リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
審査22-956-1
公開日:2017.03.03
連載ネットの知恵袋 パソコン機器
パソコンを新調しました。新しいパソコンに「USB3.1 Type-C」というコネクタが搭載されているようなのですがよくわかりません。今までのUSBのコネクタと何が違うんですか?
※この記事は2017年3月3日現在の情報です。
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「USB3.1 Type-C」とは、新しい規格のコネクタのことです。
みなさんはUSBケーブルを端末に挿す時に、表裏を間違っていて挿せなかった経験はありませんか?
「USB3.1 Type-C」には表裏がなくリバーシブルで使用できるため、これまでの「表裏がわかりにくくて挿しにくい!」という問題が解消します。
Type-Cのコネクタは10,000回の抜き挿しにも耐えられるように設計されているので、ケーブルの抜き挿しを頻繁に行なうノートパソコンやタブレット、スマートフォンとの接続にも向いています。
また、これまでのUSBコネクタでは電源の供給やデータのやり取りのみで、映像信号は伝送できませんでした。
「USB3.1 Type-C」では電源の供給やデータに加えて「HDMI」や「Display Port」といった映像規格にも対応しているため、例えばパソコンの画面を液晶テレビに出力するなど、映像信号の伝送も可能になりました。
Type-CはUSB3.1のほかにもUSB規格1.1・2.0・3.0に互換性があるため、それぞれの規格のコネクタが搭載された端末にも電源の供給やデータの送信を行なうことができます。
パソコン側と外付けHDD(ハードディスク)などの周辺機器のUSBの規格が共にUSB3.1の場合、通信速度は10Gbps(理論値)となり、とてもスムーズにデータの送信を行なうことができますよ。
ただし、データ転送速度は転送速度が遅いほうのUSB規格に応じて変動するため、USB3.0で動作する周辺機器をUSB3.1のコネクタを持つパソコンに接続した場合、5Gbpsの速度で動作します。
転送速度のイメージは次のイラストをご覧くださいね。
どちらもUSB3.1に対応している場合
パソコン・周辺機器の両方でUSB3.1に対応しているため、10Gbpsの転送速度で動作します。
どちらかがUSB3.1に対応していない場合
周辺機器がUSB3.1に対応していないため、転送速度は遅い機器にあわせて動作します。
ちなみに、USB3.1で動作する周辺機器をUSB3.0のコネクタを持つパソコンに接続した場合も、転送速度は遅い機器にあわせて動作するので5Gbpsとなります。
また、「USB3.1 Type-C」のコネクタを使用した場合の電源供給は100Wとなるため、ノートパソコンなど多くの電力を必要とするモバイル端末の充電も可能です。
パソコンを買い替えの際には「USB3.1 Type-C」を搭載しているかどうかも、 ぜひチェックしてみてください。
それぞれのUSB規格の仕様については、次の表にまとめてありますので参照してくださいね。
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