リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
光回線を選ぶなら、「NTT西日本品質」という選択を。
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公開日:2019.03.20
更新日:2021.03.11
高精細で、臨場感のある映像でテレビを楽しめる「新4K8K衛星放送」。2018年12月からついに実用放送が始まり、注目を集めていますよね。今後ますます一般的になっていくと言われている新4K8K衛星放送ですが、「4K・8Kって言ってもちょっと画質がよくなるだけでしょ?」といまいち魅力を感じていない方のために、今回はもう一歩踏み込んだ映像美について解説します!さらに、パッと言われてもピンとこない「右旋(うせん)」「左旋(させん)」の意味や、視聴方法にまつわる気になるあのウワサを徹底追求。新4K8K衛星放送を100%楽しむための、仕組みやその魅力についてご紹介していきます!
新4K8K衛星放送とは、BS・110度CSにおける新しいテレビ放送のこと。アナログ放送から地上デジタル放送に切り替えたときのように、今までのテレビ放送が見られなくなるわけではありません!ちなみに「4K」「8K」とは次世代の映像規格で現行ハイビジョンを超える超高画質の映像です。「4K」はフルハイビジョンの4倍、「8K」はフルハイビジョンの16倍の画素数なので、よりリアルで臨場感のある映像を楽しめます。
「4K」「8K」の基本情報は以下の記事にまとめていますので、まだご存知ない方はこちらをどうぞ。
「1分でわかる、「新4K8K衛星放送」とは? ウチで見るにはどうすればいいの?」
画質ばかりが注目されがちな新4K8K衛星放送ですが、映像美の秘密はそれだけではありません。美しい映像を支えるもうひとつの要因が「HDR」です。HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、映像が本来持っている明るさや色、コントラストを表現できる技術です。私たちが肉眼で見る風景は光の明るさにもさまざまな強弱がありますが、これまでの技術ではこの強弱が表現しきれず、白飛びなどが起こりがちでした。しかし、このHDR技術によって、明暗のコントラストをしっかりと表現することが可能になり、輝度の範囲が拡大。肉眼で見る感覚により近い映像を高精細に表現できるようになりました!
新4K8K衛星放送においてよくわからないのが、この「右旋(うせん)」と「左旋(させん)」という用語ではないでしょうか...。これは衛星から発信する電波の回り方を指しており、らせんの回転方向が進行方向に向かって右回りのものが「右旋(右旋円偏波)」、左回りのものが「左旋(左旋円偏波)」と呼ばれます。
これまでの衛星放送(BSデジタル放送など)では右旋を使っていましたが、日本が使用できるほとんどの衛星放送用周波数はすでに使用されていて、新4K8K衛星放送に使用する周波数を確保しきれなかったため、反対側の偏波面(左旋)も使うことになったというわけです。また、右旋と左旋では視聴できるチャンネルが異なります。
<BS右旋4K放送>
NHK BS4K、BS朝日 4K、BS-TBS 4K、BSテレ東 4K、BSフジ 4K、BS日テレ 4K(※)
※BS日テレ 4Kは2019年9月1日に実用放送開始予定
右旋では、NHKと民放キー局が提供する4K放送を無料(※)で視聴することができます。既にBSアンテナを設置しているご家庭でBS右旋4K放送を見る場合、新4K8K衛星放送の対応機器(テレビ・チューナー等)を用意すれば、ほとんどの家庭で大幅な設備改修は不要です。
※NHKの受信料(衛星契約)が別途必要です。
<BS左旋4K放送>
ザ・シネマ 4K、ショップチャンネル 4K、4K QVC、WOWOW(※)
<BS左旋8K放送>
NHK BS8K
<110度CS左旋4K放送>
JSPORTS 1(4K)、JSPORTS 2(4K)、JSPORTS 3(4K)、JSPORTS 4(4K)、日本映画+時代劇 4K、スターチャンネル 4K、スカチャン1 4K、スカチャン2 4K
※WOWOWは2020年12月1日に実用放送開始予定(2020年にチャンネル名を発表予定)
左旋では、映画やスポーツなどのいわゆる「専門チャンネル」を展開していて有料チャンネルが多いですが、臨場感を活かした見応えのあるコンテンツを視聴することができます。BS/110度CS左旋4K・8K放送を視聴したい場合は、新4K8K衛星放送の対応機器(テレビ・チューナー等)に加えて、高い周波数帯に対応したアンテナやケーブル等を準備する必要があります。
BS・110度CSの左旋円偏波の電波が新しく登場したことで気を付けないといけない点があります。
例えば、宅内の衛星放送用受信設備(ブースタや分配器等)が適切に施工されていない箇所があると、そこから電波が漏れ、ご家庭内の無線LAN(Wi-Fi)や他の無線サービス(モバイルルーター等)に影響を与えるおそれがあります。
その一方で、他の無線システムの電波が、衛星放送用受信設備の同軸ケーブルの接続部分等が露出している部分へ干渉して、放送が妨害を受ける(新4K8K衛星放送が視聴できない)可能性があります。
左旋円偏波を受信する受信設備の漏洩基準を定めるため法令が改正され、2018年4月から、基準に適合しない受信設備は違法となります。
衛星放送の受信の際には、この左旋円偏波の中間周波数の電波干渉防止のため、シールド性能が十分なF型コネクター等により接続する機器(SHマーク(※)登録機器等)の使用をオススメします。
※SHマーク:JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)で審査・登録されたシールド性能が高い機器に付されるマーク
前章までで述べましたが、新4K8K衛星放送、特にBS/110度CS左旋4K・8K放送のチャンネルを視聴するための準備は意外と大変。新たにアンテナを設置したり宅内配線を張り替えたりする場合、専門の工事が必要になり、お金も時間もそれなりにかかります。
そこで、「アンテナを設置せずに新4K8K衛星放送を手軽に楽しみたい!」という人には、光回線経由で視聴するのがおススメです。
例えばNTT西日本が提供する「フレッツ・テレビ」は、「フレッツ光」等の光回線を利用して、スカパーJSAT(株)が提供する放送サービスにより、地上/BS/CSデジタル放送などを受信できるサービス。すでにBS右旋4K放送の提供を開始しており、2019年夏以降にはBS/110度CS左旋4K・8K放送にも対応予定。つまり、「フレッツ・テレビ」なら、アンテナなし(※)で新4K8K衛星放送を楽しむことができます。
※アンテナで受信できるチャンネルが一部受信できない場合があります。
<提供イメージ>
アンテナでBS/110度CS左旋4K・8K放送を見るには、高い周波数帯域に対応した設備(ケーブル等)が必要なため、改修が必要となる場合があります。
<提供イメージ>
「フレッツ・テレビ」であれば、宅内の設備(ケーブルなど)が新4K8K衛星放送対応製品でない場合も、4K・8Kテレビ(※1)の前に有料の「専用アダプター(※3)」を設置することで、設備を大幅に変えずに新4K8K衛星放送が楽しめます。
なお、「フレッツ・テレビ」は一部の光コラボレーション事業者が提供するFTTHアクセスサービス〔コラボ光〕でもご利用できます。
※1テレビ本体で新4K8K衛星放送を受信可能な4Kテレビ・8Kテレビのことです。お持ちでない場合は、新4K8K衛星放送対応のチューナーと、4K対応テレビ・8K対応テレビの組み合わせでも視聴できます。
※2 お客さま宅内設備の状況によっては受信設備等の交換が必要になる場合があります。
※3 「専用アダプター」は2019年夏以降に有料にて提供予定です。
「フレッツ・テレビ」について、くわしくは以下のページをご覧くださいね。
「フレッツ・テレビ」の詳細についてはこちらから。
新4K8K衛星放送の美しい映像を視聴するには、最先端の技術と、それを支える設備が必要になります。対応機器や受信設備を準備して、新4K8K衛星放送の美しい映像を楽しみましょう!
【フレッツ・テレビについて】
・「フレッツ・テレビ」の利用にはNTT西日本が提供する電気通信サービス「フレッツ・テレビ伝送サービス」の契約と、スカパーJSAT(株)が提供する放送サービス「テレビ視聴サービス」の契約が必要です。
・「フレッツ・テレビ(フレッツ・テレビ伝送サービス)」の利用には「フレッツ 光ネクスト」等または光コラボレーション事業者が提供するFTTHアクセスサービス(コラボ光)の契約・料金が必要です。マンションタイプ等では利用できません。
・「フレッツ・テレビ」の提供エリアは大阪、和歌山、京都、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重、広島、岡山、徳島、香川、福岡、佐賀の各府県の一部地域です。エリアの詳細については0120-116-116にお問い合わせいただくかこちらをご確認ください。
・「フレッツ・テレビ」の利用は、原則として同一世帯の個人視聴目的に限ります。集合住宅等において、同一世帯以外での利用はできません。
・BS・CS(スカパー!)の有料放送の視聴には、別途提供事業者との契約(BS、スカパー!はB-CASカード/ACAS番号単位、スカパー!プレミアムサービス光はチューナー単位)・料金、対応機器が必要です。
・新4K8K衛星放送の視聴には対応機器、受信設備が必要です。お客さまの設備状況によって同軸ケーブルや分配器等の交換が必要になる場合があります。
・「フレッツ・テレビ」の利用にはフレッツ・テレビとフレッツ光等の月額利用料と初期費用が必要です。詳しくはこちらをご確認ください。
リモートワーク、オンラインゲーム、スマートフォンのWi-Fiなど日々の仕事や暮らしで安定して高速な光回線が求められています。
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