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2019.07.09

夜間の混雑など、フレッツ網の速度改善が期待できる?IPv6で速くなる仕組みと導入方法

夜間の混雑など、フレッツ網の速度改善が期待できる?IPv6で速くなる仕組みと導入方法

スマホやタブレットなどの爆発的な普及から、インターネットの利用がより身近に、より簡単になった現代。いつでも情報収集や動画閲覧ができるのは便利ですが、時間帯によっては速度が遅くなったり、動画がカクカクして見られなくなったりしたことはありませんか?

ネット利用頻度が増えるにつれ、だんだんとストレスになっていくこの問題。そんな中、「IPv6を使えば、通信速度が改善されてサクサクネットができる!?」という方法があること、ご存知でしょうか? そこで今回は、インターネットの通信方法であるIPv6の正体と、その仕組みについてご紹介します。

1IPv6とは?

画像:IPv6とは?

「IPv6(アイピーブイロク)」とは、Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン6)の略。「プロトコル」とは、インターネットでコンピューターが情報の送受信をする際に用いるルールのこと。私たちは日々ネットで検索したり、動画を見たりしていますが、画面の裏では膨大な数の情報が飛び交っていて、それらを管理するためのルールが定められています。

インターネットに接続している機器(パソコンやスマホなど)には、通常「IPアドレス」と呼ばれる識別番号が付きます。情報を表示させるために必要な、ネット上の住所みたいなものです。今までは「IPv4」と呼ばれるプロトコルがIPアドレスを管理していましたが、近い将来そのIPアドレスが使い尽くされて不足してしまうため、新しいプロトコル「IPv6」が誕生しました。

IPv4では43億個のアドレスがありましたが、IPv6ではケタ違いに増えてなんと340澗(かん)個!(澗は10の36乗) これだけあれば、事実上枯渇することはないと考えられています。郵便番号が5桁から7桁に変わったときや、携帯の電話番号が「090」だけではなく「080」も追加になったときと同じと考えれば、イメージしやすいのではないでしょうか。

この新しいIPv6を使うとインターネットの混雑を回避して、速度改善が期待できるといわれています。

2IPv6(IPoE)を導入するとなぜ速くなるの?

画像:IPv6(IPoE)を導入するとなぜ速くなるの?

IPアドレス(ネット上の住所)の置き場所が増えただけなのに、なぜIPv6では速度改善が期待できるといわれているのでしょう。それは、接続の方式が違うことにあります。現在幅広く普及しているIPv4では、「PPPoE(PPP over Ethernet)」と呼ばれるプロトコル(コンピューターが情報の送受信をする際に用いるルール)でインターネットに接続していますが、IPv6ではその「PPPoE」に加えて、「IPoE(IP over Ethernet)」というプロトコルも使うことができます。このプロトコルが従来より早いアクセスを可能にします。たとえて言うなら、IPv4を「普通の高速道路」とするならば、IPv6は「料金所のない高速道路」ぐらいのスムーズさ。一体どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

3PPPoEではなくIPoEだと、なぜ速くなるの?

画像:PPPoEではなくIPoEだと、なぜ速くなるの?

前述の通り、これまでIPv4では基本的にPPPoEと呼ばれる接続方式で通信を行い、フレッツ光の場合NTT西日本の基地局からプロバイダーを通過してインターネットに接続していました。特に利用者の多い夜間などの時間帯には、PPPoE方式で接続をする人が増えると、ちょうど高速道路の料金所のように接続口が混雑するため、速度が低下してしまうのです。

IPv6では、従来のPPPoEに加えて、別の接続方式であるIPoEによって利用者の少ないIPv6の接続口を通過させて混雑を回避することができるため、速度の改善が期待できるという仕組み。単純に空いている接続口を利用しているから速く感じる、ということですね。

4IPv6の弱点をフォローするのが「IPv4 over IPv6」

画像:IPv6の弱点をフォローするのが「IPv4 over IPv6」

IPv6で通信するには、利用するWebサイトがIPv6に対応している必要があります。現状でIPv6に対応していないWebサイトやWebサービスにIPv6通信でアクセスした場合、表示は問題なくされますが、画面の裏側では元の環境(IPv4)に戻って情報を処理しているため、時間帯によっては遅くなることも。

最近ではそのデメリットを解決するために、「IPv4 over IPv6」という接続方法が注目されています。IPv4通信でも、IPv6 IPoEの経路上を通れるようにする技術であり、「IPv6 IPoE」に「IPv4 over IPv6」を足すことにより、IPv4通信とIPv6通信どちらでも、問題となっている装置を迂回して、快適な通信を可能にします。これを使えば混雑する時間帯でも、環境に依存することなく速度改善が期待できますね。

5IPv6はどうやって導入するの?

IPv6を利用するためには光回線への申し込みのほか、プロバイダーへの申し込みと準備が必要です。「フレッツ 光ネクスト」をご利用の場合なら、「フレッツ・v6オプション」(NTT西日本)への追加申し込みが必要です。

プロバイダーへの申し込みは、IPv6/IPoEに対応しているプランを選ぶ必要があります。選ぶ際の注意点としては、プロバイダーがIPv6接続オプションを提供していて、かつ「IPoE対応」であること。IPv6対応であっても、接続方式がPPPoEのみのプロバイダーであれば、速度改善の期待はできないので注意が必要です。

また、IPv6対応の通信機器(モデムやルーター)の準備も必要です。フレッツ 光ネクスト利用者で、IPv6に対応するホームゲートウェイを利用している場合は、別途対応するルーターの準備は不要であるなど、ご自宅の環境によって導入準備が異なるため、詳しくはこちらをご覧ください。
フレッツ・v6オプション

◆まとめ

年々増え続けるインターネット人口。IPv6通信は今後主流になることが想定されるので、いち早く導入し、ストレスのない快適なインターネットライフを体感してみましょう!

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