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光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
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公開日:2022.02.28
更新日:2024.09.30
連載ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ
生身の人間の代わりに2Dや3Dのアバターで主にYouTube®動画配信をするVirtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)。2016年に元祖VTuber「キズナアイ」さんが登場して以降そのスタイルを模倣する配信者が次々と現れ、2018年には爆発的に流行しました。
動画配信を通して収入を得るYouTuberたちが幅広く活躍する昨今、素顔を公開せずに活動できる匿名性や新しい自分になれる自由度から、VTuberとしての活動に挑戦する人も増えています。
でも、VTuberって色々な機材や専門知識が必要で難しそうなイメージがありませんか?実は、配信スタイルや活動内容によっては意外と低予算かつ手軽に始められるんです。本記事では、VTuberのなり方について、基礎知識から収益化、身バレ対策まで詳しく解説します。
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VTuberとは「Virtual YouTuber (バーチャル ユーチューバー)」の略称で、生身の人間の代わりに2Dや3Dのアバターで架空のキャラクターを使って、主に動画配信サイト「YouTube®」などで動画投稿やライブ配信をしているYouTuberを含めた動画配信者のことです。
通常のYouTuberのように自身の顔をネット上に出すことはないため、「顔出しは恥ずかしい」「周りに知られたくない」という人でも配信ができます。また、好きな見た目のアバターを作れるので、「なりたい自分」になれる点も、VTuberの魅力です。
アバターはWebカメラやVR機器などを使って、表情や手足を動かせます。声も現実の人物、いわゆる「中の人」が演じているため、仮想の存在ではあるものの、まるで生きているようなリアリティを感じさせます。
動画内容は、アバターが歌ったり、ゲーム実況をしたりするものまでさまざまです。中には、ライブ配信しているVTuberもいます。ライブ配信は、リアルタイムで視聴者と配信者がコミュニケーションできることが人気の要因となっています。
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Q. YouTuber(ユーチューバー)って何ですか?
アバターとして使われるキャラクターは、2次元の平面イラストを基に作成した2Dタイプと3次元モデルを基にした3Dタイプの2種類に大別されます。
2Dタイプは、イラスト(キャラクター)を用意して利用できるので作画が安定しやすいというメリットがあります。必要な機材もパソコンとWebカメラ、マイクがあればすぐに始められます。
事前にアバターを用意できれば専門的な知識も必要ありません。ただし、3Dと比べて動きに制限があることや、2Dの立体表現を可能にした表現技術であるlive2D用のイラストを用意する必要があります。
一方3Dタイプは、2Dと比べて動ける範囲が広いため、アバターの動きによりリアリティを持たせることができます。また、キャラメイキングのソフトやアプリが多いためアバター制作のレパートリーも豊富です。
しかし、2Dに比べて必要機材が多い上に、専門知識も必要です。一部のソフトやアプリではオリジナリティが出しにくいこともあります。
VTuberになると、可愛い美少女キャラやカッコ良いイケメンキャラなど、自分の好きなデザインのキャラクター(アバター)になれるので、現実の自分とは異なる存在として活動する楽しさを感じることができます。
また、YouTube®では「投稿した動画の総再生時間」「チャンネル登録者数」などの一定の条件を満たし審査に通ると広告収入として収益を得られる可能性もあります。
その他のメリットとして、動画配信を通じていろいろな人とつながれたり、YouTuberのように顔をネット上に出さないため低リスクで始められたりなど、さまざまなメリットがあります。
一方、VTuberになるデメリットとして、配信に必要なものが多い・費用がかかる点が挙げられます。Webカメラなどの機材や編集ソフト、アバターの準備など多岐に渡ります。アバターの自作が難しい場合は制作会社など、アバター制作を請け負っている企業や個人に依頼が必要なため、機材の購入費用だけではなく、アバターの制作費用もかかります。
動画配信を行うためには、WebカメラなどのIT機器やインターネットについて、ある程度の知識も必要です。動画を配信するプラットフォームは、YouTube®をはじめたくさんありますが、動画が思った通りに配信できるかは配信者の環境に依存します。
うまく配信できない場合は、何が原因でうまくいかないのかを自分で調べて解決しなければなりません。
また「顔を出さなくても良い」とはいえ、身バレのリスクが全くないわけではありません。たとえば、声や話し方、笑い方の特徴で中の人が判明し身バレしてしまうケースや、生配信中のトラブルやX®などの発言で特定されてしまうケースがあります。
視聴者も良い人ばかりではないため、誹謗中傷をされない可能性はゼロとは言い切れません。一見、夢のある世界に見えますが、デメリットもあることをしっかり理解しておきましょうね。
VTuberになるには、個人勢VTuberと企業勢VTuber(事務所に所属)の2種類の方法があります。
個人勢VTuberは、個人的に活動している人を指し、自分で知識や技術を身に付けて自分のアバターを作成し、アプリやパソコンを使って動画を配信します。個人といっても1人とは限らず、複数人でVTuber活動をしている場合も個人勢に該当します。
個人勢で活動するメリットとして、自分のペースで好きなことを配信できる自由度の高さや、準備が整えればすぐに活動を始められる点が挙げられます。
しかし、本格的に活動するとなると、機材の用意、企画考案、撮影、編集などすべて自分で対応しなければならないので大変です。気軽に始められる代わりに、認知度を上げることが難しいのが個人勢の特徴です。
一方、所属する企業からさまざまなサポートを受けて活動できるのが「企業勢VTuber」です。配信機材の用意や、動画編集、宣伝など、動画制作からプロモーションまでさまざまな支援をしてもらえることが多く、VTuberとしての活動に集中しやすくなります。
ただし、企業勢VTuberになるには、企業のオーディションを受けて合格しなければなりません。応募条件には配信経験を重視されるケースが多いため、難易度は高いです。また、個人勢に比べ、所属している企業の意向にあった配信が求められるため、自由度が個人勢に比べて低くなります。
では、実際にVTuberになるにはどうしたら良いのでしょうか。「何から始めればいいかわからない」という方は、これから紹介するステップを参考にしてくださいね。
一括りにVTuberと言っても、その活動内容は多岐にわたります。現在活躍しているVTuberたちが配信するコンテンツは、「歌」「ゲーム実況」「雑談」「ハウツー動画」「商品紹介」「ダンス」など多種多様で、中には「バーチャルキャンプ」を配信するVTuberもいます。
自分の得意なことや興味のあることからアイデアを出し、どのようなコンテンツを配信するのか、どのようなVTuberになりたいのかを考えましょう。
配信したい内容が決まったら、それに沿った機材やソフトウェアを準備します。一般的にVTuberとしての活動に必要な機材・ソフトと費用の相場は次の通りです。
《機材類》
・ Webカメラ:数千円~数万円
・ マイク:数千円~数万円
・ 端末(パソコン・スマートフォン):数万円~数十万円
・ VR機器:数万円~数十万円
《ソフト類》
・ 動画編集ソフト:無料~数万円
・ モーションキャプチャーソフト:無料~数万円
・ フェイストラッキングソフト:無料~数万円
必要な機材とソフトは配信スタイルや活動内容によって異なるので、これらの機材をすべて用意しなくても大丈夫です。例えば、歌い手や踊り手(ダンサー)になるなら高性能マイクや全身のモーションキャプチャーが必要ですし、雑談や商品レビューならWebカメラやフェイストラッキングだけで事足りそうですよね。
配信したい内容と自分のITスキル、予算を照らし合わせて最適な機材やソフトを調べてみましょう。もっとも手軽な手段としてはVTuberアプリを使ってスマホ一つでライブ配信をする方法が挙げられます。
これらのアプリは多くの場合無料で提供されているため、VTuberになる第一歩として利用してみるといいかもしれません。
自分の分身となって活動するアバターはVTuberにとって最も重要な要素のひとつです。アバターには大きく分けて2Dと3Dがあり、作成にかかるコストや再現できる動きがそれぞれ異なります。
ここでは2D/3Dの主な違いとアバターを作成する代表的な方法を紹介します。
・ 2D...比較的安価、動きに制限がある
・ 3D...費用が高い、動きの自由度が高い
作成方法 | 概要 | 費用 |
---|---|---|
既製品をカスタマイズする | VTuberアプリなどであらかじめ用意されたパーツをカスタマイズしてアバターを作成します。 | 無料~アプリ内課金 |
外注する | クラウドソーシングなどを利用して2D/3Dモデリングができるクリエイターに発注します。希望するデザイン案を元にモデリングしてもらったり、デザインからモデリングまですべて依頼したりできます。 | 数千円~数十万円 |
自作する | 2D/3Dモデリングのソフトで理想のキャラを自作します。専門的な知識やスキルが必要です。 | - |
動画のアップロードやライブ配信をスムーズに行なうために、より高速で通信の安定した固定回線をおすすめします。通常、各通信会社の公式サイトではサービスの提供判定ができますので、自宅の住所で利用可能な固定回線を調べてみるのもいいでしょう。
また、ライブ配信中に映像がカクカクする...。いつまでたっても動画を読み込めない...。そんなストレスから解放されたいなら、光回線を利用するのが安心です。
光回線でインターネットを利用する場合、NTT西日本が提供するフレッツ光は以下のような特徴があります。
「フレッツ 光ネクスト」は、最大速度概ね1Gbps※1の高速通信で大容量データをストレスなく利用できます。動画コンテンツの視聴やゲームの利用が多い場合は、「フレッツ 光ネクスト」で通信量の制限を気にせず自由にネットを利用できます※2。
また「フレッツ光」史上最速スペック※3である最大概ね10Gbps※4を誇る「フレッツ 光クロス」の提供エリアが徐々に拡大しています。高画質・大容量の動画コンテンツなどをとことん楽しみたい、という方は「フレッツ 光クロス」がおすすめです。
※1 技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。通信速度最大概ね1Gbpsタイプに変更されても、端末、LANケーブル、その他の利用環境・状況等により、実効速度が向上しない場合があります。詳細は【https://flets-w.com/user/support/sokudo_kaizen/】をご確認ください。
※2 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
※3 技術規格上の通信速度に基づく比較。
※4 最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり実効速度を示すものではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。また、インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。
ここまで、「フレッツ光」の魅力を紹介しましたが、「フレッツ光」を利用するためには、利用する住所が「提供エリア」内である必要があります。提供エリアは、下記のボタンから簡単に確認できます。
「フレッツ光」が気になった方は、まずは下記のボタンから「提供エリア」を確認しましょう。
YouTube®におけるVTuberチャンネルの収益化基準は、基本的にYouTuberと同様で「チャンネル登録者数」「動画の総再生時間」「年齢」などの条件を満たす必要があります。
以下のページではチャンネル収益化の条件も含めてYouTuberについて紹介しているのでご覧ください。
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Q. YouTuber(ユーチューバー)って何ですか?
また、本業と並行してVTuberを始めてみたい人は次のページも参考にしてみてください。
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在宅でできる! 会社員におすすめの副業・はじめ方
VTuberにとってもっとも注意すべきことは、配信者の素顔や素性が漏れること、いわゆる「身バレ」「顔バレ」してしまうことでしょう。例えば、会社員をしながらVTuberをしている人が身バレしてしまうと、自分や家族だけでなく会社にも迷惑がかかるかもしれませんよね。
実際に、ライブ配信中にソフトの不具合で素顔が映ってしまったり、熱狂的なファンによって個人情報を特定されてしまったりした事例もあります。
身バレ・顔バレを防ぐには次のような点に注意しましょう。
・ 機材の扱いに慣れるまでライブ配信は行なわない
・ 住んでいる場所や出身地を推測できる話題を避ける
・ プライベートで利用しているSNSのアカウントに鍵をかける
この他にもインターネット上ではさまざまな対策や注意点が紹介されているので、「VTuber 身バレ 対策」などのキーワードで検索してみましょう。
本記事では、VTuberのなり方について、基本知識から収益化、身バレ対策までを解説しました。VTuberとして配信を行うには、必要な知識や機材などの準備が必要です。「身バレ」「顔バレ」のリスクがありますが、「なりたい自分になれる」「収益につながる」など、さまざまなメリットがあります。
この記事を読んでVTuberに興味を持ったあなた、ぜひ自分の好きや興味を活かして挑戦してみてくださいね。
※この記事は2024年9月4日現在の情報です。
※本項に記載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
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