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公開日:2024.09.30

連載ネットのいろは

vol.61

10G(ギガ)光回線が必要な理由とは? おすすめユーザーと速さを活かすコツのご紹介

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最近、「光回線の10G(ギガ)インターネット」の広告をみる機会が増えていませんか。
高速回線で話題になっていますが、「今、利用している回線で通信が遅い時もあるけれど、深刻なレベルではない」など、興味があってもご自身にとって必要なスペックなのか迷ってしまいますよね。

10G(ギガ)回線はゲーム機やスマホ、パソコン等、複数の端末で同時にインターネット接続する方におすすめです。
その理由と10G(ギガ)回線ならではの速さの秘訣を解説します。

110G(ギガ)回線が必要になってくる理由

今、ご自宅にインターネットと接続できる端末はどれくらいあるでしょうか?
パソコンやスマホに加えて、テレビやゲーム機、見守りカメラに調理家電…いくつも使っている方が多いのではないでしょうか。

ICTの発展により通信端末以外のモノがインターネットに繋がることは年々「当たり前」になっています。それに伴って通信するデータ量(トラフィック)も増加し、今後も右肩上がりで増加すると予想されています。

家の中にはインターネットへ接続できる端末がたくさん

複数端末の同時接続やデータ量の増加によって起こりうる速度低下や通信の混雑といった影響。それを解消するカギとなるのが、通信速度です。

インターネット回線の通信速度が大きくなると一度に通信できるデータ量が多くなります。そのため、1回線の契約で複数の端末を同時にインターネットへ接続する際、1端末あたりの通信量を確保しやすくなります。「同時接続」や「大容量通信」を行う際には最大通信速度が大きい回線の方が安定しやすく遅延は起きにくいのです。

また、4K8Kまで楽しめる高画質な動画視聴や滑らかに映像が切り替わるオンラインゲーム、リアルタイムでのWeb通話等、何かひとつを楽しむ場合でもデータ通信量は以前と比べると増えているといえます。

このように同時接続や大容量通信が前提になるからこそ、10G(ギガ)回線の必要性は高まっています。生活の基盤を整えるために自宅のインターネット回線を高速化してみてはいかがでしょうか。

・10G(ギガ)回線とは

10Gbpsの「通信速度」を表しており、速度の単位「Gbps(ギガビーピーエス)」の頭文字のGを取って10ギガと呼ばれています。
光回線で提供されているサービスの速度は1Gbps~10Gbpsがほとんど。
数が大きいほど送受信できるデータ量が多くなり、インターネットの通信速度は速くなります。1秒あたりに転送できるデータ量は1,000Mbps=1Gbpsとなり、理論上10Gbpsは1Gbps回線の10倍の速さになります。
詳しくはこちら:https://flets-w.com/chienetta/lifestyle/atr_about-10gbps-optical-fiber-line.html

2利用シーンでチェックする10G(ギガ)回線はこんな方におすすめ

10G(ギガ)回線は「インターネットをヘビーに使いたい方」「家族や同居人など一緒に暮らす人たちそれぞれが好きなことをして楽しみたい」そんな方に選んでいただきたいスペックです。
通信速度が遅いといったストレスを感じにくく、それぞれがインターネットを通してやりたいことを叶えるために最適です。

あなたのインターネット利用シーンに当てはまるかチェック!

10Gbps回線がおすすめの利用シーン

いかがですか?この中に当てはまる方はぜひ、10G(ギガ)回線を候補にインターネット回線を選んでみてください。

310G(ギガ)回線を最大限に活かす3つのポイント

1Gbps回線と比較すると、最大通信速度は10倍のスペックとなる10G(ギガ)回線。
※1Gbps/10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり実効速度を示すものではありません。

あくまで理論上の数字ではありますが、例えば動画のダウンロード等にかかる時間がこれまでの1/10という計算になります。
できるだけ実効速度を10Gbpsに近づけるためには、接続方法、Wi-Fi、LANケーブルそれぞれの周辺技術についてもみてみましょう。
高スペックを活かすためには回線だけでなく、環境を整えることも重要なのです。

速さを実現させるための3つのポイント

1. 夜間に繋がりが悪い…通信のボトルネックをIPoE方式(IPv6)で解消

10G(ギガ)回線ではインターネットへの接続方式として「IPoE方式(IPv6)」を利用できます。
多くの人や端末が同時に接続することで大量のデータをやり取りする際に、混雑の要因となる「ネットワーク終端装置」を介さず直接プロバイダーにアクセスしてインターネットへ接続するため、「夜間帯にネットに繋がりにくい」といったようなことが起こりにくくなります。
また、従来方式「PPPoE方式」でのインターネット接続の通信速度(理論値)は1Gbpsであるのに対し、IPoE方式では10Gbpsに対応しています。
詳しくはこちら:https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/nrt_ser-cat36_what-is-ipoe.html

2. 複数端末接続でも安心 体感速度を重視したWi-Fi 6に対応

「IEEE802.11ax」規格に対応した第6世代のWi-Fi(通称:Wi-Fi 6)。高速通信、同時接続に強く、5GHz帯と2.4GHz帯2つの周波数帯が利用できる強みをもつWi-Fi規格です。理論上の最大通信速度は9.6Gbpsと前の規格よりも約1.4倍高速化。さらに端末とWi-Fi間で一定時間あたりに処理される実際のデータ転送量の向上をめざして開発されており、ユーザーの実生活における体感速度の向上を重視しているのが特長です。特に複数端末を接続した際のデータ通信に強い新技術も搭載されており、10G(ギガ)回線の通信をみんなで分け合うのに最適です。
詳しくはこちら:https://flets-w.com/chienetta/lifestyle/nrt_ser-cat36_increased-transmission-speed-with-wifi6.html

3. 有線回線でより速く! 10Gbps対応のLANケーブルが使える

インターネットの速度を重視するシーンではWi-Fiよりも有線接続の方が通信は安定しやすくなります。Wi-Fiルーターと通信端末の間にある障害物・距離・電波干渉といった問題がクリアになるためですが、有線接続に使用するLANケーブルにも種類があります。LANケーブルは通信速度や周波数等の違いにより、「カテゴリー」と呼ばれる規格に分類。数字が大きくなればなるほど通信速度が速く、伝送帯域が広くなります。
10Gbpsの速度を活かしながら安定した通信を行うためにはカテゴリー6A(Cat6A)以上のLANケーブルが必要です。
詳しくはこちら:https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/cb_other62.html
※LANポート(LANケーブルの差し込み口)の規格が10GBASE-Tに対応している必要があります。また通信端末側にも10GBASE-Tに対応するLANカードやイーサーネットアダプター等が必要です。

このように回線そのものの通信速度に加えて、通信に関連する向上した技術や機器を利用できるのが10Gbps回線の強みとなっています。

4NTT西日本の光回線でも10G(ギガ)回線を提供中

接続環境を整えることで、スペックそのものがもつ速度性能を最大限に発揮し、さまざまな用途にも応えてくれる10G(ギガ)回線。

例えばNTT西日本からは、最大概ね10G(ギガ)※1スペックのサービスとして「フレッツ 光クロス(FTTHアクセスサービス)」を提供しています。※2

「フレッツ 光クロス」は先ほど紹介したIPoE方式(IPv6)での接続を選択していただくことが可能です。
Wi-Fiについてはホームゲートウェイ(「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ」)の有料レンタルがあります。通信速度最大概ね10Gbps(有線接続時)に対応したルーターであり、無線機能を有しており、別でWi-Fi 6対応ルーターを購入する必要がありません。

※1技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。ご利用環境とは、パソコンやルーター等の接続機器の機能・処理能力、電波の影響等のことです。ご利用状況とは、回線の混雑状況やご利用時間帯等のことです。
※2インターネットのご利用には、プロバイダーとの契約・料金が必要です。

*インターネット(IPv6 IPoE)接続方式、およびインターネット(IPv6 PPPoE)接続方式では、IPv4のみに対応したインターネットサイト等はご利用いただけません。IPv4のみに対応したインターネットサイト等をご利用いただく場合には、プロバイダーにより提供されるIPv4 over IPv6を利用したインターネット(IPv6 IPoE)接続方式、もしくはインターネット(IPv4 PPPoE)接続方式でのご利用が必要となります。詳細については、プロバイダーへお問い合わせください。


現在、Wi-Fi 6対応のルーターは数多く販売されており、価格帯も数千円~数万円と幅が広くなっています。どのルーターが良いのか、選ぶのは詳しくないと難しいですよね。
「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ」はレンタルなので使用中に故障等困ったことがあっても修理や交換等の対応があるので10G(ギガ)回線の導入ハードルが下がるのは利点ではないでしょうか。
「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ」は10GBASE-Tに対応したポートをWAN側、LAN側各1ポートずつ備えているので、有線接続でゲームを楽しみたい、という方にもおすすめですよ。

NTT西日本から光回線を借り受けてサービスを提供している光コラボレーション事業者の「コラボ光」からも最大概ね10Gbpsスペックのサービスが提供されています。

「フレッツ 光クロス」の対象エリアは今後拡大予定です。今のところご利用いただけるエリアが限られているデメリットもありますが、今後の展開にご期待ください。

「ひかり電話(IP電話サービス)」や「フレッツ・テレビ」等のフレッツ光 オプションサービスをあわせてお使いいただけます。今、フレッツ光で使っているオプションサービスを継続したい、そんな方にも安心です。

※一部ご利用いただけないオプションサービスがあります。対象のオプションサービスはこちらからご確認いただくか、各オプションサービスのホームページにてご確認ください。

※本文に記載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
※この記事は2024年8月8日現在の情報です。

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チエネッタ編集部

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インターネットを楽しく・便利に使うための情報を発信しています。Wi-Fiを使った節約術や、パソコンの便利な操作方法など、暮らしに役立つ「チエ」と、会話を盛り上げる「ネタ」をお届けします。
運営会社:NTT西日本

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