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公開日:2019.07.09
更新日:2021.10.29

IPv6インターネット接続で速度改善!仕組みと導入に必要な環境とは?

IPv6インターネット接続で速度改善!仕組みと導入に必要な環境とは?

パソコンやスマホでのインターネット利用が当たり前の現代。しかし、時間帯によって通信速度が遅くなったり、動画がカクカクして見られなくなったりした経験はありませんか?そんなインターネット接続の速度改善が期待できる通信方法といえばIPv6(IPoE)。

IPv6ってなに?そもそもIPとは?従来のインターネット接続方式と何が違うの?

そんな人に向けて、今回はIPv6の基本的な仕組みと導入に必要な環境についてご紹介します。

1IPv6?IPv4?そもそもIPとは?

IP(インターネットプロトコル)とは?

IP(アイピー)とは、Internet Protocol(インターネットプロトコル)の略です。「プロトコル」とは、インターネットでコンピューターが情報の送受信をする際に用いるルールを指します。何気なく見ているwebサイトや動画ですが、画面の裏では膨大な数の情報が飛び交っているため、それらを管理するためのルールが定められているのです。

また、インターネットに接続している機器(パソコンやスマホなど)には、通常「IPアドレス」と呼ばれる識別番号が割り当てられます。一言でいうとネット上の住所みたいなもので、これまでは「IPv4(アイピーブイヨン)」と呼ばれるプロトコルでIPアドレスを管理していました。しかし、インターネットの急速な普及により、IPアドレスの数が不足してしまったため、新しいプロトコル「IPv6(アイピーブイロク)」が誕生したのです。

IPv6とIPv4の違いは?

IPv6(アイピーブイロク)とは、Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン6)の略で、約340澗(かん)個のアドレスを持っています(澗は10の36乗)。ちなみにIPv4のアドレス数は約43億個。

IPv4とIPv6の違い

IPv4とIPv6には、文字通り桁違いの差があるのです。郵便番号が「5桁」から「7桁」に変わったことや、携帯電話番号のはじまりが「090」だけではなく「080」が追加になったことと同じと考えれば、イメージしやすいのではないでしょうか。

このIPv6を使うことでインターネットの混雑を回避して、速度改善が期待できるといわれています。

2IPv6(IPoE)を導入するとなぜ通信速度が速くなるの?

IPv6はPPPoEに加えIPoEを使用できる

IPv6になりIPアドレス(ネット上の住所)が増えただけで、なぜ速度改善が期待できるといわれているのでしょうか?それは、接続の方式の違いにあります。

そもそもIPv4では、「PPPoE(PPP over Ethernet)」と呼ばれるプロトコル(コンピューターが情報の送受信をする際に用いるルール)でインターネットに接続しています。しかし、IPv6では「PPPoE」に加えて、「IPoE(IP over Ethernet)」というプロトコルも使えるようになりました。

このプロトコルが従来より速いアクセスを可能にするのです。たとえるなら、IPv4が「普通の高速道路」で、IPv6は「料金所のない高速道路」といったところでしょうか。

たとえるなら、IPv4が「普通の高速道路」で、IPv6は「料金所のない高速道路」といったところでしょうか。

一体どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

PPPoEとIPoEの違い、通信速度が速くなる理由は?

前述の通り、IPv4は基本的にPPPoEと呼ばれる接続方式で通信を行っており、フレッツ光の場合は、NTT西日本の基地局からプロバイダーを通過してインターネットに接続しています。

夜間など、特に利用者の多いの時間帯にPPPoE方式で接続をする人が増えると、高速道路の料金所のように接続口が混雑するため、速度が低下してしまうのです。逆にIPv6は、従来のPPPoEに加えて、別の接続方式であるIPoEによる通信が可能なので、利用者の少ないIPv6の接続口を通過することで混雑を避けられ、速度改善が期待できるのです。

IPv6は空いている接続口を利用するため通信速度が速いと感じます。

上図の通り、IPv6は空いている接続口を利用するため通信速度が速いと感じます。

3IPv6にデメリットはある?

IPv6のデメリットと、デメリットを解決する「IPv4 over IPv6」

IPv6で通信するには、利用するWebサイトがIPv6に対応していなければなりません。IPv6に対応していないWebサイトやWebサービスに、IPv6通信でアクセスした場合も表示に問題はないのでご安心ください。ただし、画面の裏側では元の環境(IPv4)で情報を処理するため、時間帯によっては遅くなることがあります。

IPv6に対応している代表的なサイト

そのデメリットを解決するのが「IPv4 over IPv6」という接続方法。IPv6環境で通信をしながらもIPv4アドレスでの通信も可能にする技術で、これを利用することにより渋滞を避けられるため、通信速度の改善が期待できます。

4IPv6はどうやって導入するの?

光回線、プロバイダーへの申し込みと準備が必要

IPv6を利用するためには光回線への申し込みのほか、プロバイダーへの申し込みと準備が必要です。「フレッツ 光ネクスト」をご利用の場合なら、「フレッツ・v6オプション」(NTT西日本)への追加申し込みが必要となる場合があります。
※2021年5月11日以降に「フレッツ光」をお申し込みされたお客様は、「フレッツ・v6オプション」(NTT西日本)の追加申し込みが不要となる場合がございます。詳しくはこちら
※本サービスについては、ご利用のパソコン環境(OS等)により、一部機能が制約される場合があります。
※その他、サービス利用条件などの詳細については、こちらをご覧ください



プロバイダーへの申し込みは、IPv6/IPoEに対応しているプランを選びましょう。注意点は、プロバイダーがIPv6接続オプションを提供していて、さらに「IPoE対応」であること。IPv6対応であっても、接続方式がPPPoEのみのプロバイダーであれば、速度改善の期待はできないので注意しましょう。

また、IPv6対応の通信機器(モデムやルーター)の準備も必要です。「フレッツ 光ネクスト」利用者で、IPv6に対応するホームゲートウェイを利用している場合は、別途対応するルーターの準備は不要であるなど、ご自宅の環境によって導入準備が異なるため、詳しくは「フレッツ・v6オプション」のページをご確認ください。

◆まとめ

もはや生活に欠かすことのできないインターネット。Googleの公開情報 によると2021年10月現在、日本では40%以上のユーザーがIPv6で通信できる環境を持っているとのことです。今後も普及が進むと考えられるIPv6。インターネットの通信速度にお悩みの方は、IPv6の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

フレッツ光(IPv6対応)の検索に便利な「対応プロバイダー検索」もぜひご活用ください。

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今までもこれからも安定した通信「フレッツ光」を皆様にお届けしてまいります。

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