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公開日:2024.01.30

「ギガ」とは? スマホやネットのギガの目安と節約方法を解説

ギガを確認するイメージ

スマートフォンやインターネットのプランを選ぶ際、パソコンを購入する際など、「ギガ」という言葉をいろんな場面で耳にしますよね。

実はこの「ギガ」には、「データ容量」「ストレージ」「通信速度」といった複数の意味があります。同じ言葉なのに意味が違うので、ちょっとわかりにくいと感じるかもしれません。

そこでこの記事では、ギガが持つさまざまな意味について、わかりやすく解説していきます。

ちなみに、データ容量の「ギガ」を節約すると、スマートフォンの月額利用料(以下、スマホ代)を抑えられるようになります。

ギガの意味に加えて、「データ容量」の1ギガでできることの目安やギガの節約方法、ギガ不足の対処法もあわせてご紹介します。

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1ギガには「データ容量」「ストレージ」「通信速度」の3つの意味がある

「ギガ」の意味は、文脈によって変わります。大きく分けると、次の3種類の意味があるので、それぞれについて確認しましょう。

ギガ
データ容量 ストレージ 通信速度
月や日などで、どれくらいのデータ通信ができるかを表す スマートフォンなどのデバイスに保存できる本体容量 インターネットの速さを表す

「データ容量」としてのギガとは

スマホ代で使われている「ギガ」は、インターネットの通信で利用できるデータ容量のことです。

「5GB」や「7GB」、「データ容量無制限」などのプランは、1日や1ヶ月など決められた期間でどれくらいの量のデータ通信ができるかを意味します。

データ容量には、データの大きさを示す「B(バイト)」という単位が使われており、1B(バイト)は「半角の英数字1文字分」のデータ量を表します。

単位 意味
B(バイト) 1B=8bit
※半角の英数字1文字分の容量
KB(キロバイト) 1KB=1,024B
MB(メガバイト) 1MB=1,024KB
GB(ギガバイト) 1GB=1,024MB
TB(テラバイト) 1TB=1,024GB

この「B(バイト)」を最小の単位として、1,024倍ごとに単位が変わって容量が大きくなります。

なお、「ギガの使いすぎ」や「ギガ不足」というときの「ギガ」は、データ容量としてのギガを指すケースがほとんどです。

契約するプランによっては、あらかじめ決められているデータ容量を使い切ってしまうと、インターネットの通信速度が制限されることがあります。

■関連記事
スマホの通信速度制限の対策|原因と解除方法、予防策まで

「ストレージ(本体容量)」としてのギガとは

ストレージ(本体容量)とは、スマートフォンやパソコン、ハードディスクなどの機器本体に保存できるデータ容量のことです。

データ容量と同様に、ストレージ(本体容量)でもデータの大きさを表す「B(バイト)」という単位が使われます。

単位 意味
B(バイト) 1B=8bit
※半角の英数字1文字分の容量
KB(キロバイト) 1KB=1,024B
MB(メガバイト) 1MB=1,024KB
GB(ギガバイト) 1GB=1,024MB
TB(テラバイト) 1TB=1,024GB

写真や動画、アプリの保存などでストレージがいっぱいになると、ファイルが開けなかったりアプリの動きが遅くなったり、スマートフォンやパソコンの操作に不具合が生じる場合があるので注意が必要です。

「通信速度」としてのギガとは

「ギガ」には、インターネット回線の通信速度を表す意味も含まれており、この場合は「Gbps(ギガビーピーエス)」の略称で使われています。

インターネットの通信速度の単位は「bps(ビーピーエス)」で表され、「1秒間に送受信可能なデータ量」を意味します。

単位 意味
bps 1秒間で1bit(ビット)のデータが伝送できる
Kbps 1Kbps=1,000bps
Mbps 1Mbps=1,000Kbps
Gbps 1Gbps=1,000Mbps

例えば「1Gbps」は、「1秒間に約1GB( ギガバイト)分のデータを送受信できる速度」という意味です。

bpsの数字が大きくなるほど通信が速くなります。なお、インターネットの通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。

各人の利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより低下することがある点に注意しましょう。

21ギガでできること

ここからはデータ容量を表す「ギガ」について説明していきます。

インターネットを使いすぎると、契約中の月額利用料によってはギガ不足となり、通信速度制限がかけられてしまう場合があります。

しかし、ギガが多い月額利用料を選ぶと、毎月のスマホ代が高くなってしまうため、自分の使い方にあったちょうど良いプランを選べたら嬉しいですよね。

ここでは、1GBのデータ容量で具体的にどんなことができるのかを紹介するので、月額利用料を選ぶ際の参考にしてみてください。

項目 1ギガでできることの目安
中画質(SD画質)での動画視聴(画質480p) 約1.5時間~2時間
(約600MB/1時間として計算)
高画質(HD画質)での動画視聴(画質720p) 約1時間
(約1,073MB/1時間として計算)
音楽の再生・ダウンロード
(標準音質96kbps)
約290曲
(約3.5MB/1曲5分として計算)
音楽の再生・ダウンロード
(高音質160kbps)
約179曲
(約5.72MB/1曲5分として計算)
LINEトーク(スタンプ含む) 約20万~40万回
(約2.5KB~5KB/1回として計算)
LINEビデオ通話LINE通話 約3.25時間
(約307MB/1時間として計算)
メールの送受信(添付ファイル含む) 約2,100通
(約500KB/1通として計算)
Webページの閲覧 約3,500ページ
(約300KB/1ページ閲覧として計算)

なお、一言で「Webページ閲覧」といっても、テキストが多いウェブページよりも画像や動画などが多いページを閲覧するほうが、Webページを閲覧するために消費するデータ容量が大きくなります。

また、メールの送受信やWebページの閲覧などに比べ、動画視聴やビデオ通話は短時間でより多くのデータ容量を使うので覚えておきましょう。

ちなみに、通信速度の1ギガ(Gbps)がどれくらい速いのかについては、以下の記事をご覧ください。

■関連記事
【初心者】1Gbpsはどれくらい速い? ネットの速度をわかりやすく解説

3使用したギガの確認方法

スマートフォンのデータ使用量の確認方法は通信事業者によって異なりますが、契約中のスマートフォンからWebサイトまたはアプリで自分の契約情報が確認できるマイページなどにログインし、該当の項目から確認する方法が一般的です。

なお、契約したプランで設定されているデータ使用量の上限を超えた場合、通信速度制限がかかります。

通信速度制限がかかると、Wi-Fiを利用していない時(モバイルデータ通信時)の動画視聴やWebページの閲覧などがスムーズにできなくなるので、現時点でのデータ使用量を定期的にチェックすると良いでしょう。

4ギガの節約方法・ギガ不足の対処法

ここでは、インターネット通信のデータ容量を節約する5つの方法を紹介します。

ギガを節約できると、ギガの少ないプランに変更したり、ギガを追加購入する回数を減らせたりと、結果的に毎月のスマホ代の節約にもつながるので、ぜひ参考にしてください。

① SNSで勝手に動画が再生しないようにする

SNSのタイムラインを開くと自動で動画が再生されることがあります。

自分で再生ボタンを押していないので利用している実感が薄いかもしれませんが、実はこれらもデータ容量を消費しています。

各サービスやアプリ上の設定で、動画が勝手に再生されないようにしておきましょう。

② たまにしか使わないアプリの通信をオフにする

一部のアプリでは、アプリを起動していないときでも位置情報を取得するなど、気付かないうちに通信を行っています。

たまにしか使わないアプリは、スマートフォン上の設定で通信をオフにしておきましょう。

ただし、ランニングの距離を測るアプリなど、通信をオフにすることで正しい記録が取れなくなる場合があります。

また、使用頻度の高いアプリやすぐに起動してほしいアプリなども、オンにしておいたほうが良いでしょう。

③ アプリの自動アップデートをオフにする

アプリの最新バージョンがリリースされると自動的に更新される「自動アップデート」は非常に便利な機能ですが、知らないうちにデータ容量を圧迫していることがあります。

常に最新の状態を保っておきたいアプリなどは除き、そのほかのアプリは機能をオフにしておきましょう。

加えて、アプリをアップデートするときは、Wi-Fiに接続しているときに手動で行うのがおすすめです。

④ 公衆無線LANを上手に利用する

公衆無線LANとは、駅や空港、自治体が指定したスポット、コンビニ、カフェなどで誰もがWi-Fiを使えるサービスのことです。

普段のモバイルデータ通信はひかえめに利用し、大容量のやりとりをする場合は公衆無線LANに接続するなど、メリハリをつけて上手に利用することで、モバイルデータ通信量の節約になります。

ただし、公衆無線LANは使いやすいようセキュリティーが低く設定されていることが多いので、クレジットカードなどの個人情報の入力は避けた方が無難です。

接続先をよく確認し、盗まれて困る情報はないか、リスクをよく検討しながら利用するようにしましょう。

⑤ 家ではWi-Fiを使う

自宅でWi-Fiを活用し、外出先ではモバイルデータ通信または公衆無線LANを使用するようにすれば、 データ使用量を抑えられ通信速度制限にかかりづらくなります。

自宅で動画コンテンツを観たり、たくさんのアプリをダウンロードする方ほど、Wi-Fiを利用すると良いでしょう。

ただし、Wi-Fiを利用するためには、光回線などの固定回線サービスか、ホームルーターなどのモバイル回線サービスの契約が必要になります。

これらのサービスをまだ使っていない方は、その分の月々の支払いが新たに発生するので注意しましょう。

■関連記事
スマホの通信速度制限の対策|原因と解除方法、予防策まで

5「ギガ」を節約できる快適なネット環境を求めるなら10ギガ(Gbps)サービスを

近年、一般家庭でインターネットを利用する頻度が増えたり、使用するデータ量が増えているなどの理由で、これまでよりも大容量・高速通信のインターネット回線が注目されています。

スマートフォンの「ギガ」を節約するために、自宅で快適なインターネット環境を求めているなら、最大概ね10ギガ(Gbps)サービスの利用も検討してはいかがでしょうか。

フレッツ 光クロス」は、最大概ね10ギガ(Gbps)※1スペックのサービスで、高速で安定性を追求したインターネットを提供するNTT西日本品質で、大容量通信を快適に楽しむことができます。※2
※1 技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。

※2 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。


さらに、NTT西日本から光回線を借り受けてサービスを提供している光コラボレーション事業者の「コラボ光」もあり、幅広い方にご利用いただけます。

「オンラインゲームや高画質な動画などを楽しみたい方」や「もっと速いインターネットを使いたい方」におすすめです。

大容量、かつ高速通信回線の最大概ね10ギガ(Gbps)の光回線をご検討中の方は、快適なネット生活のために、下記よりご確認ください。

6まとめ

「ギガ」には、大きく分けて「データ容量」「ストレージ」「通信速度」の3つの意味があります。

文脈やシーンなどから「ギガ」がどのように使われているのかを判断できると、正確な意味がわかるようになります。

なお、スマートフォンのデータ容量を表す「ギガ」を節約することができれば、毎月のスマホ代を節約する効果が期待できます。

ギガを節約する際は、この記事でご紹介した5つの対処法を参考にしていただければ幸いです。

また、動画の高画質化やリモートワーク、オンラインレッスン、スマートホーム化に代表されるようにインターネットでできることは日々進化し、意識しない間にも私たちの生活に浸透しています。

それに伴い、大容量・高速通信の10ギガ(Gbps)サービスの対応エリアがさらに拡大されると考えられるので、より快適なインターネット環境を求めている方はぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。


※この記事は2023年7月時点の情報です。
※本項に記載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

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