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公開日:2018.07.26

連載あなたを守るセキュリティー講座

vol.15

ワンタイムパスワードも危ない!?スマートフォンを狙うコンピューターウイルスに注意

写真:ワンタイムパスワードも危ない!?スマートフォンを狙うコンピューターウイルスに注意

スマホの普及が進むにつれ、パソコンだけでなくスマホをターゲットにしたコンピューターウイルスによる被害が増えてきています。
金銭を狙うコンピューターウイルスの最新動向と3つの対策ポイントを紹介します。

金銭を直接狙うコンピューターウイルスの最新手口

この連載でも、今までに何度か紹介してきたランサムウェアですが、近頃はより悪質化が進んでいます。
最近では、画面をロックしたりデータを暗号化するだけでなく金銭が支払われなかった場合、人質にとったデータをインターネット上に公開すると脅す新種が登場しています。

ランサムウェアに感染する可能性はパソコンだけではありません。
スマホにおいてもその危険性は十分にあります。

スマホに挿入されたSDカードのデータを暗号化して開けなくするものや、法執行機関を騙り、金銭が支払われない場合、裁判所へデータを転送するといった、日本語の警告文を表示するスマホ向けの身代金要求型コンピューターウイルスが確認されています。

またランサムウェアだけでなく、ネットバンキングを狙うコンピューターウイルスの攻撃も活発です。
このコンピューターウイルスも以前より何度か取り上げていますが、スマホにおいてはSMS(ショートメッセージサービス)を乗っ取り、銀行からSMSメッセージで届くワンタイムパスワードを盗みだす不正アプリが確認されています。

■参考記事
ネットへの公開を材料に恐喝!?金銭を狙うウイルスの最新手口と対処法 - トレンドマイクロ is702 2016年5月12日
http://www.is702.jp/special/1953/

暗号化型ランサムウェアの新種「JIGSAW」が仕掛ける悪質なゲーム - トレンドマイクロ is702 2016年4月25日
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/13258

金銭狙いのコンピューターウイルス被害に遭わないための3つの対策ポイント

1.メールのリンクや添付ファイルを不用意に開かない

実在する企業の請求の案内や宅配の不在通知を装ったメールなど、さまざまな手でメールのリンクや添付ファイルを開かせようとします。
心当たりのないメールにはむやみに反応しないようにしましょう。

2.OSやソフトは常に最新版にアップデートしておく

OSやソフトの脆弱性を攻撃し、ユーザーに気づかれないようにコンピューターウイルスを送り込む手口もよく使われます。
OSやソフトの更新プログラムが提供されたら速やかに適用しましょう。
>パソコンを最新の状態にする方法はこちら

3.アプリの入手には公式マーケットを利用する

不正アプリの多くは、身元不明の業者が運営する非公式マーケットで配布されています。
アプリのインストールは各キャリア公式のWebサイトなど、信頼できるマーケットを利用しましょう。

写真:ランサムウェアへの対策機能を持ったセキュリティー対策ソフトの使用をおすすめします。
写真:WindowsOS版はランサムウェア対策にも対応!
写真:不審なWebサイトへのアクセスをWEB脅威対策機能でブロックできます
写真:フレッツ光をご利用なら以下の中から1つセキュリティ対策ツールを追加料金なしで使えます。
写真:詳しくはこちら

※フレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライトのいずれかをご利用のお客さまが対象です。

【標準装備の「セキュリティ対策ツール」によるセキュリティー機能について】
・「フレッツ 光ネクスト」や「フレッツ 光ライト」における標準装備のセキュリティー機能はパソコン(Windows OS,macOS)またはAndroid端末1台(1OS)分です。「コラボ光(詳しくはこちら)」によっては、標準装備の「セキュリティ対策ツール」は含まれない場合があります。
・「フレッツ・v6アプリ」における標準装備のセキュリティー機能はパソコン(Windows OS)1台(1OS)分です。
・ご利用のパソコンまたはAndroid端末環境(OS等)やソフト等との相性により本機能が正常に動作しない場合があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
・定義ファイルやプログラムは、対象の「フレッツ光」等接続環境下でダウンロード・更新を行い、常に最新の状態にしていただく必要があります。
・本機能はセキュリティーに対する全ての脅威への対応を保証するものではありません。

【「フレッツ 光ライト」の場合の留意事項】
・「フレッツ 光ライト」「セキュリティ対策ツール」および「セキュリティ機能ライセンス・プラス(オプション)」の利用量も通信料の対象です。
・パターンファイルの更新等320MBを超える利用量が必要となる場合があります。
・「セキュリティ対策ツール」の機能については、お客さまにて利用有無を設定することが可能です。

※掲載している情報は、記事執筆時点のものです

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チエネッタ編集部

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