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公開日:2022.10.28
更新日:2024.02.28

光回線の工事内容とは? 期間・費用・開通までの流れをわかりやすく解説

電信柱と作業員

「光回線の工事はなぜ必要なのか?」
「工事にはどれくらい費用がかかるのか?」
「どんな工事をするのか?壁に穴とか開けられないか不安...」

など、光回線を使いたいけれど、工事が心配、またよくわからないからなかなか気が進まないという方も多いですよね。光回線の工事は、事業者・契約プランによって金額が違いますし、戸建てタイプの場合は1cmほどの穴を開ける場合もあります。ただし、工事が必要だからといって、必ず高額な工事費用の負担があったり、壁に穴を開けたりするわけではありません。

工事費用や穴開けが必要かどうかは、契約するプランや建物の状況によって異なります。これだけ聞くと、余計に難しく感じてしまいますよね。そこでこの記事では、光回線に工事が必要な理由や工事の種類、開通までの流れなど光回線の工事について詳しく解説します。

「光回線を申し込みたいけれど、工事についてよく分かっていないから申し込みをためらっている」という方は、ぜひ参考にしてください。

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光回線に工事が必要な理由

光回線工事は「光回線を使ったインターネットを利用するために必要な工事」で、工事は光回線事業者が手配を行います。ちなみに、インターネットのご利用には、光回線工事とは別にプロバイダーとの契約が必要となる場合があります。検討中の光回線がプロバイダー契約とセットになっているかどうか、確認しておきましょう。
※プロバイダーの役割について詳しくはこちら

光回線を使ったインターネットを使うためには、電信柱から自宅に光回線の光ファイバーが引き込まれている必要があります。戸建てやマンションのなかでも「今までの居住者が光回線のインターネットを利用したことがない」といった場合などは、光回線の光ファイバーは引き込まれていない可能性が高いため自宅で工事が必要となるケースが多いです。

ただし、すでに光回線の光ファイバーが室内にまで引き込まれている場合は壁に穴を開けるような工事が発生する可能性は低く、送られてきた機器を自分で接続するだけで済む場合もあります。自分で機器を接続する場合は、工事業者が自宅を訪問しないことから、無派遣工事とよばれています。

次の章から、光回線の工事について詳しく解説します!

光回線の工事内容

戸建ての場合の光回線工事の内容

戸建てで光回線工事を行う場合、当日の工事内容の大まかな流れは、NTT西日本の「フレッツ光」を例にすると以下のとおりです。

【派遣工事・戸建て】開通工事の流れ
STEP1 電信柱から自宅(光回線を使用したい部屋)に光ファイバーを引き込む
STEP2 光コンセントの設置
STEP3 ホームゲートウェイ(HGW)やONU(終端装置)の設置
※インターネットの接続設定を実施するかは、申し込みサービスによって異なります

戸建ての場合は、電信柱から光ファイバーを自宅まで引き込みます。自宅へ光ファイバーを引き込むためにはエアコンのダクトや電話用の配管を使うことが多いのですが、これらが使えない場合は壁に1cmほどの穴を開けて光ファイバーを引き込むこともあります。

壁に穴を開ける場合は必ず業者からの事前確認が入るので、「勝手に穴を開けられる」などのトラブルが起こる心配はないでしょう。室内に光ファイバーを引き込んだあとは、周辺機器を接続するための光コンセントと、光回線の信号を使えるようにするための機器であるホームゲートウェイ(HGW)やONU(終端装置)の接続をします。最後に接続確認を行い完了です。

マンションの場合の光回線工事の内容

マンションで光回線工事を行う場合、当日の工事内容の大まかな流れは以下のとおりです。

【派遣工事・マンション】開通工事の流れ
STEP1 マンションの共用部から自宅へ光ファイバーを引き込む
STEP2 光コンセントの設置
STEP3 ホームゲートウェイ(HGW)やONU(終端装置)の設置
※インターネットの接続設定を実施するかは、申し込みサービスによって異なります

マンションは、事前に共用部まで光回線の設備が導入されていることがあります。この場合は、自宅への配線工事さえ行えば、光回線が使えるようになります。

自宅に光ファイバーを引き込んだあとは、周辺機器を接続するための光コンセントと、光回線の信号を使えるようにするための機器であるホームゲートウェイ(HGW)やONU(終端装置)の接続をします。最後に接続確認を行い完了です。

ちなみに、マンションの共用部に光回線の設備が導入されていない場合、戸建てと同様の工事内容となります。

光回線工事の種類

光回線の工事では、立ち会いが必要な「派遣工事」と、立ち会いが必要ない「無派遣工事」の2種類があります。みなさんがイメージするのは、工事の当日に在宅が必要な「派遣工事」ではないでしょうか。

この章では「派遣工事」と「無派遣工事」のそれぞれの特徴を解説します。

立ち会いが必要な「派遣工事」

光回線の工事の当日に立ち会いが必要になる場合は、主に以下2つのどちらかに当てはまる場合です。

1. 【マンションの場合】光回線の設備がマンションの共用部にない場合
2. 【マンション・戸建て共通】光回線の設備が自宅にない場合

マンションの場合、マンションの共用部に光回線の設備があっても自宅まで光ファイバーが伸びていない場合があります。また、マンションと戸建てともに光コンセントなどの設備が自宅にない場合もあります。この場合は派遣工事が必要になります。

立ち会いが必要ない「無派遣工事」

光回線工事に工事業者を呼ぶ必要がない「無派遣工事」では、工事業者が来ないので当然立ち会いも必要ありません。

主に前の住人の光コンセントなどの設備がそのまま撤去されずに残っている場合は、無派遣工事になることが多いです。派遣工事になるのか無派遣工事になるのかは、申し込み後に確定するので、申し込んだ後に工事が発生するかしないかを確認しましょう。

申し込み後、無派遣工事であることが確定すると、SMSや郵送で以下のような案内が送られてきます。

【無派遣工事だった場合の連絡例】
・ 「お客さまご自身で機器の設定をお願いします」
・ 「当日のお立ち会いは不要です」
・ 「工事担当者は伺いません」

上記の案内例にあるとおり、無派遣工事の場合は自分でインターネットを接続するための準備が必要です。NTT西日本の「フレッツ光」の場合、接続までの手順は以下のとおりです。

【無派遣工事】インターネット接続の流れ
STEP1 「ホームゲートウェイ(HGW)」「ONU(終端装置)」「電源アダプタ」「光コード」などの機器が届きます
STEP2 説明書等に沿って、機器を接続します
STEP3 Wi-Fiを使用する場合は、Wi-Fiルーター(無線LANルーターと呼ばれることもあります)を用意し、ONUなどの機器に接続します
STEP4 パソコンやスマホを使って、インターネットの接続設定をします。※事前に届く書類が必要になります

光回線が導入済みか確認する方法

派遣工事か無派遣工事かを判別するためには、「自宅に光回線が導入されているかどうか」を確認する必要があります。おもな目安は以下の2つです。

1. 室内に光コンセントなどの設備があるかどうか
2. マンションの場合は管理会社や大家さんに確認する

しかし、この2点はあくまで光回線が導入済みかどうかの目安です。工事の立ち会いが必要か不要かは、最終的には事業者判断になります。

光回線の工事期間と開通までの流れ

光回線の申し込みから開通までは早くても2週間程度かかり、混みあっていると1ヶ月以上かかることもあります。また、3月、4月は新生活シーズンのため、回線工事が混みあう傾向にあります。申し込む場合は余裕を持って申し込みましょう。

光回線の申し込みから開通までの期間と流れについては、NTT西日本の「フレッツ光」を例に以下の表で時系列に沿って解説します。

期間 申し込み〜工事までのおおまかな流れ
2週間〜1ヶ月程度 STEP1 光回線申し込み・工事予定日の調整
STEP2 開通案内の受け取り(インターネット設定・利用開始時に必要な情報が載っています)
STEP3 開通工事・機器の設定
STEP4 利用開始

当日、光回線の開通工事にかかる時間は1時間~2時間ほどです。立ち会いではとくに何もすることはありませんが、念のため工事の様子を見ておきましょう。

サービス提供エリアの確認
まずは利用するエリアがサービス提供エリアかどうか、各サービス会社が提供するエリア検索のページから確認をしましょう。NTT西日本の場合は、下記のページから簡単に提供エリアの検索が可能です。

NTT西日本の提供エリア検索はこちら

光回線の工事費用はどのくらい?

光回線の工事には費用がかかります。光回線の工事費用は、主に以下5つの条件によって金額が異なります。

1. 戸建てかマンションか
2. 派遣工事か無派遣工事か
3. どの事業者で契約するか
4. どの料金プランで契約するか
5. 配線方式は何か

工事内容や事業者によって金額は異なりますが、例としてNTT西日本の工事費用をご覧になられたい方は以下のページをご覧ください。

詳しくはこちら

光回線の工事の注意点

ここまで、光回線の工事内容と工事費用などについて説明しました。

実際に光回線を申し込む前に、工事に関する注意点も把握して安心して光回線が申し込めるようにしましょう。

工事の日時によっては追加料金が発生する可能性がある

事業者によって条件や金額が異なりますが、NTT西日本の「フレッツ光」を例にすると、工事の日時は以下の2点に当てはまる場合に追加料金が発生することもあります。

1. 夜間・深夜・年末年始に工事をする場合、追加料金が発生する
2. 土日祝に工事をする場合、通常の工事費に3,300円の加算がされる

もちろん工事の日時は調整できるので、特別なこだわりがなかったり予定が合わせられたりする場合は、上記の2点は避けたほうがいいでしょう。また、追加料金が発生する条件は工事の日時調整の電話などでも確認できます。追加料金の有無について不安があれば、電話で確認しましょう。

工事の日時が遅れるケースがある

光回線の申し込みをするタイミングによっては、工事の日時が遅れるケースもあります。

とくに3月、4月の新生活シーズンは光回線の申し込み需要が高まるため、申し込み〜開通まで1ヶ月以上かかるケースもめずらしくありません。

テレワークやWeb会議などで大容量のデータ通信を行う予定がある場合など「光回線のネットワーク環境がないと困る」という場合は、余裕を持って申し込んでおくのがおすすめです。

光回線の工事ができないケースがある

建物の構造・立地の問題などさまざまな理由で光回線の工事ができないケースもあります。

詳しくは事業者に直接確認が必要ですが、以下に当てはまる場合は光回線の工事そのものや、契約したい事業者の光回線が利用できない可能性もあります。

主に以下の2パターンです。

・ 提供エリア外である
・ 電信柱や地中から光ファイバーの引き込みができない

【提供エリア外である】
光回線は、事業者ごとに利用できる「提供エリア」が決まっています。提供エリア外に住んでいる場合は、光回線工事を行うことができません。

光回線の提供エリアかどうかは、各事業者のホームページから確認してくださいね。

サービス提供エリアの確認
サービス提供エリアかどうか知りたい方は、各サービス会社が提供するエリア検索のページから確認をしましょう。NTT西日本の場合は、下記のページから簡単に提供エリアの検索が可能です。

NTT西日本の提供エリア検索はこちら

【電信柱や地中から光ファイバーの引き込みができない】
光ファイバーは電信柱から自宅までなるべく直線で引く必要があります。そのため、自宅との直線上に障害物などがあれば、光ファイバーを引き込めないこともあります。さらに、光ファイバーを電信柱から建物まで引くことはできても、自宅にある配管が詰まっていたり、配線のルートが見つからなかったりする場合も、工事ができません。

提供エリア内であっても光回線が利用できないこともあるので、注意してくださいね。

マンションの場合は工事前に管理会社などに必ず許可をとる

とくに賃貸を含むマンションで光回線を使いたい場合は、こちらも忘れないようにしましょう。

マンションや賃貸物件には必ず管理会社や大家さんが存在しています。許可を取らずに工事すると、損害賠償の請求などトラブルになる可能性もあります。

光回線の工事をする過程で建物に傷がつく可能性もありますし、何らかの理由で工事ができない場合もあります。無許可でこっそり光回線工事をしても、退去のタイミングで発覚することもあるので、必ず事前に確認をとりましょう。

光回線を選ぶならNTT西日本品質を!

NTT西日本が提供するフレッツ光は以下のような特徴があります。

安定性を追求した高速回線が利用可能

「フレッツ 光ネクスト」は、最大速度概ね1Gbps※1の高速通信で大容量データをストレスなく利用できます。動画コンテンツの視聴やゲームの利用が多い場合は、「フレッツ 光ネクスト」で通信量の制限を気にせず自由にネットを利用できます※2

また「フレッツ光」史上最速スペック※3である最大概ね10Gbps※4を誇る「フレッツ 光クロス」の提供エリアが徐々に拡大しています。高画質・大容量の動画コンテンツなどをとことん楽しみたい、という方は「フレッツ 光クロス」がおすすめです。
※1 技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。通信速度最大概ね1Gbpsタイプに変更されても、端末、LANケーブル、その他の利用環境・状況等により、実効速度が向上しない場合があります。詳細は【https://flets-w.com/user/support/sokudo_kaizen/】をご確認ください。
※2 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。また、インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。
※3 技術規格上の通信速度に基づく比較。
※4 最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり実効速度を示すものではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。

まずは「提供エリア」を確認しよう

ここまで、「フレッツ光」の魅力を紹介しましたが、「フレッツ光」を利用するためには、利用する住所が「提供エリア」内である必要があります。提供エリアは、下記のボタンから簡単に確認できます。

「フレッツ光」が気になった方は、まずは下記のボタンから「提供エリア」を確認しましょう。

♦まとめ

この記事では、光回線の申し込みをしたときに発生する工事について解説しました。
ポイントを以下の5点にまとめています。

1. 光回線を申し込むには工事が必須である
2. 工事の内容は主に戸建てかマンションかによって異なる
3. 工事の立ち会いが必要かどうかは、主に光回線の設備が自宅にあるかどうかによる
4. 申し込み~開通までにかかる期間は約2週間~1ヶ月(ただし3月、4月は1ヶ月以上かかる場合があります)
5. 申し込み前に注意点を確認しておく

光回線を使って高速インターネットの環境を作るには、事前に工事内容についても正しく把握しておくことが大切です。とくにマンションにお住まいの方は、管理会社や大家さんに必ず光回線工事の許可を取っておいてください。

正しい知識をつけて快適なインターネット環境をつくりましょう。
※この記事は2023年11月14日現在の情報です。

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光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。

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チエネッタ編集部

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インターネットを楽しく・便利に使うための情報を発信しています。Wi-Fiを使った節約術や、パソコンの便利な操作方法など、暮らしに役立つ「チエ」と、会話を盛り上げる「ネタ」をお届けします。
運営会社:NTT西日本

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