連載

ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ
公開日:2022.06.16
連載ネットの知恵袋 ネットの疑問あれこれ
この記事では、テレワークを始めるにあたって必要なものをご紹介していきます。
また、テレワークの生産性を向上させるものや、在宅でも快適に仕事をするために役立つものもピックアップしています。
これからテレワークを始める方だけでなく、すでにテレワークをしている方も、ここでご紹介するものをプラスすることで今までよりも仕事の生産性が上がるかもしれません。ぜひ最後までお付き合いください。
テレワークを始める上で最低限必要なものをご紹介します。
必要なものをご用意いただく際の「選び方のポイント」も解説していますので、後から見返せるようにこの記事を「お気に入りリスト」に登録しておいてくださいね。
※「お気に入りリスト」へ登録する際は、記事上部や下部にある「お気に入り」のボタンを押してください。
業種や仕事内容にもよりますが、基本的にテレワークにはパソコンが必須です。
(会社によっては貸与される場合があります)
現在パソコンをお持ちでなく、会社からの貸与もない場合はご自身で用意する必要があります。
パソコンを選ぶ上でのポイントや、パソコンの種類についてご説明していきますので、ご用意いただく際の参考にしてくださいね。
【選び方のポイント】
★テレワークをするために必要なOSを確認する
例:「Windows」 or 「macOS」
★予算や在宅スペース、希望するテレワーク環境に合ったパソコンタイプを選択する
例:「デスクトップパソコン」 or 「ノートパソコン」 or 「一体型パソコン」
★仕事をする上で必要なスペックを満たしているパソコンを選択する
※必要なスペックがご不明な場合は、会社の担当者や専門部署の方などにご確認ください
パソコンは大きく分けると、「デスクトップパソコン」「ノートパソコン」「一体型パソコン」の3つのタイプがあります。
デスクトップパソコン | パソコン本体とモニターが別々になっているタイプ。 別途、モニターやマウス、キーボードを用意する必要があります。 設置するのにスペースが必要というデメリットがあるものの、一般的にスペック(性能)は高め。また、パーツを追加・交換することによって機能を拡張することも可能。 |
---|---|
ノートパソコン | モニター・キーボード・本体が一体になっているタイプ。 別売りのマウスやキーボードを使用することもできますが、そのままでも使用可能。 持ち運びがしやすいため、気分転換のため場所を変えてテレワークをしたい方にはおすすめ。 |
一体型パソコン | パソコン本体とモニターが一体になっているタイプ。 デスクトップパソコンと同じく、マウスとキーボードを別で用意する必要があります。 デスクトップパソコンと比べて、スペースを取りにくく、配線が少ないメリットがありますが、パーツの交換がしにくいため拡張性は低め。 |
また、パソコンにはOS(オペレーティングシステム)という、パソコンを動かすために必要なソフトウェアが入っています。
主なOSには「Windows」と「macOS」があります。
会社で使用しているOSと異なるOSのパソコンを使うと、テレワークで仕事ができない場合がありますので、ご自身でご用意いただく際は注意してくださいね。
Windows | Microsoft社のOS。 日本の企業で一般的に使われており、すべてのパソコン用OSの中で大きなシェアを占めています。 |
---|---|
macOS | Apple社のOS。 シェアは低いものの、デザイナーやプログラマーなどクリエイター系の仕事をしている方によく使用されています。 |
テレワークにはパソコンだけでなく、パソコン用の周辺機器も必要。
特に、「マウス」「キーボード」「モニター」「イヤホンマイク」は、快適にテレワークを行う、テレワークの生産性を向上させるためには必要なものです。
このうち、「キーボード」「モニター」「イヤホンマイク」の3つについては、別の記事で具体的におすすめの商品もご紹介していますので、購入や買い替えを検討している方はぜひご覧ください。
ここではマウスの選び方のポイントとマウスの種類についてご説明しますね。
【選び方のポイント】
★予算や仕事内容に応じたスペックのマウスを選択する
画像編集・写真加工といった細かいマウス操作が求められるような仕事をしている方は、「レーザー式」や「BlueLED」など読み取り性能が高いものがおすすめ。
★特殊な付加機能がついているマウスを選択する
「横スクロール」や「ショートカットボタン」など、特殊な機能がついているマウスもあります。
一般的なマウスと比較すると値段は高くなりますが、「Microsoft Excel」や「Google スプレッドシート」などを使用されている方は、テレワークの生産性に大きな差が出るのでぜひご検討ください。
マウスには、接続方式や読み取り方式によってさまざまなタイプがあります。
<接続方式>
有線 | パソコンとマウスケーブルを直接接続するタイプ。 マウス自体の充電や電池が必要なく、比較的軽いのがメリット。 また、無線タイプと比べて安価なものが多いのも特徴。 |
---|---|
無線 | マウスケーブルなしで使用できるタイプ。 Bluetooth機能を使って接続する方式と、パソコンにUSB機器を差し込んで接続するレシーバー方式の2種類あります。 マウス自体の充電や電池が必要ですが、ケーブルがないため使い勝手は良いです。有線タイプと比べると値段は高め。 |
※有線・無線両用タイプもあります。
<読み取り方式>
光学式 | 他の読み取り方式のマウスと比較すると、安価なものが多い。 また、マウスの種類も多い。 |
---|---|
レーザー式 | 読み取り性能が高く、他のマウスが苦手とする光沢面での読み取りも得意。 高価なものが多いのがデメリット。 |
IR LED | 省電力性能の高さが1番のメリット。 電池交換式ではあるものの、約半年~1年ほど電池交換不要で使えるものもあります。 |
BlueLED | 値段の割に読み取り性能が高く、コストパフォーマンスが良いタイプ。 特殊な素材も光沢面以外は特に問題なく読み取りが可能。 |
また、マウスを使用する際には、マウスパッドを使用することをおすすめします。
仕事の生産性向上はもちろん、ストレスなくテレワークを行う上でもマウスパッドの存在は重要です。
マウスの種類によっては、デスクの素材が原因で操作性が著しく落ちる可能性があります。マウスパッドを使えば、マウスの読み取り性能を上げることができるので、マウスとあわせてご用意くださいね。
資料を作成するための調べものや、社内・社外の人とのやり取りなど、テレワークを行う上でインターネット環境は必要不可欠です。
ご自宅でインターネットができるようにするための方法は、主に2つ。
固定回線 | 回線事業者と契約し、インターネット環境を導入する方法。 通信速度や回線の安定性の面でメリットがあります。 基本的には1回で済むことがほとんどですが、工事の立ち会いが必要。 また、プロバイダー事業者との契約も必要です。 |
---|---|
モバイルWi-Fi | 携帯ショップや家電量販店などで契約できる、モバイルルーターを使用する方法。 工事やプロバイダー契約が要らないのがメリット。 ただし、電波やご利用状況によっては、通信速度や安定性の面で固定回線よりも使いづらくなることがあります。 |
【おすすめのインターネット環境】
テレワークのインターネット環境には、固定回線が断然おすすめ。
回線の速度や安定性はテレワークの生産性に大きく影響するため、インターネットがつながりにくく仕事がなかなか進まないと、ストレスも溜まってしまいます。
快適にテレワークを行うためにもぜひ導入していただきたい固定回線ですが、西日本エリアにお住まいの方には、西日本エリアでご契約数No.1光回線※のフレッツ光がおすすめ。
※ 2021年12月末時点の西日本エリア(北陸・東海・関西・中国・四国・九州)におけるFTTH契約数シェア(2022年3月18日総務省報道発表資料「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和3年度第3四半期(12月末))」に基づく(光コラボレーション事業者さまが提供するFTTHアクセスサービス(コラボ光)を含む))。
フレッツ光では、通常は別途お申し込みが必要なプロバイダー契約もまとめてできるプランをご提供しており、お手続きも簡単に行えます。
他にもNTT西日本では、最大概ね10Gbpsのプラン※もご提供しております。
※ 最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり実効速度を示すものではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。
インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。
ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。
ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。
テレワークはもちろん、動画やゲームなども快適にご利用いただける、ストレスフリーなステイホームにはぴったりのプランです!
テレワークを始めるにあたって、これからインターネット環境を導入される方も、現在他社の回線をご利用でテレワーク環境にご不満のある方も、この機会にぜひご検討ください。
個人情報やプライバシーに対する意識が年々高くなっている昨今、セキュリティーソフトもテレワークを行う上では必要なものです。
会社からパソコンを貸与される場合は、セキュリティーソフトの設定が不要なこともありますが、ご自身でパソコンを用意する場合は、セキュリティーソフトについてもご自身で用意する必要があります。
セキュリティーソフトには有料版と無料版がありますが、無料版では機能が限られており、安心してテレワークを行うためには有料版を使いたいところ...。
しかし、有料版のセキュリティーソフトだけでもたくさんの種類があり、選ぶだけでも一苦労...。
そんな方にはセキュリティ対策ツールがおすすめ!
セキュリティ対策ツールは、トレンドマイクロ社の「ウイルスバスター」と同等の機能があるもので、フレッツ光(フレッツ 光クロスを除く)をご利用の方には端末1台(1OS)分を標準装備※しております。
設定が難しいイメージのあるセキュリティーソフトですが、専門の窓口をご用意しサポートも行っておりますので、テレワークのインターネット回線にはフレッツ光をご検討ください。
※【標準装備の「セキュリティ対策ツール」について】
・「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」における標準装備のセキュリティー機能はパソコン(Windows OS、macOS)もしくはAndroid端末1台(1OS)分です。
・「光コラボレーション事業者が提供するFTTHアクセスサービス(コラボ光)(詳しくは【https://flets-w.com/collabo/】をご確認ください。)によっては、標準装備の「セキュリティ対策ツール」は含まれない場合があります。
・ご利用のパソコンまたはAndroid端末環境(OS等)やソフト等との相性により本機能が正常に動作しない場合があります。詳しくは[https://f-security.jp/v6/support/faq/faq_howto_require.html]をご覧ください。
・ご利用のパソコンまたはAndroid端末環境(OS等)やソフト等との相性により正常に動作しない場合があります。
・定義ファイルやプログラムは、対象の「フレッツ光」接続環境下でダウンロード・更新を行い、常に最新の状態にしていただく必要があります。
・セキュリティーに対する全ての脅威への対応を保証するものではありません。
・詳しくは[http://f-security.jp/]をご確認ください。
テレワークの生産性を上げるにあたって、おすすめのものを2つご紹介します。
どちらもテレワークをする上でどうしても必要なものではないですが、効率が上がることで快適に仕事ができるようになります。
とにかく業務の生産性を上げたい、効率良く仕事がしたいという方はぜひチェックしてください。
デュアルモニターとは、その名の通りモニターを2つ使うことです。
パソコンで仕事をしていて、複数のウィンドウの切替えが面倒に感じたことや、データを見ながら資料作成やチャット・メールを送りたいと思ったことはありませんか?
そんなときにデュアルモニターが役立ちます。
【デュアルモニターを使うメリット】
・ウィンドウ切替えの手間が少なくなる
・それぞれのモニターで別の作業ができる
・全画面表示や大きく表示できるウィンドウが増えることで、業務の効率が上がる
デュアルモニターに必要なものは以下の3つ。
・パソコン
・モニター
・ケーブル(パソコンとモニターを接続する)
すでにパソコンをお持ちの方は、モニターとケーブルだけご用意ください。
ケーブルには「HDMI」「Display Port」「DVI」などさまざまな種類があるので、パソコンとモニターの接続端子に合ったものを選んでくださいね。
また、パソコンの種類とOSにもよりますが、パソコンを2台お持ちであれば、ワイヤレス(無線)でデュアルモニターを実現することもできます。作業スペースを広く取るためにも、なるべく配線を少なくしたいという方にはおすすめの方法です。
パソコンとモニターの接続方法については、次の記事を参考にしてください。
■Q. パソコンに複数のディスプレイをつなぎたい - チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_pc-equipment60.html
仕事中のアイデア出しやちょっとしたことを書き留めるために、ノートやメモ用紙を使ったことはありませんか?
そんなときには電子メモがおすすめです。
テレワークをする上で、紙ではなく電子メモを使うメリットはたくさんあります。
【電子メモを使うメリット】
・パソコンやスマートフォンにデータとして転送できる
・グラフや図形などのテンプレート機能を使うことで、紙では書きにくいものもメモ化できる
・罫線や方眼など入力をサポートする機能により、可読性の高いメモが書ける
・大量のデータを保存できる
※上記の機能は電子メモの種類によってはついていないものもあります。
他にも電子メモを使うメリットはありますが、上に挙げた例を見るだけでもテレワークの生産性が向上するイメージが湧いてきませんか?
スマートフォンやタブレットを持っている方であれば、アプリを使うことですぐに実践可能なので、ぜひ試してみてください。
ここではテレワークの生産性を上げるためにやっておきたい、パソコンの操作についてご紹介します。
テレワークだけでなく、会社で仕事をするときにもそのまま使えるテクニックを紹介していますので、ぜひチェックしてください。
パソコンの設定を変えることで、テレワークの効率化を図ることができます。
設定できる項目はいくつもありますが、ここではほとんどの方に役立ちそうなものをご紹介します。
それはマウスとキーボードの操作性をご自身に合うように最適化することです。
パソコン操作の大半はマウスとキーボードで行うため、設定を変更することで一気に操作性が改善しますよ。
テレワークはもちろん、プライベートでパソコンを使うときにもストレスなく操作ができるようになるので、この機会にぜひ設定を見直してみてください。
具体的な設定方法については、次の記事を参考にしてくださいね。
■Q. マウスを使いやすくしたい - チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_pc-operate14.html
■Q. キーボードで文字を入力した時の反応を変更したい - チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_pc-operate31.html
業種によって異なるとは思いますが、仕事をする上でよく入力する言葉ってありますよね?
そんなよく使う言葉は、辞書登録してしまいましょう。
長い言葉や専門用語はもちろんですが、短い言葉であってもよく使う言葉であれば、登録することをおすすめします。辞書登録することで少しでも時間短縮につながり、また、誤入力を防ぐこともできます。(誤入力をしてしまうと訂正するのにも時間がかかってしまいます...)
他にも、変換が面倒なアルファベットを含む言葉も辞書登録するのがおすすめです。
すでに辞書登録している方も、さらなる生産性向上のためにあらためて登録内容を見直してみてくださいね。
辞書登録の方法については、次の記事をご参照ください。
■Q. 長いキーワードを簡単に入力できないの? - チエネッタ
https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_pc-operate56.html
仕事をする中でMicrosoft Office系のソフトを使用することや、メールや資料などの作成を行うことは多いと思います。
そのような作業を効率化させる上で、ショートカットキーの存在は欠かせません。
代表的なショートカットキーについては、この記事で紹介していますので確認してみてくださいね。
また、Windowsには「Windowsキー」を使ったショートカットもあります。別の記事で紹介していますので、気になった方はあわせてご覧ください。
ショートカットキーは上記のサイトでご紹介しているもの以外にもたくさんの種類があります。他のショートカットキーも習得して、さらにテレワークの生産性を向上させたいという方はぜひ調べてみてくださいね。
ここまでテレワーク初心者の方向けに、必要なものや生産性を上げるために役立つもの・テクニックをご紹介してきました。
その中でも、テレワークの生産性に大きく影響する固定回線はとても重要。
テレワーク経験者への意識調査を行ったこの記事のアンケートでも、約9割の方がインターネットの速度や安定性の重要さを実感したと回答しています。
速度や安定性が求められるテレワークの固定回線には、安心と信頼の実績のフレッツ光がおすすめです。
フレッツ光では、ご自身でルーターをご用意いただくことなくWi-Fi(オプションサービス)※1が使える上に、端末1台(1OS)分のセキュリティーソフトも標準装備※2しております。また、テレワーク中に回線や機器のトラブルが起こったときにも、専門のサポート窓口をご用意していますので、安心してご利用いただけます。
※1 Wi-Fiのご利用にはオプションサービスへのお申し込みが必要です。
※2 セキュリティーに対する全ての脅威への対応を保証するものではありません。
さらに、スマートフォンやパソコンなどで会社の電話番号での発着信が可能になる「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」※というサービスも提供しております。テレワーク時の電話連絡に関するたくさんの悩みを解決するおすすめのサービスです。
※【ひかりクラウド電話 for Microsoft Teamsについて】
・「ひかりクラウド電話」のご利用にはフレッツ光等、ひかり電話オフィスA(エース)、Microsoftのライセンスの契約・料金が必要です。
・現在お使いの番号を「ひかりクラウド電話」へ付け替える工事が必要です。付け替えた番号は元の電話機では利用できません。
フレッツ光は、安心かつ快適にご利用いただけるようさまざまなサービスを提供しておりますので、これからテレワークを行う、すでにテレワークを行っている方はぜひご検討くださいね。
※各社の社名および商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
※この記事は2022年6月16日現在の情報です。
ICTで、いつかを、いまに。
NTT西日本はICTの活用を通じて、豊かな社会の構築に貢献します。
今までもこれからも安定した通信「フレッツ光」を皆様にお届けしてまいります。
審査22-156-1
FrontRunner with ICT ~ICTで変わる未...
テクノロジー/2020.03.31