チエネッタ

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公開日:2022.12.22
更新日:2023.12.27

連載あなたを守るセキュリティー講座

vol.48

パソコン・スマホをウイルス感染させないためのセキュリティー対策方法を知ろう!

セキュリティー喚起

どこか他人事と思ってしまうパソコン・スマホのウイルス感染。
実際に、自分のパソコンやスマホがウイルス感染したことがない場合、「私のパソコンやスマホは今までウイルス感染していないから大丈夫!」と思い込んでしまい、セキュリティー対策がおろそかになっていませんか?
この記事では改めてウイルスの危険性や、日頃からできるセキュリティー対策をご紹介します。

1ウイルス感染の実情

ウイルスイメージ

日々の生活に欠かせなくなってきたパソコンやスマホは、インターネットに接続しており、常にウイルス感染のリスクと隣り合わせです。
「インターネット接続=ウイルス感染」と言っても過言ではありません。
ここでは、ウイルスの感染経路の一部をご紹介します。

【日常に潜むウイルスの感染経路とは…】

(1) メールURLからソフト・アプリをダウンロード

悪意のある第三者が、実在する金融機関やクレジットカード会社、配送業者など、よく耳にする会社名を装ったメールを不特定多数の人へ送り、本文についた偽URLをクリックさせ不正なソフトやアプリをダウンロードさせる手口です。
不正なソフトやアプリをダウンロードすると、パソコンやスマホがウイルス感染してしまいます。
ウイルス感染すると、パソコンやスマホ内の個人情報やデータを盗み取られてしまい、不正利用などの被害に遭う可能性が高くなります。

(2) ネットショッピング

実在する企業が作成したWebサイトとそっくりな偽サイトが多数存在します。
偽のWebサイトとは気がつかずに、ネットショッピングをし、個人情報やクレジットカード番号などの入力させることで個人情報を盗み取る手口です。
インターネット上で個人情報などを入力する際は、正規会社のWebサイトを閲覧するように心がけることや、暗号化されるセキュリティー機能が高い「https」から始まるURLのWebサイトを閲覧するなど注意を払うことが必要です。

■ 詐欺サイトの被害に遭わないために、知っておきたい対策2つ- チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/nrt_ser-security_net-shopping.html

(3) 動画配信の視聴に伴う会員登録

インターネット上で視聴可能な動画サービスが充実しており、無料動画サイトや有料Webサイトと様々です。
“無料”というのはユーザー目線で見ると嬉しいことですが、無料で利用できるサービスの中には、その心理につけこみ、情報を盗み取る怪しい無料動画サイトが存在します。
“登録料無料で視聴可能!”のような見出しを付けることで、無料動画サイトの登録を促し、個人情報などを盗みとる手口です。
無料動画サイトであっても、会員登録をする際、公式の無料動画サイトなのか慎重に見極めることが重要となります。

(4) フリーWi-Fiの利用

無料で利用可能なフリーWi-Fiは便利ですが、通信データが暗号化されていないフリーWi-Fiを使うと、別の利用者が悪事を働き、同時接続先を利用しているほかのユーザーの入力内容やパソコン・スマホ内にあるデータを盗み取られる可能性が高くなります。
フリーWi-Fiを使う時は暗号化されているスポットのみ利用するなど、十分に注意を払いましょう。

2セキュリティー対策の必要性

ネット詐欺の手口は年々巧妙化しています。
偽メールや偽SMSでは実在の企業や金融庁や警視庁、金融機関といった組織をかたるものが多くあり、「確認しないことが心配であり不安」と思えてしまう内容が一方的に送られてきます。
また、インターネットの掲示板やSNSの投稿から悪質なショッピングサイトにたどり着いてしまう事例も報告されています。
重要なポイントは、何かひとつでも怪しいWebサイトにたどり着いてしまうと、パソコンやスマホの中に入っている大切な個人情報が流出する恐れがあるという意識を持つことです。
日頃から、パソコンやスマホにセキュリティー対策をするのはもちろんですが、
「怪しいURLはクリックしない」、「個人情報を入力する時は、WebサイトのURLが正しいものか確認する」ことが大切です。

次の調査によると、「あなたのスマホはウイルス感染していますという警告画面が表示された(22.4%)」、「宅配便の不在通知を装うSMSがスマホに届いた(35.9%)」と、多くの人が不安な思いをしています。
(出典:独立行政法人 情報処理推進機構2022年度情報セキュリティに対する意識調査【倫理編】【脅威編】報告書)
(2022脅威調査SP(PDF:1.6 MB)
掲載日:2023年2月16日

3パソコンやスマホをウイルスから守る方法は…!

スマホロック画面

では、具体的にどのような対策をとれば良いのか、セキュリティーソフトを使わずに、日頃からの心がけでできる対策をご紹介します。

(1) OSやアプリのバージョンを最新化

パソコンやスマホは、常に最新版のOSやアプリを使用することが大切です。
古いOSからは脆弱性が発見され、最新版で改善されていることが少なからずあるため、バージョンアップの通知がきたらアップデートを行うことでウイルス感染を防止できる可能性があります。
※アップデートについてはお客さまの利用状況に合わせて実施してください。

(2) 不審なメールは開かない

ネットショッピングサイトや、大手宅配業者などを装ってメールが届くことがあります。
心当たりのないメールは不用意に開かず削除しましょう。

(3) 提供元会社が不明なソフトやアプリをダウンロードしない

Webサイトから提供元会社が不明なソフトやアプリのダウンロードを行うと、該当のソフトやアプリにウイルスが仕組まれている可能性があります。
ダウンロードする際は、提供元会社などを確認するように心がけましょう。

4セキュリティーソフトを活用してウイルス感染を防ごう!

今までパソコンやスマホがウイルス感染していない場合であっても、ウイルスは日々進化しています。セキュリティ―対策など、何もせずに放っておくと感染リスクが高まります。
パソコンやスマホでインターネットを利用する場合、あらかじめ、セキュリティーソフトなどを活用して対策を行いましょう。セキュリティーソフトは様々な会社から販売されていますが、NTT西日本でフレッツ光をご契約いただくと、トレンドマイクロ(株)の提供機能を搭載した「セキュリティ対策ツール」端末1台(1OS)分が標準装備されていますので、問い合わせ窓口も一元化されて手続きのわずらわしさが削減されます。
さらに、パソコンや、スマホを複数台お持ちの場合、「セキュリティ機能ライセンス・プラス」をご契約いただくことで、最大49台まで追加のご契約が可能です。
年単位での契約更新ではなく、一度ご契約いただくと更新手続き不要で利用可能なため、有効期限切れの心配もなくご利用いただけます。
Windowsをご利用の場合は、NTT西日本で提供している「セキュリティ対策ツール」に加え、「セキュリティ機能見張り番」を併用すると、不正プログラムに感染しても外部への不正な挙動を阻止(出口対策)ができ、入口・出口の二重で対策を行うことが可能です。

※「フレッツ 光クロス」や一部の「コラボ光(詳しくはこちら)」では、標準装備の「セキュリティ対策ツール」は含まれません。

【「セキュリティ対策ツール」を使ってできる対策方法】

▼ ブラウザ通知スキャン機能(セキュリティ対策ツールver.17/for Windows)

対応ブラウザ(Chrome、Edge)のプッシュ通知の設定を定期的にスキャンし、
危険なWebサイトやユーザーの望まない広告のWebサイトなどへ誘導しようとする通知がパソコン上に表示されないようにします。

▼ アプリ通知(セキュリティ対策ツールver.11.0/for Android)

アプリからの通知における不審なURLを検知します。
通知があることによって、不審なURLのクリックを未然に防ぐことができます。

セキュリティ対策ツールスマホ画面

▼セキュリティ機能ライセンス・プラス
https://flets-w.com/opt/security/license_plus/
※「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」または「コラボ光」(詳しくは[https://flets-w.com/collabo/]をご確認ください)の契約が必要です。
※ご利用のパソコンまたはAndroid端末環境(OS等)やソフト等との相性により本機能が正常に動作しない場合があります。
詳しくは[https://f-security.jp/v6/support/faq/faq_howto_require.html]をご覧ください。
※定義ファイルやプログラムは、更新を行い常に最新の状態にしていただく必要があります。
※本機能はセキュリティーに対する全ての脅威への対応を保証するものではありません。
※「フレッツ 光ライト」や一部の「コラボ光」での「セキュリティ対策ツール」の利用量も通信料の対象です。
※端末1台(1OS)分標準装備
※パソコンまたはAndroid端末最大49台(49OS)まで追加可能です。


▼セキュリティ機能見張り番(WindowsOSのみ対応)
https://flets-w.com/opt/mihariban/
【「セキュリティ機能見張り番」について】
※「セキュリティ機能見張り番」のご利用には、「フレッツ 光クロス(一部エリアを除く)」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ 光マイタウン ネクスト」、または「コラボ光」(詳しくは[https://flets-w.com/collabo/]をご確認ください)のいずれかの契約・料金が必要です。
※「セキュリティ機能見張り番」の利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
※プログラムは更新を行い、常に最新の状態にしていただく必要があります。
※本機能はセキュリティーに対する全ての脅威への対応を保証するものではありません。
※ご利用のパソコン環境(OSバージョン等)やソフト等との相性により本機能が正常に動作しない場合があります。

【「フレッツ 光ライト」等をご利用の方が「セキュリティ機能見張り番」で追加いただく「専用ツール」について】
※「フレッツ 光ライト」や一部の「コラボ光」での「専用ツール」の利用量も通信料の対象です。

※「フレッツ 光ライト」は、2023年3月31日に新規申込受付を終了しました。また、2025年3月31日をもってサービス提供を終了します。詳しくは[https://www.ntt-west.co.jp/news/2211/221130a.html]をご確認ください。


※この記事は2023年11月9日現在の情報です。
※本項に記載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

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チエネッタ編集部

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インターネットを楽しく・便利に使うための情報を発信しています。Wi-Fiを使った節約術や、パソコンの便利な操作方法など、暮らしに役立つ「チエ」と、会話を盛り上げる「ネタ」をお届けします。
運営会社:NTT西日本

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