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更新日:2019.08.02
連載ネットの知恵袋 セキュリティー
Q. USBメモリーからのコンピューターウイルス感染対策はありますか?

USBメモリーやCD-ROMからコンピューターウイルスに感染することがあると聞きました。セキュリティー対策ソフトは使用していますが、他に何か対策はありますか?
A. メディアやデバイスの「自動再生」の設定を無効にしましょう

※この記事は2019年8月2日現在の情報です。

USBメモリーなどのデバイス(機器)やCD-ROMなどのメディア(記録媒体)をパソコンに挿入すると、自動的にフォルダーが開いたり、インストーラーが起動したりすることがありますよね。
近年、Windows が搭載されたパソコンの自動再生の機能を悪用し、USBメモリーやCD-ROMを挿入すると、パソコンがコンピューターウイルスに感染してしまうケースが報告されています。
Windows にはデバイスやメディアを挿入すると、フォルダーやインストーラーを自動再生する「Autorun」(オートラン)」という機能があります。
自動再生を行なうための「Autorun.inf」ファイルが設定されたデバイスを、自動再生を有効に設定したパソコンに接続することで「Autorun」機能が動作し、フォルダーが開いたり、インストーラーが起動したりする仕組みになっています。
自動再生の機能を悪用したコンピューターウイルスの感染については、自動再生の設定を無効にすることで防ぐことができます。
ここではWindows 10 の設定方法についてご案内します。
【操作方法】
デバイスやメディアで再生するピクチャ、ビデオ、ミュージックなど、コンテンツごとに自動再生の設定を変更したい場合は、[コントロールパネル]を利用します。
【設定方法】

※表示方法が[大きいアイコン]または[小さいアイコン]の場合は[自動再生]をクリックし、手順4へ進んでください。また、パソコンにインストールされているセキュリティー対策ソフトが最新の状態でない場合や、Windows Update(※1)が行なわれていない場合、パソコンのシステムやセキュリティーに脆弱性が生じることがあります。
※1■ネットの知恵袋 Q. Windows Updateとは何ですか?
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_security09.html
その場合は、Webサイトに接続した際や、コンピューターウイルスに感染したデバイスまたはメディアを挿入した際、脆弱性を狙う新しいコンピューターウイルスの感染の侵入を許してしまう可能性があります。
コンピューターウイルスに感染しているかわからないときは、セキュリティー対策ソフトを最新の状態にした後に、ウイルススキャンなどを行ないましょう。
パソコンがコンピューターウイルスに感染した場合の対処方法については、ネットの知恵袋でご紹介していますので、下記のページをご覧ください。
■ネットの知恵袋 Q. もしコンピューターウイルスに感染してしまったら?
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_security12.html