リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2020.11.27
連載ネットの知恵袋 Wi-Fi
スマートフォンを購入する予定ですが、携帯ショップや家電量販店、パンフレットなどでは「5G」「LTE」など色々と書かれていて違いがわかりません。Wi-Fiと何が違うのですか?
※この記事は2020年11月27日現在の情報です。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
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5Gは「4G」の後継規格、LTEは「3G」の上位規格として導入され、主に携帯電話で利用される通信規格をあらわす用語です。
中でも5Gは、3G/4G/LTEなどの技術を組み合わせ、「5G新無線周波数帯」と呼ばれる高周波数の帯域幅を利用することにより、高速・大容量のデータ通信が可能です。
また、通信網内でユーザーや端末が同時接続を行なうことで発生する速度遅延の問題を大幅に解消できると言われています。
Wi-Fiや5G/LTEなどの無線通信は規格ごとに通信方式が異なるため、最大通信速度や周波数帯域の他にもさまざまな違いがあります。
Wireless Fidelity(ワイヤレス・フィデリティ)の略
インターネット回線とWi-Fi親機、Wi-Fi子機をつなぐ近距離対応の通信技術
【特徴】
・通信速度や距離はインターネット回線とWi-Fi親機(Wi-Fiルーターなど)の性能によって異なる
・データ通信量を節約できる
・他の家電製品と電波干渉する場合がある
・Wi-Fi規格に対応していれば接続できる
5th Generation(フィフス・ジェネレーション)の略
第5世代移動通信システムのこと
Long Term Evolution(ロング・ターム・エヴォリューション)の略
次世代高速携帯通信規格のこと
※「4G(LTE)」や「3.9G」と表記される場合もある
【特徴】
・全国各地の広い範囲で通信ができる
・最新の規格であれば通信速度や通信状況がWi-Fi環境を上回ることが期待できる
・別途通信事業者との契約と利用料金が必要
・対応機器以外は接続できない
ここではWi-Fiと5G/LTEの大まかな違いについてご紹介します。
対応デバイス(端末、機器)について 開く確認したい項目をクリックしてください。
Wi-Fiと5G/LTEでは使用できる端末に違いがあります。
※上記の内容は一例です。
Wi-Fiには、Wi-Fi独自の「IEEE802.11」から始まる規格(※1)があります。
Wi-Fiルーターは「親機」、Wi-Fi対応の端末・機器は「子機」と呼ばれており、機種ごとにメーカーによって設けられたWi-Fi規格で通信する機能を搭載しています。
Wi-Fi対応の端末・機器については以下のページをご覧ください。
■ネットの知恵袋 Q.「Wi-Fi」マークがついている製品って何なの?
http://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_wi-fi11.html
5G/LTEは携帯電話と同じ周波数帯域の電波を使用してデータ通信を行ないます。
そのため、「Wi-Fiモデル」などの端末では利用できず、各メーカー・通信事業者から提供される5G/LTE規格に対応した端末のみ利用可能です。
Wi-Fiと5G/LTEでは利用するために必要な環境が異なります。
・Wi-FiサービスやフリーWi-Fi(公衆無線LAN)を利用する
※上記の内容は一例です。
Wi-Fiは親機と子機の相互で搭載された、共通の通信規格を利用して接続することでWi-Fi通信が可能です。
自宅のインターネット回線とWi-Fiルーターを接続してWi-Fi環境を構築する他、店舗や公共施設が提供するフリーWi-Fiにアクセスしたり、通信事業者が提供するモバイルルーターやスマートフォン、タブレット端末のテザリング(※2)機能を活用したりする方法があります。
Wi-Fiに接続するためには、事前に接続したいネットワークの[SSID]と[パスワード](※3)が必要です。
5G/LTE規格は対応した端末だけでなく、5G/LTEの通信サービスを提供する通信事業者との契約が必須となります。
通信事業者との契約で提供されるSIMカードを端末に挿入することで端末の通信が可能になるため、別途通信を行なうにあたって接続設定は不要です。
Wi-Fiと5G/LTEにおける最大の違いは通信範囲と言われています。
※障害物、電波干渉、距離により変動する
※上記の内容は一例です。
Wi-FiはWi-Fiルーター(無線LAN親機)や、店舗・公共施設などで提供されるフリーWi-Fi(公衆無線LAN)の電波が届く範囲のみ通信可能です。
LTE/5Gは全国各地に設置されている通信事業者の基地局の通信網から電波を受信しているため、Wi-Fiよりも利用できるエリアが広く、屋外でも場所を問わず自由に移動しながら通信が可能です。
なお、通信事業者ごとに最大通信速度や利用可能なエリアが異なるため、A社と契約している携帯電話やスマートフォンがつながるエリアでも、B社と契約している端末では「電波が届かない」「通信が不安定になる」というケースもあります。
Wi-Fiはすでに導入済みのインターネット回線とWi-Fiルーター、フリーWi-Fi(公衆無線LAN)などのネットワーク環境を利用するため、別途利用料が発生しません。
一方、5G/LTEは通信事業者への月額利用料がかかる他、契約するプランによってはデータ通信量の制限などが設けられています。
5G/LTEの最大通信速度や月額利用料は通信事業者やプランによって異なるため、普段からどのような用途でインターネットを利用しているか、データ通信量や通信時間について把握しておくことをおすすめします。
屋外への外出時には5G/LTEを利用し、自宅やお出かけ先にWi-Fi環境がある場合はWi-Fiに切り替えて通信するなど、状況に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。
(※1)■ネットの知恵袋 Q. IEEE802.「11b / 11g / 11a / 11n / 11ac / 11ad / 11ax」って何?
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_wi-fi06.html
(※2)■ネットの知恵袋 Q. テザリングって何ですか?
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_wi-fi21.html
(※3)■ネットの知恵袋 Q. Wi-Fi(無線LAN)の接続設定に必要な情報は何ですか?
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_wi-fi03.html