リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
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公開日:2022.08.18
更新日:2023.10.26
よく耳にする「光ファイバー」。しかし、そのしくみを正しく理解できている人は多くありません。本記事では、光ファイバー通信のメリット・デメリットやADSLとの違いなど、導入前に知っておきたいことを解説し、おすすめの光ファイバー通信をご紹介します。
光ファイバーとは、透過率の高い石英ガラスや高性能プラスチックなどで構成される光の伝送路のこと。平たく言えば、ガラスやプラスチックなどでできた「光を通す繊維」です。
光ファイバーが光回線の伝送路として使用されているのには理由があります。それは、電磁気の影響に強く、高速信号を長距離に伝送できるため。このことが光ファイバー最大の特徴です。
次に、光ファイバーを用いた通信のしくみを見ていきましょう。光ファイバーは、光信号による情報を伝達することができます。
まず、変換器によって送信元の情報を電気信号から光信号に変換。変換された光信号が光ファイバー内を通って受信先に送られると、再び電気信号に変換されます。そこからLANケーブルを通してルーターや端末に送信されるのが、光ファイバーを用いた通信のしくみです。
光ファイバー通信は、電気信号から光信号、光信号から電気信号と相互に交換するしくみで、高速かつ安定的な長距離伝送を実現しているのです。
そんな光ファイバー通信を使用するメリットとデメリットは以下の通りです。
・通信速度が速い
先ほど述べた通り、光ファイバー通信は光信号で伝送するため、高速通信が可能です。プラン等によって異なりますが、理論上の通信速度は上りと下りともに最大10Gbps。ADSLの通信速度が最大でも50Mbpsですので、実に200倍以上の通信速度を誇ります。
ただ、この通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではなく、各人の利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより低下することがある点に注意が必要です(詳しくは各回線事業者のHPをご確認ください)。
・安定しやすい
光ファイバーの繊維はノイズの影響を受けにくい性質を持っているため、通信速度が他のインターネット回線と比較して安定しやすい傾向にあります。
・伝送損失が少ない
伝送損失が少ないことも、安定しやすい通信に寄与しています。伝送損失とは、通信の伝送路における信号の劣化比率のこと。光ファイバー通信は伝送損失が少ないため、伝送損失による通信の遅延や断続的な切断といったトラブルも、他のインターネット回線と比較して起こりにくくなります。
・工事の必要がある
自宅で光ファイバー通信を利用するには、ケーブルを引き込む工事が必要です。戸建てであれば20,000~40,000円、集合住宅の場合は15,000~30,000円が一般的な初期工事費の相場です。引き込み工事には原則として立ち合いを求められるので、時間を拘束されるのもデメリットといえるでしょう。
自宅にインターネット環境を固定回線で用意する方法としては、光ファイバー通信の他に「ADSL」「ケーブルテレビ」が挙げられます。それぞれの概要と、光ファイバー通信との違いを解説します。
・ADSL
ADSLは、アナログ電話回線を流用してインターネット接続を行なっています。アナログ電話回線を使用しているため、情報を電気信号のまま伝達しています。
・ケーブルテレビ
ケーブルテレビは、電気信号を伝える同軸ケーブルと、光信号を伝達する光ファイバーケーブルの両方を採用しています。
以下に簡単に3つの違いをまとめました。
| 光ファイバー通信 | ADSL | ケーブル テレビ |
---|---|---|---|
伝送方式 | 光信号 | 電気信号 | 光信号 電気信号 |
通信速度(理論値) | 100Mbps~10Gbps | 1.5Mbps~50Mbps | 120Mbps~1Gbps |
・1.回線の契約
回線とプロバイダーの契約がファーストステップです。現在、回線とプロバイダーがセットになっていることが一般的ですが、その両方と契約しなければインターネットには接続できません。なお、回線事業者によって対応エリアが異なります。利用したい場所が対応エリアに含まれているかどうか、必ず事前に確認しておきましょう。
・2.工事の依頼
回線とプロバイダーの申し込みをしたら、光ファイバーの引き込み工事を依頼しましょう。工事には原則として立ち会いが必要ですので、都合の良い日時で調整してください。なお、引き込み工事の所要時間は約1時間。時期によって異なりますが、契約完了後、約2週間から1か月程度で工事が実施されます。また、設備の状況によっては立ち合いが必要な工事が不要となる場合もあるので、工事の依頼時には事業者へ確認をしてみましょう。
・3.接続機器の設置
光ファイバー通信を利用するには、ONUとルーターを設置することが一般的です。ONUは、電気信号と光信号に相互変換するためのもの。光ファイバー通信にとって欠かせない機器です。ONUとルーターともに電源が必要になるので、コンセント付近に設置すると良いでしょう。
・4.接続機器の設定
ONUとルーターといった接続機器を設置し、初期設定を行いましょう。設定が完了次第、光ファイバー通信を利用できます。
マンションの場合、すでに光ファイバー通信が導入されているケースがあります。マンションに導入済の光ファイバー通信の利用を希望する場合は、共用部分から自分の部屋までの引き込み工事をするだけでインターネットが利用可能になるので、比較的簡単です。もし新たに別の回線を引き直したい場合は、事前に管理会社に確認するようにしましょう。
最後に、光ファイバーを使った光回線を提供する会社をご紹介します。
NTT西日本が提供する「フレッツ光」。実績と歴史に裏付けされた高速・安定・高品質を追求した光ファイバー通信です。そのうえ、サービスが充実。「フレッツ光」なら、自分に合ったプランを選択でき、快適なインターネットライフがかないます。
光ファイバーについてご理解いただけたでしょうか?インターネットを利用するにはさまざまな方法がありますが、通信速度と安定性にこだわりたいのなら、光ファイバー通信がおすすめです。光ファイバー通信を導入すれば、インターネットの通信環境に対する不満が解消につながるでしょう。
※この記事は2023年7月13日現在の情報です。
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