リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
更新日:2025.09.01
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プロバイダーとは? 回線事業者との違いや契約形態の違いによるメリット・デメリット

インターネットの利用を検討する際に「プロバイダー」という言葉をよく耳にすると思いますが、そもそもどういった役割があるのか具体的に知っている人は少ないと思います。
実は契約する回線事業者によってはプロバイダーとセットの契約もあれば、そうではない契約もあります。
今回はそんなプロバイダーについてお話をしつつ、回線事業者とプロバイダーの個別契約と一体化契約のメリットやデメリットについてもご紹介していきます!
- <目次>
- 1. プロバイダーとは?
- 2. 回線事業者とプロバイダーは違う?
- 3. 個別契約のメリットとデメリット
- 4. 一体化契約のメリットとデメリット
- 5. プロバイダーが決まったら、あとは回線事業者を選ぶだけ!
1プロバイダーとは?

プロバイダーとは、「インターネットサービスプロバイダー(Internet Service Provider)」のことを指し、「ISP」と略称で呼ばれることもあります。プロバイダーは直訳で「供給者」や「提供者」などの意味を持っていて、インターネットサービスプロバイダーとは「インターネットサービス」を「提供する者」と考えるとイメージが湧きやすいかもしれませんね。
また、プロバイダーについてはNTT西日本のホームページ上でも紹介されているので、よければご覧ください。
▼プロバイダーについて
https://flets-w.com/service/isp/
2回線事業者とプロバイダーは違う?

プロバイダーは、「インターネットサービス」を「提供する者」であり、回線事業者も似たような表現をすると「回線」を「提供する者」となります。
そのため、プロバイダーのみを契約してもインターネットへ接続する「回線」がないため、インターネットを利用することはできません。
また、回線事業者のみと契約しても接続する「回線」はありますが、インターネットサービスの契約がないため、インターネットを利用することができません。
そもそもインターネットとは、世界中のコンピューターをつなぐ巨大なネットワークです。
プロバイダーは、このインターネットに接続するための「入り口」を提供しているということです。
インターネットについては、総務省のWebサイトでより詳しく説明しているため、よければご参照ください。
▼インターネットの仕組み
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/basic/service/01/
回線事業者によりインターネットを利用できる設備を提供してもらい、プロバイダーと契約をすることで実際にインターネットを利用する流れになります。
プロバイダーの選び方や契約中のプロバイダーの確認方法については、別の記事でも紹介しているのでよければ見に行ってくださいね。
▼【初心者向け】プロバイダーとは?選び方、確認方法、乗り換え手順を解説
https://flets-w.com/chienetta/lifestyle/atr_how-to-choose-provider.html
インターネットを利用するためには回線事業者とプロバイダーの両方の契約が必要ですが、プロバイダー事業を行っている回線事業者の場合は、プロバイダーと一体化契約ができるケースが多いです。
回線事業者とプロバイダーの契約には、個別契約と一体化契約の2つのパターンがあります。それでは、個別契約と一体化契約のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介しますね。
3個別契約のメリットとデメリット

メリット
① プロバイダーの自由な選択
回線事業者もプロバイダーも各々で提供されるサービスは当然異なり、個別契約の場合はその選択が自由になります。『家族みんなで使うからセキュリティーは万全にしたい』、『オンラインゲームを快適に楽しむために、通信は安定したものがいい』など、目的が違う場合でも用途にあったプロバイダーの契約ができるのです。インターネットの楽しみ方は人それぞれで自身にあったプロバイダーの選択が可能となることが個別契約の最大のメリットです。
② 通信速度の最適化
通信速度が遅い時や不安定になる時の原因の一つに帯域制限があり、その帯域制限についてはプロバイダーごとに異なります。そのため、プロバイダーの自由な選択が可能になることで現環境での適切な通信環境の構築が可能になります。
③ 料金プランの組み合わせ
料金についても、プロバイダーの自由な選択によりコスト重視の月額料金の低いプロバイダーなどを選ぶことで費用を抑えられる場合もあります。
④ プロバイダーの自由な変更
『最近、インターネットが遅くなった気がする』、『サポートの対応に不満がある』などと感じた時にプロバイダーの変更が比較的簡単にできます。また、回線事業者はそのままでプロバイダーだけの変更ができるので、煩わしい工事はなく、通信機器に入力するプロバイダー情報を変更することでインターネットを引き続きご利用いただけます。
デメリット
① 契約・請求の複雑化
回線事業者とプロバイダーをそれぞれ契約するため、契約先は二つになり、新規お申し込みや解約などのお手続きについても回線事業者とプロバイダーの両方で必要となります。
② トラブル時の対応
主に故障対応などがあたりますが、通信速度が不安定な時や遅い場合に回線事業者かプロバイダーのどちらか一方に問い合わせをして原因が見当たらなかった場合は、問い合わせていない事業者にも原因の調査を依頼する必要があります。
このように個別契約にはさまざまなメリットやデメリットが存在しますが、プロバイダーの自由な選択ができるだけでインターネットを利用する際に重要な『通信』と『料金』に一定の自由度を持たせることが可能になりますね。例えば、NTT西日本はこの個別契約を採用しています。
4一体化契約のメリットとデメリット

メリット
① 契約・請求の一元化
新規お申し込みや解約などのお手続きについては一つにまとめることができ、煩わしさが軽減されることが一体化契約の最大のメリットです。
② トラブル時の対応
主に故障対応などがあたりますが、一体化サービスのため、回線事業者とプロバイダーの両方での調査は必要なく、回線事業者に問い合わせるだけで解決に向かうことができます。
デメリット
① 選択肢の限定
一体化契約のため、個人的に契約したい通信速度の速いプロバイダーがある場合や月額料金が他より低く設定されているプロバイダーがある場合でも、基本的には一体化されたプロバイダーを選択することになります。
② プロバイダーの変更の不自由さ
契約時に好きなプロバイダーを選択できないのと同様で、多くの一体化契約は途中で好きなプロバイダーへ変更ができないため、一体化契約のプロバイダーに不満があった場合でもプロバイダーのみの変更はできないことが多いです。どうしても変更する場合は回線事業者ごと変える必要が出てくる場合もあります。
このように一体化契約にはさまざまなメリットやデメリットが存在しますが、回線事業者とプロバイダーが一体化していることで新規・解約・プラン変更などの手続きを一元管理ができるようになりますね。
5プロバイダーが決まったら、回線事業者を選ぶだけ!

プロバイダーが決まったら対応している回線事業者を選び、契約することでインターネットを利用することが可能になります。冒頭でもご説明させていただきましたが、インターネットを利用するには回線事業者とプロバイダーの両方の契約が必要となります。
選んだプロバイダーがどの回線事業者で対応しているかはプロバイダーのホームページか、回線事業者のホームページにて確認が可能な場合が多いです。
NTT西日本のフレッツ光の対応プロバイダーについては、NTT西日本のホームページ上より一覧で確認が可能となっていますので、よければご参照ください。
▼プロバイダーについて
https://flets-w.com/service/isp/
各社で様々な10G(ギガ)回線のプランを出しており、例えばNTT西日本では、最大概ね10G(ギガ)※1の「フレッツ 光クロス※2」を提供しています!
また、NTT西日本から光回線を借り受けてサービスを提供している一部の光コラボレーション事業者の「コラボ光」からも最大概ね10G(ギガ)スペックのサービスが提供されています。
高速で安定性を追求したインターネットを提供するNTT西日本品質なら、大容量通信の環境を快適に過ごすことができるため、快適な通信環境にしたい方などにおすすめです。※3「フレッツ 光クロス」の利用を検討されている方は「フレッツ 光クロス」がお住まいのエリアで利用できるか「提供エリア検索」で調べてみてくださいね。
※1 ・技術規格上の最大値であり実効速度ではありません。通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は技術規格上の最大値より十数%程度低下します。
・通信速度は、端末機器の仕様などお客さまのご利用環境や回線の混雑状況などによって低下します。
※2 フレッツ 光クロスは一部サービスがご利用いただけません(セキュリティ対策ツールなど)。
詳細は[https://flets-w.com/service/cross/service_menu/]をご確認ください。
※3 インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。
※この記事は2025年06月27日現在の情報です。

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