景色にしていました。でも最近は、緑の中に少し花がある景色がお気に入りです。 私、虫が怖いくせに、草むしりが好きなんですよ。草を取りながら土に触れていると、すごく癒やされるんです。冬の庭も大好き。前の年に種を落とした植物の芽が、小さく顔を出しているのに出会えるのが、すごくうれしいんです。そんな体験ができるのも、ガーデニングならではですよね。
ガーデニングは、鉢、土、植物があれば、誰にでも簡単に始められます。育てやすい一年草でつくる、初心者向け「花の寄せ植え」をご紹介します。
【用意するもの】
鉢、キッチン用ネット、鉢底石、土、ポット入りの植物4〜5点、箸や棒のようなもの
【手順】
(1)鉢の正面を決めて、キッチン用ネットに鉢底石を入れたものを底に入れる。底から3㎝程度が目安。
(2)鉢に土を入れる。ポット入りの植物を鉢に当て、鉢の縁から2㎝下に植物がくるような高さまで土を入れる。
(3)色合いや配置を決めた上で、ポットから植物を出して鉢に植え込む。植物の根を少しほぐしてから鉢に植えると、根を伸ばしやすい。
※冬は根をほぐさないほうが寒さに耐えられる、といったこともあるので、花や植物ごとにその都度ネットで調べるのがおすすめ。
(4)土を入れる。ときどき箸や棒で土を突きながら、根っこの回りに隙間ができないようにきちんと土を入れていく。
(5)鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷり水をやる。
植物を買ってきたのはいいけど、いざ植えてみるとなんだか配色が悪い......。そんなときは、植物を買う前に、ガーデニングショップで色や花の高さなどの組み合わせをあれこれ試してみるのがおすすめです。具体的には、ポット入りの植物を数種類ほどショップの床に並べて、色や形のバランスがよくなるまで試行錯誤してみること。迷惑にならないよう、ショップの端っこでやってみてくださいね(笑)。
小物や雑貨を取り入れるのも、ステキな庭をつくるポイント。植物と雑貨はとても相性がよく、相乗効果を発揮してくれますよ。
ガーデニングアイテムをそろえているとお金がかかるのでは?と思うかもしれませんが、私のガーデニングは「お金をかけないガーデニング」。そのほうが、かえってうまくいくことが多いんです。
植物一つとっても、高価な花より、ホームセンターで売っている1つ100円未満の花のほうが、だんぜん育てるのがラクです。大量に栽培されて売られているものは、それだけ育てやすいということなんですよね。
私は手仕事が好きなので、雑貨も手作りしていますが、庭にある雑貨は、100円均一ショップで買ってきたものに少し手を加えただけ。例えば、色を塗ったり、フックにかわいい小物をひっかけたりと、ごく簡単にできるものばかりです。
道具も最初からすべてそろえなくて大丈夫。土入れがなければ、紙コップの先をすぼめたものを使えば、土をこぼさず上手にプランターに入れることができます。そこにあるものをうまく使えば、ガーデニングはすぐにでも始められます。ブログも同じ。私でもできるくらい簡単なので、今日からすぐにでも始められます。植物とブログによる楽しくてうれしい体験、ぜひ味わってみてくださいね!
紫雨さんのブログは、写真がとびきりきれい。ブログを始めた記念にと、ご主人が一眼レフのデジタルカメラを買ってきたのが、撮影を始めたきっかけだそうです。さぞ写真の勉強をしたのだろうと思いきや、「カメラの説明書も読んだことがないんですよ」と笑う紫雨さん。でも、何かコツがあるのでは?とお聞きしてみると、次のようなお答えが返ってきました。
★たくさん撮る...1枚や2枚ではなく、何枚も撮っておくと、そのうち1枚くらいはいい写真があるのだそうです。「下手な鉄砲、数撃てば当たるですよ」。
★薄日のときに撮る...晴天の日に撮ると、花に強い影が落ちてきれいに写らないことがあります。撮影にベストなのは、曇りや薄日のさす日です。
★撮りたい花にピントを合わせる...全体にピントを合わせるのではなく、主役である花にピントを合わせると、後ろや前がほどよくぼけた立体感のある写真に仕上がります。
「ポット入りの植物を鉢に植え替える余裕がないときは、ポットのままカゴに入れて寄せ植え風にしておくといいですよ」と紫雨さん。水やりを欠かさなければ、季節にもよりますが一ヶ月くらいはもつそうです。時間ができたときにきちんと植え替えてあげれば、すくすくと育ってくれます。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
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昔から植物が好きで、切り花を買ってお部屋に飾ったりしていました。でも、自分で育てるのは難しいなと思っていたのが正直なところ。そんなある日、スーパーに売っていたパンジーの鉢植えを見つけて、「ダメもとで育ててみようかな」と思い立ったのが、私のガーデニング人生の始まりなんです。
そのとき住んでいた市営住宅には庭がなく、洗濯物を干すベランダに鉢植えを置きました。自分なりに一生懸命お世話していると、葉っぱが繁って、つぼみが出て、花が咲いて。植物の成長を目の当たりにして、「私が育てた!」という実感がわいてききたんですよ。それまでは単なる物干し空間だったベランダが、何か小さな楽しみがある「意味のある場所」のように思えてきて。それからは、お花のために洗濯物を端っこによけて、お日さまを取り入れてみたりね(笑)。